【四国編】インフラエンジニアが徳島県三好市で「ゆるスポーツ体験会」に参加してきました
【本題に行く前に】
明けましておめでとうございます。
徳島県三好市でインフラエンジニア業務に従事している水沢でございます。
近頃、冬を身に染みて感じるほどの厳しい寒さが続いていますね。。。
先日、私が住んでいる場所にある給湯器が凍結して2日ほど、お湯が出なくなるほど冷え込みました。。。(涙)
その一方で、寒さ対策を進めていた自宅の「ティラミス・ベッド」が功を奏して、快眠生活に突入です!
具体的には、「Nスリープ マットレス+深めの毛布+水沢+電気毛布+掛け布団」の組み合わせ。
お陰様で、「こたつで、くつろぐ猫」の気持ちにもなれているのではと考えております。
さて、そのような寒い季節ではありますが、「2022年1月16日」に身体が心から温まる場所に行ってきました。
それは、徳島県三好市にある三好市池田総合体育館で開催された「ゆるスポーツ体験会」です。
結果として、私にとっては学び深く、次の行動にもつながる時間となりました。
そこで、その体験談について、これから共有させていただきます。
また、こちらのサイトは日本語版ですが、下記のリンクから「英語版」と「スペイン語版」もご用意させていただきましたので、
必要に応じて、ご確認くださいませ。
・英語版
https://beyondjapan.com/blog/2022/02/sports-2/
・スペイン語版
https://beyondjapan.com/blog/2022/02/deportes/
それでは、まいりましょう。
「ゆるスポーツ体験会」の開催背景
① 目的
・「市民の健康増進」
・「スポーツ振興」
・「スポーツを通した地域活性化」
② 背景
上記の目的のために、「三好市教育委員会」が主催となって、「一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会」と「現役のスポーツ選手」の方々とご一緒に、4ヵ月前からワークショップを開催して、
三好市の歴史やスポーツ文化に根差したアイデアを元に三好市オリジナルの「ゆるスポーツ」を考案されました。
そして、それらに加えて、既に「一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会」の皆さんが考案された「ゆるスポーツ」を体験できる機会を提供して下さっていました。
③ 「一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会」の紹介
2016年4月11日に設立された「一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会」の皆さんは、
「スポーツ人口率向上およびスポーツ教育の啓発促進」、「 誰でも楽しめる新しいスポーツの開発」、「全国にて体験できるスポーツ環境づくりとその活性化」といった事業を運営されている
ゆるスポーツを創るスポーツクリエイターの集団でおられます。
④ 構成
・午前10~12時:10歳未満の親子が対象。合計40組 80名まで。
・午後14~16時:10歳以上の方が対象。合計40組 80名まで。
実際に体験した「ゆるスポーツ」の紹介
① シーソー玉入れ
30秒以内にカゴの中に玉を入れる。そして、最終的に玉の数が多かったチームの勝利となるゲーム。
小学生の運動会で馴染みのある玉入れと異なるのは、玉を入れ過ぎてしまうとシーソーが引っくり返して、玉がゼロになってしまうカゴの構造。両チームが同時に玉を入れることができ、攻撃側はいかに玉を残すか。
守備側は、いかに玉をゼロにするかといった戦略を元に戦術を決める点。
その結果、攻撃側も守備側も、どこまで相手が玉を入れようとしているかを見極めながら、玉の出し入れをコントロールする必要がある。
従って、スタンスを瞬間的に軌道修正して勝利に導ける戦略家に向いているスポーツだと思いました。
あ、あと、身長が高い人は、めちゃくちゃ強いということが分かりました(笑)
② せんたくテニス
2人1組でテニスを行う。
一般的なテニスと異なるのは、テニスボールの数倍は大きいバランスボールを使用すること。
ラケットの代わりに、「バスタオル、ユニフォーム、ジーンズ」といった洗濯物を使用して、
