面接で押さえたいポイントとNG例:合格のヒントは考え方にあり

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こんにちは。採用担当のmiyoshiです。
2025年もあっという間に終わりを迎えそうです。皆さんはどんな一年でしたか?
私は願っていた形とは少し違いましたが、それもまた面白い経験だったなと思います。
満ち足りるより、足りないくらいの方がちょうどいいのかもしれません。
さて、社内では現在早期選考の面接が進んでおり、年が明けると本選考シーズンです。
そこで今回は、面接を控えた皆さんに役立つ情報として、面接官が本当に見ているポイントや、ありがちなNG行動、そして面接官の本音をまとめました!
これを知っておくと、面接でのアピールがぐっと効果的になります。
面接官が見ているポイント3つ
面接官は多くの質問をしますが、実際にチェックしているポイントは大きく分けるとこの3つです。
① コミュニケーション力|結論から伝わる話ができるか
コミュ力というと「明るく話すこと」と思う人もいるかもしれません。もちろんそれも大切な要素です!
しかし、面接で実際に見られているのは、結論を先に伝えて論理的に説明できるかどうかです。
明るい雰囲気で話すことは人柄(表面的な部分)をアピールし、論理的に筋道立てて説明することは説得力(その人が持つ能力)をアピールすることにつながります。
チェックポイント:
・質問に対して答えがズレていないか
・話の順番が整理されているか(結論 → 理由 → 具体例)
・相手の反応を見て話せているか
→ 面接でポイントになるのは、相手の意図を正しく受け取り、必要な情報をシンプルに組み立てて伝える姿勢です。
結論を明確に示し対話の流れに合わせて表現を調整できる人は、ビジネスの場でもスムーズにコミュニケーションを取れると捉えられます。
また、ちょっとした話の組み立てを意識するだけで印象は大きく変わります。
もし質問の意図が分からない場合は、「〇〇〇〇という意味でお間違いないでしょうか?」 と聞いて確認してもOKです。これは、誤解なく答えるための丁寧な対応であり、論理的に伝えるポイントのひとつでもあります。
②思考力・成長力|入社後に伸びる人か
豊富な経験は大きな強みですが、企業が採用で重視しているのは「入社後に成長し続けられる人」です。
チェックポイント:
・成功・失敗から何を学んだか
・課題を自分で見つけて動けるか
・学んだことを次にどう活かしているか
→成長力がある人ほど、経験を振り返る際に「学び → 改善 → 行動」の流れが明確です。
課題を自ら見つけて動けるタイプの方は、入社後の業務の吸収スピードも早く、企業から「伸びしろが大きい」と判断されやすい存在になります。
特にエンジニア職では、問題が発生した際に 自分で調べて解決しようとする力 が重視されます。
ここで評価されるのは、業務に必要な技術や業界の知識を学ぼうとする姿勢、新しい課題に出会った際にどんな情報に注意を向けるか、そして調べて得た情報をどう理解し、行動に移せるかといった点です。つまり、「学ぶ意欲」「気づく姿勢」「行動に移す力」が、入社後にどれだけ伸びるかを判断するカギになります。
③ 志望度と企業とのフィット感
経験やスキルは入社してから積み重ねる部分が大きいですが、面接で見られるのはその土台となる考え方や価値観、そして企業とのマッチ度です。ここで大事なのは、「共感します!」だけで終わらせないことです。
自分の経験や思考のベースが企業の価値観とどう重なるかを伝えることが大切です。
チェックポイント:
・経験や行動、将来のビジョンと企業の価値観を結びつけて話す
・共感だけでなく、「入社後にどう活躍できそうか」をイメージして伝える
・自分の強みや考え方が企業の方向性にどう貢献できるかを具体的に示す
→企業とのフィット感を伝える際は、価値観の一致に加えて、自分の経験や将来像がその会社でどう活きるのかまで示すことが重要です。入社後にどんな役割を果たせるのかが具体的に浮かぶほど、面接官にとってあなたの志望度や可能性がより鮮明に伝わります。
つまり、面接で伝えるべきは「企業に共感しているだけ」ではなく、自分の経験や行動、将来のビジョンと結びついた説得力のある話です。
これができると、面接官は「この人は企業で実際に活躍できそうだ」とイメージしやすくなりますよ(^_-)-☆
面接で多いNG行動(改善ポイントつき)
ここからは、面接でよく見かける、印象が下がりやすい行動を3つ紹介します。
意外とやってしまいがちなポイントなので、心の片隅に置いて読んでみてください。


