【NaaS】マルチクラウド接続サービス「Megaport」の特徴
技術営業部の大原です。
今回は マルチクラウド接続サービス「Megaport(メガポート) 」の特徴について記載します。
Megaport(メガポート) は SD-WAN ゲートウェイ・仮想ルーター・統合トランジットゲートウェイを提供する Network as a Service(NaaS)です。Megaport のグローバルネットワークを使用することで、任意のロケーション間 または クラウドサービスプロバイダー(CSP)に、プライベートな Point to Point のネットワーク環境を構築できます。
Megaport の特徴
● Megaport(物理ポート)
Megaport ネットワークと接続するための 高速イーサネットインタフェース(1Gbps / 10Gbps / 100Gbps)で、Megaportを入り口にして世界中のデータセンターやクラウドサービスと簡単に接続します。
● Virtual Cross Connect(VXC)
Megaport と AWS や Azure・GCP・OCI などの クラウドサービスを、瞬時に Point-to-Point 接続する仮想イーサネット回線です。Megaport 間を接続するために、企業WANのバックボーンネットワーク や バックアップネットワークとして活用します。
● MCR(Megaport Cloud Router)
Megaport ネットワーク内で利用する仮想ルーターです。MCR を利用することで、コロケーションサービス や ネットワーク機器の手配・購入することなく、瞬時にマルチクラウド環境を構築できます。
まとめ
海外展開している企業だと、それぞれの国・拠点で インフラ・ネットワークが違うことが多いです。
しかし、Megaport を利用することで、今まで難しかった 別々のクラウド間でのネットワーク接続が簡単になるので、例えば、日本拠点 と 海外拠点で それぞれ利用されている、クラウド間でネットワーク接続・データ連携ができるようになります。