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ネットワーク機器のシェアについて

技術営業部の大原です。

今回のテーマは、サーバの話題から少し離れ、各メーカーが提供しているネットワーク機器に関する内容です。
ルーターやスイッチ・APなどのそれぞれのシェアについて、個人的な感想を踏まえて記載していきます。

※本稿の一部内容は以下より引用
【ネットワークの実態調査 2015】
http://corporate.nikkeibp.co.jp/info/newsrelease/20150629.shtml

■ ルータ部門

ルーター

1位ヤマハ社、2位シスコシステムズ社、バッファロー社と続いていますが、ヤマハ社のリードが目立ちますね。
ヤマハ社と言えば「RTXシリーズ」が有名ですね。SOHOや中小企業でも数多く導入されており、情シス担当に愛用されているのが多いかと思われます。

理由としては、

  • マネージドルータとしては求めやすい価格
  • 24365年間保守サービスも低価格
  • 設定に関する情報も多く出回っている 等

コストパフォーマンスが良いのが理由かと思います。

また最近ではルーティング機能に加え、

  • 透過型FWとしてネットワーク変更無しでURLフィルタリングが可能になる「FWX120」
  • 社内のスイッチやAP等の機器を、GUIでLANマップとして統合管理できる「RTX1210」

上記のような製品が提供されているので、UTMまでは必要ないが、ルータ+αセキュリティ機能を求めている企業にはオススメではないでしょうか?

■ UTM部門

UTM

1位はフォーティネット社(27.4%)となっており、シェア比率としては大きく他社と引き離しています。
日本市場としては、出荷台数・売上高ともに10年連続シェア№1だそうです。さすがUTMのパイオニアということだけありますね。

フォーティネット社が提供するFortiGateシリーズは、
先述のヤマハ社と同様、SOHOや中小企業、ホスティングサービス事業者でも多く利用されています。
(ちなみに弊社のホスティングサービスにも、FortiGateシリーズを利用させていただいています。)

シェア首位の理由としては、
FW、Anti-Virus、VPN、IDS/IPS、スパムメール対策、WEBフィルタリングなど、複数のセキュリティ機能をいち早く統合し、
1台のアプライアンスで稼働できるよう具現化したのが「FortiGate」だそうで、それが功を成し、
現在のUTM市場に浸透していったのが理由なのかなと思っています。

また最近では、マイナンバーのセキュリティ対策の影響もあり、様々なアプライアンスベンダーがUTM市場の参入に乗り出しています。
※ちなみに「次世代ファイアウォール」と呼ばれる製品がありますが、明確にはUTMとの定義の違いはありません。強いて挙げるなら、メイン機能はFW機能、オプション機能でUTM機能かと思っています。

■ AP部門 (自律型)

AP自律型

上記は、単体稼働するAP製品のとシェアとなっています。(単体稼働するAPを「自律型」といいます。)
一部署のNW環境を無線化し、10~20名程度の使用であれば比較的低価格である、バッファロー社がコストパフォーマンスに適しています。

■ AP部門 (集中管理型)

AP集中管理

上記は、AP+無線LANコントローラー機能付き製品のシェアとなっています。
自律型製品のシェアとは打って変わり、シスコシステムズ社のAPがシェアされています。

現在では他社製品でも採用されている

  • MIMO(Multi-Input Multi-Output)
  • チャネルボンディング
  • デュアルバンド
  • ワイヤレスコントローラーでの集中管理による、電波干渉帯を回避 等

上記の機能は、シスコシステムズ社が業界初と言われています。
また他社と比較すると、製品価格も高く設定されていますが、空港・球場・病院・学校など、いわゆる大型施設を中心に導入されており、
そういった事例も相まって、シェアと信頼性に大きく影響しているかと思います。

■ スイッチ部門 (アクセススイッチ/エッジスイッチ)

エッジ

エッジスイッチ部分はバッファロー社が1位となっています。他社製品と比較して低価格なので、故障しても修理せずに、そのまま新規購入して交換する企業が多いように思えます。
(某電化製品ショップでも沢山販売されてます。)

■ スイッチ部門 (L2スイッチ)

L2

■ スイッチ部門 (L3スイッチ)

L3

L2スイッチ部門では、1位がシスコシステムズ社、2位にアライドテレシス社と続いていますが、
L3スイッチ部門では、他社を圧倒的に引き離し、シェア1位となっています。

主に「Catalyst」の導入が大半かと思いますが、シスコシステムズ社の製品には、大半が「Cisco IOS」という優秀なソフトウェアが搭載されており、
Catalystを導入している企業は、リプレース後もCatalystを選定する傾向が多いそうです。あのCLIが好きな、いわゆる「Catalyst職人」も存在するそうです。
(ちなみにAppleのiOSとは全く無関係です。)

■まとめ

以上、ネットワーク機器のシェアに関して見解を書いていきました。
ただし、あくまで今回はシェアのお話しになので、実際は企業のNW環境や予算に合わせて、導入するのが一番だと考えています。

 

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この記事をかいた人

About the author

ohara

通信業界で法人向けのNWサービス・OA機器・グループウェアなどの、IT製品の導入を担当するセールスとしてキャリアをスタート。

その後、SIer系のデータセンター事業会社で、物理サーバー / ホスティングサービスのプリセールスエンジニア、SaaS型のSFA / CRM・BtoB向けのEコマースなどのカスタマーエンジニアを経て、現在のビヨンドへ入社。

現在は、アジアのシリコンバレー中国・深圳に駐在して、中国のハードウェア / ソフトウェアの輸出入貿易・卸売代理店してます。

所有資格:AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)・簿記二級