インフラエンジニアがGoogle Cloud Next に参加してきました
システムソリューション部の中川です。
先日「Google Cloud Next ’19 in Tokyo」に参加してきました。
Google Cloud Nextについて
GCPの専門知識を学んだり、最新技術を知ることができるイベントです。
概要は次の通りです。
Next ’19 のプログラムは、参加者の皆さまが知識を深め、有益な情報を手に入れ、ビジネスの発展や、個人のスキル向上が加速するように設計されています。実践的なデモ、導入事例、深く掘り下げたセッションを通して、最新の Google Cloud 製品を体験しながら、AI、デベロッパー ツール、セキュリティなどの技術的な専門知識を広げることができます。
https://cloud.withgoogle.com/next/tokyo
出展の様子
ビヨンドでも企業ブースを出展しました。
出展準備の様子です。
設置完了しました。 各種ノベルティを用意もばっちりです。
新サービス「Appmill for APP」のデモ映像を流しています。
ただ、新サービス自体よりも監視されている黒騎士に興味を持つ人が多かった気がします。
セッション
ブース出展の合間に興味があったセッションに参加してました。
7/31
13:20~14:00
「BigQuery を利用した視聴データのリアルタイム ダッシュボード構築」
14:40~15:20
「アサヒビールの挑戦: Google Kubernetes Engine 採用の狙いと移行方法」
8/1
13:20~14:00
「深夜リリースからの脱却!自動化された GKE デプロイ運用とパフォーマンスモニタリング!」
14:20~15:20
「Site Reliability Engineering 入門」
16:00~16:40
「GCP への Lift&Shift 〜 移行ツールを使った効率的な移行と最適化 〜」
特に興味深かったのは「Site Reliability Engineering 入門」です。
SREについて書籍やブログ等で大まかな定義を知る機会しかありませんでしたが
1.ソリューションの開発
2.哲学と考え方(エンジニアリングアプローチ)
3.エンジニアリングの実践とツール
以上がSREに取り組む目的と知れたので、参加できてよかったです。
SREの概念以外にも、緊急対応に関するスライドが一番心に残りました。
・システムを取り扱う上で「モノは必ず壊れる」
・緊急事態にうまく対応できる人はほとんどいないため、プロセスが必要
・パニックになってはならない
・あなたは独りではなく、この世の終わりでもありません
新卒からアラート対応・障害対応をする度に緊張していました。
GoogleのSREチームメンバーでも対応する時には、そう感じるのかと考えると
気負い過ぎても良くないと自覚できました。
とはいえ、パニックにならないためにはインフラやシステム、サービスについて
深く理解をしているからこそと思っているので、意味をはき違えないようにします。
インフラエンジニアとして成長するためにも、ITに関する全般的な知識・技術を
もっと知りたいと意欲的になる機会になりました。
業務・作業を自動化するためにも、コードを読める・書けるように取り組みます。
他のセッションでも、企業のGCP導入事例や最新技術を直に聞くことができました。
「GCPへのLift&Shift〜 移行ツールを使った効率的な移行と最適化〜」では移行に関する話が聞けました。
ビヨンドでも売りにしているGCPへのマイグレーションについて
サードパーティ製品「cloudendure」を用いてVMをGCEへ移行を試したことがありますが
Anthos を使えば、オンプレミスやVMをGKEのコンテナとして移行できるとのことです。
説明を聞いただけで理解が追い付いていないため、自分の環境でもAnthosを試してみます。
認定資格特典
隙を見てGCP認定資格取得者向け特典も受け取って来ました。
特典は、専用ラウンジのラウンジと両日各100個限定のバックパックです。
ノートPC用収納ポケットもあり、見た目が大きいわりに背負った感じが軽いので
さっそく気に入って出勤用に使い始めました。
Next開催日までに資格に受かってよかったです!
あとがき
大規模なイベントに参加したのは、入社して初めてでした。
ブースに立ち寄った方達に、面と向かって自社説明をするのは緊張しました。
今までインフラエンジニアとして業務で体験したことや自分で学んだ知識を基にして
向こうが何を求めているか、それに対して何を提供できるか、自信をもって伝えられたかと思います。
ほかにもGCPの新サービス、既存サービスの使用例、企業のGCP利用例のほか
いろんなエンジニアの講演を直に聞く体験でき、満足しています。
参加して良かったで終わらせるともったいないので、スキルアップの指標や業務に活用します。
手始めにAnthosを試してみます。
次回もぜひ参加したいので、それまでスキルを磨いていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。