ボールをキャッチして相手のコートに攻撃を仕掛けること。
そして、攻撃が終わるたびに、使用した洗濯物をネットに干して、新たな洗濯物を取り出して攻撃に備える点です。
こちらは、ルールがシンプルで分かりやすくて、生活に身近な洗濯物から最適な道具を選択する点にエンターテインメント性があり、
かつ、パートナーや相手チームとの会話が生まれるコミュニティ性のある親しみやすいスポーツだと思いました。
③ やまびこ野球(三好市オリジナル)
春夏の甲子園大会で優勝経験のある徳島県池田高等学校の野球部。
その野球部が重んじておられた強打で勝利するというスタンスから名付けられた「やまびこ打線」をモチーフに考案された三好市オリジナルの「ゆるスポーツ」。
具体的には、壁に向かってボールを打ち、跳ね返ったボールが止まった位置に表示された得点の合計点を競うスポーツ。
アウトになるのは、ボールがアウトゾーンにきた場合。バット打つ前に、「ヤッホー」という声の掛け合いを忘れた場合。
そして、「攻めダルマ」を発動した後、相手チームが置いたグローブにボールが入った場合に打席が終わる「ファインプレー」のルールに該当した場合です。
なお、私は「5年2組」というチームに所属し、平均12点をただき出す「高校スポーツ チーム」との決戦に勝ち進み、最後のイニングで逆転を図るため、「攻めダルマ」を発動したのですが、相手側が置かれたグローブに見事にボールが吸い込まれ、「ファインプレー」となるストーリーで劇的に幕切れとなりました。。。
結果、試合には負けましたが、スポーツ体験としては全員が勝者になる空気感が最高でした。
④ ポンポコ合戦(三好市オリジナル)
2017年。国内初の「ラフティング世界選手権」が開催されるなど、ウォータースポーツにおいても、世界から注目を集められている徳島県三好市。
そのラフティング選手の皆さんが練習する姿を森の奥深くから眺めていた「タヌキ」が自分たちもラフトボールを使って遊びだしたというストーリーを元に考案された「ポンポコ合戦」。
具体的には、参加者が「ラフティング装備に身を包んだタヌキ」であるポンポコさんに変身した上で、
3人1組になって、相手のラフティングボートに、1点になる玉と5点になる魚を入れることができた点数と、タヌキのおヘソが付いていた場合に加算される5点/人を加えた合計点で競い合うスポーツです。
なお、競技の説明をして下さったのは、その世界選手権で優勝された現役選手の方だったんですよー!
実際に、浮力があるラフティングボートに乗る前の準備とラットに乗る時の注意点に関する手ほどきを受けながら、ラフティングボードに乗り込みスタート。
相手側が投げ込んでくる玉や魚は、パドルでボードの外にはじくことができるのですが、
吉野川の風も影響してなのか、これが何とも難しい。。。
こちら側もボールや魚を投げ込んでいるうちに、あっという間に時間が過ぎて終了しました。
もちろん私は、おヘソが落ちておりました。。。(涙)
まとめ(スポーツとコミュニティの関係性)
いかがでしたでしょうか。
そもそも「ゆるスポーツ」という分野があることを初めて知った方も多かったかもしれません。
私自身も、今回、初めて皆さんの活動内容を知ることに恵まれた1人でした。
実際、年齢、性別、国籍などを問わずに親しみやすい「ゆるスポーツ」の体験だからこそ出会えた
運動習慣をお持ちの地元の皆さんとの時間は、移住者である私にとっては、貴重な機会となりました。
加えて、同じチームで戦術を考えたり、試合に負けて悔しい気持ちになったり、試合に勝って互いの両こぶしを接して喜びを分かち合ったりできた時間を通して、「身体的な体験を通して感情を共有するスポーツの楽しさ」を改めて実感できたことも非常に大きかったです。
個人的には、「せんたくテニス」と「ポンポコ合戦」が印象に残っています。
また、後片付けの時に、興味が芽生えたことについて、とある方に勇気を出してお声をかけさせていただいたところ、
自然な笑顔とともに丁寧に教えていただくことができました。感謝!
そこから自分なりに調べたことも含めて、「水沢」、「京都」、「クラブ」といった共通点があったりと、既に不思議な気持ちではありますが、流れに身を任せていこうと思います。
貴重な機会を提供して下さった皆様。
本当にありがとうございましたー!