【クラウドPOSレジ】SquareでECサイトを作成する方法【ネットショップ】
技術営業部の大原です。
今回は クレジットカード決済・クラウドPOSレジのサービスを提供する
「Square(スクエア)」を使ってECサイトを作成してみます。
(2021年6月時点の情報です)
Square の概要・機能について
ECサイトだと「Shopify(ショッピファイ)」が日本国内でも多く普及されてきてますが、
この Square には、クレジットカード決済・POSレジ機能・ネットショップ作成など、
Square を使うだけで、店頭販売・ネットショップのビジネス運営に必要なすべての機能が揃うようになっています。
※ ちなみにSquareの創業者は、Twitterの創業者と同じです。
● 主な機能
・クレジットカード決済 / POSレジ機能 / ネットショップページ作成 / 請求書発行 など
・外部サービス / システムと連携させる用途で Square API が公開されているので APIを使った連携・開発ができる
(例:会計システムのデータベース連携 や 予約システムとの連携 など)
・商品の売上料金は 最短で翌営業日に入金される
・日本では三井住友銀行・みずほ銀行と提携している
● 利用料金
・初期費用:0円
・月額費用:決済手数料のみ(3.25%)
※ 決済用のリーダーやレジを利用する場合には、別途 端末の購入費用が必要です。
まずは Square のアカウント登録から
Squareを利用するには、先にアカウントを作成(無料)が必要です。
ログイン用のID/PASSのほか、会社事業・入金先の口座情報 などを登録したあとに、Square側で利用可否の審査があります。
(審査開始 ~ 利用開始まで、最短だと その日の内に カード決済機能を利用することができます)
Square で ECサイトを作成する手順
これが Square の管理画面(ダッシュボード)です。
システムに詳しくない方でも 分かりやすく操作しやすいデザインになっています。
キャプチャの左下にある「オンラインビジネス」の箇所をクリックすると、ネットショップ作成のページへ移動します。
ネットショップを作成して公開するには上記の赤枠部分を設定するだけです。ショップの情報や商品登録も 直感的に操作できるようになっています。
またネットショップで公開されるドメインは、Squareのサブドメイン or 独自ドメイン(持ち込みも可)を設定することができます。
< おまけ > リンク型の決済コードを発行する方法
実は Square にも リンク型のクレカ決済機能があります。
この機能を使うとネットショップを作成せずとも、相手にメールやSNSなどで共有して、商品を売買・料金を受け取ることができます。
キャプチャの左下にある「オンラインチェックアウト」の箇所をクリックすると、リンク型の決済コードを発行することができます。
商品名・料金・画像などを登録し「リンクを作成」をクリックします。
リンク型の決済コードを発行はコレだけです。
あとは商品を買ってほしい人に、リンク(URL)をメールやSNSなどで共有するだけです。
ちなみに 商品の購入者側の入力画面は上記のような画面です。
購入者側は購入者の情報・カード情報を入力すれば、商品の購入・決済が完了です。
まとめ
Square だと ネットショップをページ作成・決済の設定・Webサイトを公開するまでのフローであれば、
ソースコードを書いたり、プログラミングの知識は一切必要ありません。
「これからネットショップを開業したい」「オンラインビジネスを始めたい」という方の参考になれば嬉しいです。