【マネジャーインタビュー】営業部長が語る!「お客様ファースト」を支えるホスピタリティとチームワーク
目次
こんにちは、広報の小松です。
今回お届けするのは、マネージャーインタビュー企画第5弾です。
営業部長である中内さんのインタビュー内容をお届けします!
これまでのマネージャーインタビュー企画の記事は下記からご覧ください!
【マネージャーインタビュー】カナダでサーバー運用を担う、Beyond GTAとは?
ビヨンドの魅力とは何でしょうか
中内さん:ビヨンドは、リモートワークであったり、働き方に関する制度が比較的多くあり、柔軟な働き方ができる会社だと思います。また、会社は学校とは違うので気の合わない人とも普通に関わっていかないといけないと思いますが、今のビヨンドで関わっている方は仮に学校であったとしても、友達になるだろうなと感じる方が多くいます。
入社してから十数年経ってますが人間関係で苦労した、しんどい思いをしたことは一度もありません。仕事でよく関わるメンバーの中に一人でも嫌な人がいれば正直会社に行くことすら嫌になると思います。結局運の問題もあるかもしれませんが、今のビヨンドはありがたいことに人に恵まれていますね。
また、それぞれが自分ごとと捉えて責任感を持って仕事に取り組んでいる人が多いなという印象です。それもあってかわかりませんが、ビヨンドは、お客さんに寄り添う会社かなと思っています。例えば、常にマニュアル通りに、「このアラートが起こったらこの対応しかしません」ではなく、臨機応変に柔軟な対応ができると思っています。
私たちの立ち位置は言ってしまえば業者かもしれませんが、お客様と一緒のチームとして同じぐらいの熱量でやってくれるということはお客様からも言っていただいたことがあり、ビヨンドの強みであり魅力の部分だと思います。
担当業務について
中内さん:営業部と管理部という二つの部署の担当をさせていただいています。特に営業の面では、最初の提案から納品、日々のやり取りまで、お客様に関わるすべてを担っています。役職をいただいてからは、自身の業務に加えて後進の育成も重要な役割となっていますが、これは何年経っても難しさを感じる部分です。
サービス導入後のお客様と関わることも、もちろんたくさんあるので、基本的にお客様に自分の携帯番号をお伝えし、「いつでも電話ください」と言っています。もちろん、お客様が直接エンジニアとやり取りをするケースもありますが、それが当たり前になり、毎回エンジニアに直接依頼がいくようでは、私の存在意義は薄れてしまいます。そのため、お客様が営業である私にまず相談してくれるような関係性を築けるよう、常に意識して取り組んでいます。
働く上で大切にしている価値観
中内さん:私たちの仕事は、一人で完結するものではなく、周りに頼らないとできないこともたくさんあるので、個人戦というよりも団体戦といった感じです。そのために必要なのは、自分本位な考え方をしないということですね。自分がされたら嫌なことは絶対にお客様にも社内の仲間にもしないということは常に心がけています。
例えば、自分が忙しい時に質問をされて「今大変やねん」と感じることがあります。しかし、実際にそれを態度に出してしまえば、質問に来た相手は嫌な思いをしますよね。私自身も、エンジニアに質問する際、相手のタイミングを見計らって話しかけていますが、その時に嫌な対応や嫌な顔をされたら嫌な気持ちになってしまいます。
だからこそ、自分は絶対やらないと日頃から意識しています。これは『ホスピタリティ』ですよね。自分がされたら嫌なことは人にしない。小さなことでも気を付けています。
しかし、これは意識するにも限界があると思います。どんなに気をつけていても、忙しさのあまり、意図せず不機嫌な態度を取ってしまうこともあるかもしれません。しかし、一日の限られた業務時間の中で、集中が必要な時こそ、相手に「この人、イライラしているな」と思わせないように振る舞うことが大切だと感じています。
お客様と関わるうえで大切にしていること
中内さん:お客様のご要望を最大限実現できるよう努力することです。営業が取ってきた仕事は、実際に対応していくのはエンジニアです。内容を相談したときにエンジニアから「難しい」と言われることも当然あります。しかし、その際にお客様に対して「できません」で終わらすのではなく「こういう代替案・方法なら可能です」とできる限り解決策を提示するようにしています。
また、お客様だけではなく、社内のエンジニアに対しても「この方法だったらできないか」「他の方法はどうか」とエンジニアの立場に寄り添いながら最善の解決策を共に検討し、お客様の希望を叶えられるよう尽力しています。
何も調整せず、他の方法を模索せずに「無理」と断るのは簡単です。そのたった一言で終わりますから。しかし、それでは次に繋がりません。何か相談した時に断られた人にもう一度相談に行こうとはおそらく思わないでしょう。「この人に頼んでも断られそう」と思われたらそこで関係は終わりです。だからこそ私は、「この人に相談すれば答えまではいかなくとも、何かしら解決策や代替案を示してくれるだろう」という期待感を持ってもらえることを大切にしています。
今となっては色々考えていますが、昔は自分のことしか考えておらず、会社の看板が汚れるなんて深く考えていませんでした。私も人のやり方を見ていろいろと変わったと思います。自分の営業スタイルや考え方で一番影響受けてるのは取締役の森田さんですね。
今までの経験の中で様々な方の下についてやらせてもらったことがありますが、森田さんのように器の広い人いませんでした。実際に、森田さんが言ってることに対して間違っていると思った際に、「それは違うのではないか」と反論したことがあります。そうして他の社員もいる前で森田さんに頭を下げさせてしまった出来事があります。
