今回も新機能盛り盛り! Visual Studio Code 1.10リリース!
こんにちは。
開発チームのワイルド担当、まんだいです。
Visual Studio Codeの最新版、1.10がリリースされました。
今回も新機能が盛りだくさん、また目新しく分かりやすい新機能のSublime Textにはある、あの機能がついに実装され、テンションが上がりました!
ついに登場、ミニマップ
プレビュー版ながら、ミニマップがついに搭載されました!
「editor.minimap.enabled」を「true」にセットすると、ミニマップがエディタの右に表示されるようになります。
早速有効にして使っていますが、いい感じに動いております。
ミニマップに本文のシンタックスハイライトの設定も反映されているので、かなり見やすいのではないでしょうか。
ミニマップの大きさは変更できないようなので、今後のバージョンアップに期待です!
Linux版の公式リポジトリの公開
リリースノートでは、かなり下の方に書かれていたので上の方に巻き上げてみましたが、Linux版VSCodeユーザーには、かなり刺さる情報ではないでしょうか?
ようやくDebian系ディストリビューション用、RedHat系ディストリビューション用のリポジトリが公開され、aptコマンド、yumコマンドでVSCodeのアップデートができるようになりました。
今までは、ホームページから最新版のパッケージを再インストールするしかなかったので、歯がゆい思いをされていたLinuxユーザーにも、手軽な更新手段が用意されたのは喜ばしい事です。
Windows版にあるような、VSCodeを起動したら自動的にアップデートがかかるような作りではないのは少し寂しい気もしますが、Linuxの文化的にはこれがよいのではと思います。
選択範囲のドラッグ・アンド・ドロップに対応
同一エディタ内限定ですが、選択範囲をドラッグ・アンド・ドロップで別の場所へ移動させる事ができるようになりました。
これってできなかったんですねぇ。
なんか不思議な気もしますが。
シンタックスハイライト付きコピペ
シンタックスハイライトされたコードをコピペする際、ペーストするソフトウェアも文字色の設定に対応している場合は、シンタックスハイライトされたものをコピペできる機能です。
メモ帳など、文字色に対応していないアプリケーションへペーストした場合は色情報はペーストされません。
コピーされる情報は、文字色、フォント、文字サイズ、背景色になります。
JSDocの自動生成
JSファイルのJSDocのテンプレートを自動で入力してくれる機能が追加されました。
これは、functionの直前行に「/**」を入力する事で、関数の引数を自動で@paramにセットします。
JSのコメントを書くのが楽になりますね!
他にもあります
他にもファイルエクスプローラーやタスク画面のキーボードショートカットが追加されたり、デバッグ周りの改善、コマンドラインツールからURLのリンクが開くようになったりと、細かいアップデートも含めるとてんこ盛りとなっております。
ますます使いやすくなったVSCodeで、快適なコーディング生活を!
Visual Studio Code February 2017(リリースノート)
以上です。