社内制度で英語研修をするIT企業の狙いとは?
目次
こんにちは。
いつの間にか英語研修の担当者になっていた、システムソリューション部の菊池です。
ビヨンドには英語研修という社内制度があり、業務時間内に『オンライン』で英語を教わっています。
英語研修は毎週2回開催されています。
今回は『なぜIT企業であるビヨンドが英語研修をしているのか』について、
英語研修係として考えたことを記事にしました。
研修係が考える『IT企業ビヨンドが英語研修をする理由』
結論から言いますと、
『企業理念に沿って行動し、企業ミッションを達成するため』だと考えます。
『英語研修をする理由』を考えたきっかけ
私が英語研修をする理由を考えるようになったきっかけは、英語研修係になったことです。
実は私は英語研修係になるまで、なぜ自分の会社が英語研修をしているのか考えたことがありませんでした。
なぜかというと、私が入社した1年前には英語研修は既に社内制度として存在していたからです。
(英語研修が始まったのは3年前だそうです)
そのため今までの私は
「この会社は英語を勉強したい人のために英語研修を行っているんだな~」
としか思っておらず、何の目的で英語研修をしているのか特に気にしていませんでした。
しかし今は英語研修をしている目的を知る・考える必要があります。
なぜなら
「無料で英会話を受けられるなんてお得!!」
という考え(+参加者が居な過ぎたのである種の使命感が生まれ…)から英語研修ヘビーユーザーだった私は、
当時のほぼ出席者がいない状態の中では目立った存在となり、英語研修係に任命されたからです。
そのため英語研修係として社員に英語研修への参加を促す立場になり、
「英語研修に参加してください!」と声をかけているからには、
英語研修をしている目的を把握する必要があると感じました。
社長に聞いた『英語研修をはじめた理由』
そもそもなぜお金を払ってまで英語研修を始めたのか。
社長に聞いてみたところ、返ってきた答えは予想以上に感動的でした。
ビヨンドが英語研修を始めた理由は、『カナダに支店をつくるという目標を達成するため』だったそうです。
(カナダに支店を作るために、「カナダの公用語である英語は使えるようになっとこう!」みたいな感じだったのではないかなと推測しています)
カナダに支店を作るという目標を達成している今、
カナダに支店を作る目標に向かって一致団結していた当時のことを想像すると感動を覚えます。
しかし目標を達成したということは、英語研修をはじめた理由もひと段落ついたということになります。
ではひと段落ついた今も英語研修を続ける必要があるのか?
私を含め英語研修係はやっぱりあると思っています。
※カナダオフィスの外観写真
【結論】なぜ英語研修をするのか
最初に書いた通り英語研修係である私が考える『ビヨンドが英語研修をする理由』は
弊社の「企業理念」である共に創り支え続ける
という考えに沿って行動し、弊社の「ミッション」である世界を少し「楽」にする
を達成するためではないかと考えます。
企業理念の「共に創り支え続ける」の『共に』には、
お客様やパートナー様はもちろん一緒に働くビヨンドの社員同士も含まれています。
上述の通り弊社には現在カナダ支店があり、現時点で現地採用で入社した社員は2名います。
現段階ではカナダ支店に日本語が話せないメンバーはいませんが、
いつかは英語でのコミュニケーションが必要な方が入社する可能性はあります。
そうなった時、共に創る仲間とコミュニケーションをとるために、
英語でのコミュニケーションが出来るようになっておく必要があると考えます。
ではなぜビヨンドはカナダに支店があるのか?
カナダ支店を作った目的は『時差で夜勤をなくすこと』ですが、それだけでなく
『世界を少し楽にする』というミッションにあるよう「世界」を舞台とするためです。
世界を楽にするためには、世界共通語である英語を使う場面が出てきます。
ビヨンドがミッション達成を目指すためには、英語力も求められるようになっていきます。
以上が英語研修係である私が考える、弊社が英語研修を行う理由です。
【おまけ】結論に至ったきっかけは社員の声
先日、以前に社員全員にとった「英語研修に関するアンケート」の回答を見る機会がありました。
アンケート項目には下記のようなものがありました。(アンケート結果をゆるく添えて紹介します)
- 業務で英語を使用するか (約9割が『少し必要だと思う』または『必須』という結果)
- 英語学習に興味があるか (約8割が『ある』という結果)
- 英語学習に興味がある理由 (仕事で使う英語のドキュメントを読めるようになりたい、人生の選択肢を広げたい、多国籍な方と交流したい、留学で得た英語力をキープしたい、外国人の同僚が増えるから 等様々)
- 英語研修に求めること (外国の文化を知りたい、初級から学びたい、話す機会がほしい、プログラミングで役立つ英語を学びたい、ビジネス会話を学びたい、リーディングをしたい 等様々)
結果を見た第一印象は『いろいろあるな』でした。
業務で英語を使うか、英語学習への興味、英語を学びたい理由、英語研修に求めること…
それぞれに対して様々な意見がある中で、社員全員が英語研修に参加する理由は何だろうと考えていました。
※全員参加は6月からの新制度です(既に十分な英語力がある社員は除く)
そんな時に英語研修ミーティングで社長が言った「企業理念・ミッション」という言葉を聞いて、
参加者全員に唯一共通していることは、同じ「企業理念・ミッション」のもとで仕事をしていること
だと分かりました。
なのでビヨンドの社員が共通で掲げる『共に創り支え続ける・世界を少し楽にする』を目指すために、
業務の一環として英語研修を受けて「理念・ミッション」に必要なことを学んでいくのだと思いました。
みんなの前で英語を話すのは恥ずかしいと感じる方も居ると思うのですが、
(私がそうなので…)
『世界で共に創る』ためには複数人の前で英語を話す機会が出てくると思うので、
英語研修で練習していけたら良いのではないかと感じています。
(英語研修は好きなだけ間違えられる場所なので!)
【おまけ2】弊社の英語研修の概要を紹介
弊社の英語研修は、現時点では下記のように運営しています!
日時:
毎週水曜 12:30~13:15 / 毎週木曜 12:30~13:15
※業務時間内に実施しています
クラス分け:
初級クラス(水曜日) / 中・上級クラス(木曜日)
先生:
まあやさん(弊社取締役の知り合い)
⇒現在はアメリカ人の旦那さんとアメリカに住んでいます。
なのでオンラインで英語を教えてもらっています^^
まあや先生の旦那さんもIT業界で働いているので、IT用語もばっちりみたいです!
現在は上記のような英語研修に、英語学習が必要な方は全員が月に1回は参加する決まりで運営しています。
最後に
本記事では英語研修の目的を理念・ミッションに焦点をあてて紹介しましたが、
エンジニア・IT業界で仕事をする際に、英語の一次情報にふれられることはとても有利になります。
またいつか英語研修についての記事を公開できたらと思います。
本記事の内容が英語研修導入を考えている企業様等のお役に立てれば幸いです。