採用広報や採用マーケティングとは違う?採用狭報について学んだ日
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気づいたらとても寒くなり一気に冬の匂いを感じるようになりました。冬になったら山の民はおとなしく冬眠するのではないかと思われがちですが、冬でも山に行くのがビヨンド広報の小松です。でも冬になるとより一層身が引き締まる思いで山に登っています。(雪崩や雪庇や道迷いなど危険がたくさん潜んでいます)
今回は、最近参加した広報の勉強会について、自らに落とし込む・アウトプットの意味も込めてそちらについてお話させてください。
あるとき突然に広報勉強会参加する?と代表から声をかけていただき、今回参加させていただくことになりました。ビヨンドも所属している、関西活性化プロジェクトのイベントとして勉強会を開催いただきました。
どんな勉強会?
今回の勉強会は、「採用に活用できる採用広報と採用狭報の違いとその具体的な手法」について、株式会社OTOGIの山本様にお話しいただきました。
今回のテーマである採用狭報とは
採用広報はよく聞く言葉であり、日常私も意識をしている部分ではありましたが、「採用狭報」については今回の勉強会で初めて知りました。
採用狭報とは、自社のことを知っている人、今後興味を持ってくれそうな候補者(ペルソナ)にのみに向けたコンテンツを作成して、態度変容を促すことを表します。(態度変容=応募してもらう)
ちなみに採用広報は、自社のことを知らない人に自社のことを知ってもらうこと、より多くの方に自社の情報を拡散して広く認知をとることです。一般的に認識・認知されているのは、圧倒的にこちらが多いのではないかと思います。(実際に私もそうでした)10月に公開した「脱出ゲーム会社説明会」の取り組みは、専ら採用広報の取り組みの1つと言えるでしょう。
他にも採用マーケティングもありますが、こちらは定量的なデータが取れることを前提としておこなうものであり、何かしらのツールなどを利用して、数値分析を用いながら施策をおこなっていくものです。
では、採用狭報では具体的にはどんなことが必要になるでしょうか。
採用狭報を進めるためには?
大前提で、採用についての現状を整理する必要があります。
最低限必要な発信すべきコンテンツを作成
そのうえで、最低限発信すべきコンテンツをまずは作成・発信していきます。
初期段階で、この会社はおもしろくない・興味ないと思われてもダメですし、どんな人がいるかわからないといったように中のことが全く見えない状況では意味がありません。初期段階で離脱されないように、ますは必要なコンテンツ発信をおこなう必要があります。
採用課題に対応したコンテンツの作成
その後、採用狭報では、具体的な内容のコンテンツを作成していくことが求められます。
ビヨンドでは、どんな仕事をおこなうのか(業務内容理解)・どんな人と働くのか・どんなカルチャーや雰囲気があるかなど具体的なコンテンツを充実させることで、「情報がない・わからない」と思わせないことが必要になってきます。
不特定多数の方に向けた情報で、「こういう会社で働きたい」といったような憧れを漠然と抱いてもらうのではなく、ビヨンドのペルソナとなる方を限定とした内容を展開することで、共感や理解をしてもらうことができ、「この会社で働きたい」と思ってもらえるようにすることが大切です。
逆に言えば、「このコンテンツを見たから、ビヨンドに応募した・ビヨンドを志望している」と、具体的に思ってもらえるようなコンテンツを1つでも多く作る必要があります。採用したい方は、未来の仲間ですので、その未来の仲間になる方に届くコンテンツを増やしていくことが、採用狭報と今回の勉強会を通して学ばせていただきました。
ビヨンドでは、メンバーが書いているビヨンドブログやYouTubeなど様々なコンテンツがありますが、せっかく作っているコンテンツをもっと活かせるように、工夫が必要だなと改めて感じました。
確かにビヨンドでは様々な取り組みをしていますが、全体的に点と点を繋げて線を描けるように、点の1つ1つをより濃いものに、さらには新たな点を描けるようにすることが、今後の課題として見えました。
今回の勉強会を通して
今回勉強会に参加してみて、ビヨンドは出来ている部分もあるけれど、まだまだ未開拓な部分もあると実感しました。特にビヨンドを知ってもらうこと(採用広報)については日頃から意識はしていたものの、ビヨンドを知ってもらってからの施策(採用狭報)については、足りない部分が多すぎることに気付きました。
採用広報・採用狭報は、どちらの取り組みも大切です。様々なコンテンツをつくり、育てていくためにも、今後より一層「採用狭報」に目を向けていこうと感じました。
採用広報においても、もちろんメンバーの協力が必要となりますが、それ以上に採用狭報ではより具体的な情報が必要になるため、今まで以上にメンバーの協力が必要になってきます。
広報として試行錯誤しながら、今後も進んでいきますので、社内メンバーのみなさん今後もお力添えをお願いします!!!