【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

CentOS7で最新のGitを使うの

こんにちは。
開発チームのワイルド担当、まんだいです。

CentOS 7にVisual Studio Codeをインストールしたら、gitのバージョンが古いと怒られたので、カッとなって最新版を入れてみました。

CentOS 7のyumでインストールできるgitは、1.8。
残念ながら、yumのgitとは、ここまでのお付き合いのようです。

それ以降のバージョンのgitが欲しい場合は、ソースインストールするしか、現状手はないようです。

こういう公式リポジトリがカバーしていない部分をビヨンドでリポジトリサーバーを立てて、少し世間のお役に立てればいいんですけどねぇ。

という愚痴(なのか?)はさておき。
gitのインストールに必要なライブラリ周りはyumでインストールできますので、ささっと揃えてしまいましょう。

yum install openssl-devel curl-devel expat-devel

gitの最新ソースは、githubにありますので、git cloneして入手します。

余談ですが、gitのコンパイルは、./configure を実行する必要がない(というか存在しない)ので、説明もろくに読まずに始めると、あれ?っとなります。

答えは、「いきなりmakeする」、が正解。

make prefix=[/path/to/install] install [install-doc install-html] #install-docなどはお好みで

prefixに指定するのは、インストール先のパス。
/usr だったり、/usr/local だったりするアレです。

パスの後は、ひとまず install だけ指定すると、コンパイル → インストールまで進んでくれました。
ドキュメント周りなのかなぁと思ったので、敢えてナシでインストール。
こういう事も可能なのだという確認、という感じです。

これでひとまず、最新のgit環境を揃えることができました。

めでたし、めでたし。

 

ちょっと待ったーー!

公式サイトのダウンロードページに気になる文を発見。

Red Hat Enterprise Linux, Oracle Linux, CentOS, Scientific Linux, et al.
RHEL and derivatives typically ship older versions of git. If you cannot (or don't want to) compile git from source, you may need to use a 3rd-party repository such as the IUS Community Project to obtain a more recent version of git.

んんん~~?

嫌な予感がする訳ですが、まずはIUSこのサイトを確認してみましょう。

英語のページなので、危うい認識かも知れませんが、ここには有志がコンパイルした最新版のオープンソースソフトウェアのリポジトリという事ではないでしょうか。
(かなり端折った)

Packages - IUSこの辺りのページから、探してみると、なんとあった。

パーツごとにコンパイルしたRPMが設置されているので、実は自分必要なパッケージを集める必要があるみたい。
なので、2.11をインストールするために必要な最小パッケージをダウンロードしてみます。

wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/git2u-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm
wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/git2u-perl-Git-2.11.0-1.ius.centos7.noarch.rpm
wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/git2u-core-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm
wget https://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/CentOS/7/x86_64/git2u-core-doc-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm
sudo yum install git2u-perl-Git-2.11.0-1.ius.centos7.noarch.rpm git2u-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm git2u-core-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm git2u-core-doc-2.11.0-1.ius.centos7.x86_64.rpm

ダウンロードしたrpmを一気にyumに流します。

あっという間にインストールできました!

 

更に調べると。

IUSが公開しているリポジトリをyumに登録できるようです。
こちらのサイトで詳しく解説されているので、なんでも最新版がいいと思っている人(私です)は、登録してみてはいかがでしょうか?

CentOS7.1 64bitのyumリポジトリにIUSを追加 | kakiro-web カキローウェブ

「git 最新版」で検索すると、どのサイトも「ソースインストールしかねーべや」と言っていたので、ソースインストールした訳ですが、よく調べないといけませんね。

以上です。

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
0
読み込み中...
0 票, 平均: 0.00 / 10
1,322
X facebook はてなブックマーク pocket
【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

この記事をかいた人

About the author

萬代陽一

ソーシャルゲームのウェブ API などの開発がメイン業務ですが、ありがたいことにマーケティングなどいろんな仕事をさせてもらえています。
なおビヨンド内での私の肖像権は CC0 扱いになっています。