自分はとんでもないことをしてしまったと思いながらも、森田さんが「間違っていたのは俺だから、俺が謝っただけで何も気にする必要はない」と言ってくれ、こういう器の大きい人に自分もなりたいと思いました。そこから森田さんの営業スタイルや考え方を見て真似をするようになり、私自身も変わったと思います。
これまでに経験された印象深いお仕事
中内さん:とあるお客様との出来事が今でも記憶に残っています。当時その担当の方とはあまり関わりがありませんでしたが、その方が別の会社に移られたときに改めてお会いするといった出来事がありました。その際に、改めてビヨンドのMSPを提案をさせていただき「サービスはいいかもしれないけど、金額が高い」とご意見をいただきました。
お客様の課題や困っていることを伺ったところ、ビヨンドのサービスが確実にマッチするという自信があったので、一度試しに運用サービスを使ってみて判断していただけないかと提案しました。
代表取締役の原岡さんにはこの提案は反対されるだろうなと思いながら相談したところ「それだけ自信あるならやってみたらいいよ」と背中を押してもらいました。ダメだったときの条件とかを突きつけられることもなかったので、私も思い切って行動することができました。
その後、お客様に運用サービスを認めていただき、その他の案件も任せていただけるようになり、非常にいい関係性を築くことができています。ビヨンドのエンジニアの運用だったら絶対うまくいくという自信がありましたが、実際に認めていただけたときには本当に嬉しかったですし、エンジニアにも本当に感謝しています。
今でも当時のことは忘れられませんし、私にとっても大きなポイントになったと感じています。
営業から見たビヨンドのエンジニアとは
中内さん:MSPという分野において、本気で日本一だと思っています。ありがたいことに、お客様からもサービスの質の高さを評価いただくことが非常に多く、これまでビヨンドの運用に不満を抱いて解約されたお客様は、私の知る限りではありません。サービスの終了といった理由で解約されるお客様はいらっしゃいますが、運用体制が原因で離れていかれたケースはありません。
他にもすごいエンジニアの集まりだなと感じることが本当に多くあります。営業として「この案件どうしても取りたいねん!」と相談をした際、エンジニアにそれを断られたことは一度もありません。「そこまで言うのであれば、こちらも頑張ります!」と営業サイドにも立って物事を考えてくれるエンジニアが多く、その協力体制にはいつも感謝しています。
IT業界では、営業とエンジニアの関係があまり良くないという話も耳にしますが、私たちの場合、もちろん意見がぶつかることはあっても、根本的な部分でお互いを深く尊重し合えていると感じています。
エンジニアに助けられた場面はありますか
中内さん:常日頃から助けられています。その中でも特に印象深いものとしては、私がビヨンドの入社した頃のエピソードがあります。私は異業種からビヨンドに未経験で入社し、IT知識がほとんどない状態からのスタートでした。その中で、ようやく初めて案件を獲得できそうなチャンスが訪れましたが、当時サーバーの営業を担当していたにも関わらず、その案件は開発案件だったのです。「ようやく仕事が取れるかもしれない」と意気揚々と会社に持ち帰ったものの、周囲からは「受けられない」と否定的な反応ばかりでした。
しかし、そんな状況で、当時の開発部署にいた一人のエンジニアが「これって中内さんが初めて取ってきた案件ですよね?」と声をかけてくれました。評価されるどころか、もしかしたら怒られるかもしれない状況にもかかわらず、その案件を引き受けてくれたのです。その方は今、インフラチームの部長を務めています。
この案件をきっかけに、お客様との信頼関係を築くことができ、それが他の案件にも繋がり、今でもお付き合いが続いているお客様となっています。営業としては、まずお客様との繋がりを作り、信頼を得ることが非常に重要だと考えていますが、これは営業側の思惑であり、エンジニアにはなかなか理解されにくい部分でもあります。
当時私を助けてくれたエンジニアが現在インフラチームの部長を務めていることもあり、そのホスピタリティの精神がチーム全体に行き渡っています。 そのため、営業の想いを理解し、最大限協力してくれる素晴らしいチームだと日々感じています。
今後、どんな人と一緒に働きたいですか
中内さん:思いやりがある人と一緒に働きたいですね。入社時点で技術力は正直関係ないと思っています。もちろんあるにこしたことはないですが、技術力がなくとも思いやりがあって人の気持ちの考えられることが大切だと思います。時間が経てば技術力はつきますが、嫌な人が時間が経っていい人になることは滅多にないですからね(笑)
最近は多くの新卒が入社してきたりしますが、誰も見てないところで何かできるような人やめんどくさいことを率先してやっている人を見るといいなと思いますし、私も頑張ろうとなれます。結局人は感情のある生き物なので、「この人いいな、素晴らしいな」と思う人には何か協力したいと思います。そういう方は他の周りの方たちも助けてくれるはずです。そして、そういった人がたくさん集まればいい会社になると思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
今回のインタビューを通じて、営業とエンジニアの関係性や、中内さんが日々お客様と関わる中での考え方や価値観を知ることができました。
今回のブログ以外にも、他メンバーが書いているブログやSNSなどビヨンドのことを詳しく知ることができるコンテンツがたくさんあります。ぜひ様々なコンテンツを見ていただき、ビヨンドについて少しでも理解していただけると嬉しいです。そして、ビヨンドの社風や価値観が自分に合いそうだと思ってくださった方、今後お会いできることを楽しみにしております!
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