面接で印象が下がりやすい行動の一つ目は、企業への理解が浅いまま面接に臨んでしまうことです。「御社に興味があります」と伝えても、事業内容を軽く見ただけだと熱意が伝わりにくく、面接官も“どこに魅力を感じているのか”がつかみにくくなります。企業の強みや特徴、他社との違いを押さえつつ、自分の経験や考えとどうつながるかを言語化しておくと、より伝わりやすくなります。
二つ目は、興味はあるのに行動が伴っていないケースです。「エンジニア職に興味があります」で話がとまってしまうと、意欲の深さが伝わりにくくなります。勉強会に参加した、簡単なプログラムに触れてみた、技術書を読んだなど、ほんの少しの取り組みでも構いません。興味を行動で示すことが、前向きな姿勢として受け取られます。
三つ目は、態度やマナーから受ける印象です。身だしなみがややラフだったり、声や表情が暗めだったり、相手の話を聞きそびれたりすると、伝えたい内容が十分に届きにくくなることがあります。第一印象は短い時間で形づくられるため、明るさや前向きさを意識し、相手の話を丁寧に聞く姿勢が大切です。緊張していても、深呼吸して落ち着いて挨拶・返答するだけで、印象はより安定します。
面接官の本音:ここを押さえれば印象アップ
さて、ここからは、実際に面接官たちにヒアリングしたり、面接官の率直な意見についてまとめてみます。
知っておくと面接で意識するポイントがぐっと明確になりますよ。

① 自然体でいてほしい・誠実さが知りたい
面接官は、完璧な回答よりも「その人らしさ」を知りたいと思っています。
台本を暗記したような答えより、あなた自身の考え方や判断軸が伝わる方が信頼につながります。
もちろん、ある程度の準備が大切なのは事実です。
ただ、準備したことを「そのまま披露する」のではなく、自分の言葉に置き換えて等身大で話してくれる方が「この人と一緒に働く姿」がイメージしやすいという本音があります。
② 緊張しててもOKと思っている
緊張して言葉に詰まる人は本当に多いです。
むしろ、緊張している自分に気づいて余計に焦ってしまい、話が支離滅裂になることもありますよね。筆者も同じような経験が何度もあります(笑)。
ただ、面接官は「緊張している=前向きに取り組んでいる証拠」と受け取ることも多いので、無理に平然を装わなくても大丈夫です。
落ち着こうと意識し過ぎるより、「少し緊張しています」と今の自分の状態を素直に伝える方が安心して話せることもあります。
③ 逆質問は視点を見る時間
逆質問は、あなたの好奇心や価値観、働くうえで重視しているポイントが表れます。
「何を大切にしたい人なのか」「どんな視点で会社を見るのか」がわかるため、面接官にとってはあなたをより深く理解するための時間でもあります。
実際、ある面接官は「採用サイトに情報が多いから質問がない、という学生を見ると、やや興味が薄いのかなと感じてしまう」と話していました。
もちろん、採用サイトに書いてあることを質問するのでもかまいません!大切なのは「何に関心を持って質問をしたのか」というあなたの視点が伝わることです。
面接はさまざまな面接官の意見を直接聞ける貴重なチャンスなので、自分なりに少し工夫して質問することが大切です。
いかがでしたか?
面接官が本当に見ているポイントや、ありがちなNG行動、そしてちょっとした本音を知っておくと、準備の仕方や話し方が段々と整理されていくと思います。
弊社に限らず、皆さんが就活をするにあたって少しでもお役に立てれば嬉しいです。面接は緊張する場ですが、自分を伝えるチャンスでもあります。今日ご紹介した内容を参考に、少しの工夫で自分らしさをしっかり伝えられるように準備してみてください。
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