サイバーレンジ演習に参加してきました
システムソリューション部の指原です。
先日6/20に株式会社Niサイバーセキュリティ様が開催するサイバーレンジ演習に参加してきました。
個人としても非常に勉強になりましたので、簡単に概要を記載します。
サイバーレンジって?
Cyberbit Range - サイバーレンジ -
サイバー攻撃にどう対応するかに着目したシミュレーショントレーニングプラットフォームイスラエル国軍のために開発され、英国、スイス、シンガポール政府等世界15を超える機関が採用している、サイバー戦争シミュレーションプラットフォームです。
同社は、戦闘機パイロット向けのフライトシミュレーターで世界トップクラスのシェアを持ち、そのノウハウを活かした実践的なサイバーディフェンスのためのシミュレーション教育を提供しています。
引用:サイバーレンジ - Niサイバーセキュリティ
簡単に言えば
サイバー攻撃を受けたときにどうすればいいの?
サイバー攻撃を受けた後の対応ってどうすればいいの?
といった内容を実践形式で学ぶ演習です。
演習内容
演習中に発生するあらゆるインシデントを対応していきます。
そのインシデントの中で優先度や、対応方針を決定し、対応していくといった内容です。
基本的にチーム体制で行うのですが、各員3つの役割に分担されます。
役割はざっくり以下のような感じです。
- アラートアナリスト
インシデントを監視し、いつ・どこで・何が起きたかを確認する。
- インシデントレスポンダー
インシデント発生時に実際に対応を行う。
- コマンダー
インシデントや各員の動きを管理・報告。
私は1回目は普段からやっているインシデントレスポンダー。
2回目はアラートアナリストをやりました。
演習の所感
本格的に攻撃を仕掛けてくるのでやはり難しかったです。
どう対応したら良いかはある程度判断がつくのですが、数が多いので、確認をしているうちに別のサーバが攻撃されてしまうという事が発生してしまっていました。
メンバーが同じサーバを見ていたり、手持無沙汰になってしまうメンバーもいたりで情報の共有は大切だと実感しました。
運用をしていると実際にこのような攻撃も起こりうるため、非常に勉強になりました。
機会があれば参加してみてください!