【社内勉強会レポート】Terraform 入門ハンズオンを開催しました!
こんにちは、キタです
春の季節が過ぎようとしていますね。(はやい)
今年もたくさんの新卒の方に入ってきてもらえて、和気あいあいとしながら研修をしています。
質問も積極的にしてくれていて、すごく充実した研修が出来ているな~と感じています。
さて、今回は社内メンバーから希望があった Terraform 入門の社内勉強会を開催しましたので、そのレポートと振り返りをしたいと思います。
はじめに
クラウドインフラの構築・運用において、「Infrastructure as Code(IaC)」の重要性がますます高まっています。
そうした中、当社でもインフラ自動化の理解を深めるため、社内勉強会「Terraform入門ハンズオン」を開催してみました。
かく言う私も、Terraformを本格的に触り始めたのは、ほんの数か月前で、上長のねずみさんに、今もたまに教えて貰いながら勉強をしています。
本記事では、勉強会の開催背景や当日の内容、参加者の声、今後の取り組みについてご紹介します。
なぜTerraformを学ぶのか
従来のインフラ構築は手動で行うことが多く、作業ミスや属人化、再現性のなさが課題となっていました。
Terraformは、クラウドのインフラ構成をコードで管理できるツールで、以下のようなメリットがあります。
- 作業の再現性とスピードの向上
- インフラの状態をコードとして可視化・バージョン管理可能
- 手順の標準化による属人化の解消
このような背景から、Terraform は社内でも注目・活用されている技術でした。
インフラ構築・管理について各部署のメンバーが知見をつけることにより、組織全体での技術力向上に少しでも貢献できると考え、勉強会の題材としました。
勉強会は、社内で参加者を募り、オフライン・オンラインのハイブリッドで開催しました。
教材には、個人的に作成したAWS初心者向けのハンズオンリポジトリを利用しています。
https://github.com/shinkitada/education-terraform
勉強会開催の目的
今回の社内勉強会では、Terraformをまだ触ったことのない方を対象に、以下のような目的をもって実施しました。
- インフラ構築の自動化に対する理解を深める
- Terraform の基礎スキルを身につける
- 社内の技術の向上
目的意識を持ち、ターゲットを絞ることで
参加者が望んでいるものとのミスマッチを防ぐことが出来たかなと思います。
ハンズオン内容
前半後半に分けて IaC とTerraformの基本概念について、スライドとデモを交えながら解説しました。
- IaC と Terraform の概要
- 基本操作の解説と実践
前半は座学、後半はハンズオン形式で、実際にVPCやEC2インスタンスを構築する演習を行いました。
CLI操作を通じて、インフラをコードで簡単に構築・再構築できる体験に、参加者からは驚きの声も多く上がりました。
【Terraform入門コース】IaC と Terraform の概要
参加者の声
非エンジニアの営業や、開発のエンジニアの方も参加していただいたのですが、
勉強会後には以下のようなお声を頂けました。
- 「Terraformは難しそうな印象だったが、実際に触ってみて楽しかった」
- 「applyだけでリソースが一括作成されて感動した」
- 「業務で使ってみたいと思える内容だった」
- 「エンジニアじゃなくても理解できる構成でありがたかった」
所感としては IaC に対しての意識的なハードルを少しでも下げれたのかな~と思ったので、実施してみてよかったです。
今後の展望
今後は、今回の入門編に続いて、様々な勉強会の実施を予定しています。
また、それらもブログにしていく予定です。
おわりに
Terraformはインフラ構築の在り方を大きく変える力を持つツールです。
今回の勉強会を通じて、IaCの概念と実践的なスキルに触れることで、社内でも着実に理解が進んだと実感しました。
今後も継続してこうした学びの機会を共有する場を築いていければと思います!!