【在深圳】外国人「工作許可証＋居留許可証」延期申請のご紹介

始めに

皆様のご存じの通り、外国人が中国で働くには、必ず「工作許可証」と「居留許可証」の両方を持っていなければなりません。

本記事は、有効期限が切れそうな場合、「工作許可証」と「居留許可証」を併せて延期申請をする流れについてご紹介いたします。

Step ①：ネットで延期申請を提出

まずは「单位经办人」(作業者)として「外国人服务平台」と言うプラットフォームにログインします。

スムーズかつ簡易に手続きを進める為に、作業者は中国人の従業員をお勧めします。

(中国人の従業員がいない場合、外国人は市民中心の窓口でホワイトリストの開設を申請し、ログインすることができます)

ログインした後、画面左部の「工作许可」>「工作许可延期」をクリックします。

「跳过指引，直接办理」をクリックします。

「来华工作许可延期」と「居留许可（延期）」両方にチェックして、「立即办理业务」をクリックします。

これで「工作許可証」と「居留許可証」併せて延期申請する事ができます。ただ、注意するのは「工作許可証」の有効期限が90日を超えている場合、本業務を申請できません。

※以下の画面の様に、「来华工作许可延期」をチェックすると、「居留许可（延期）」の選択が表示されます。

出来た「个人信息」>「业务信息」>「居留许可申请信息」>「教育经历」>「工作经历」>「家属信息」>「附件信息」など、それぞれのページを指示に従って、必要な内容を記入して提出します。

なお、延期申請期間は基本的に「最大1年間」で申請できます。政府関連の機関に電話で聞くところ、3年目から最大2年間でも申請可能との事です。

※電話番号は提出資料と併せて、文末に記入いたします。

Step ②：予約

提出から5日間以内に、政府の関連機関は申請に対する初期審査を行い、結果を作業者の携帯のSMSに送信します。結果が承認された後、市民中心現地での手続きのために「外国人服务平台」で予約をします。

プラットフォームにて「查询」>「申请业务查询」をクリックし、申請履歴が表示されます。当該の申請人の記録を選択して「预约」をクリックします。

画面の指示に従って進み、現地での手続きする時間を予約します。

予約送信後、ホームページに戻って「预约查询/取消预约」をクリックします。

下記の画面に、予約種類を「在深外籍人员预约」に選択して、「查询方式二」に申請人の名前とパスポート番号を入力し、「查询」をクリックして、予約状態を確認します。

予約状態が「预约成功」となっている事を確認した後、「打印申请表」をクリックし、予約番号が付いている最新の「外国人签证证件申请表」をダウンロードします。

「外国人签证证件申请表」では、証明写真を貼付する枠に申請人の2寸（基本は35mm*48mm）ブルーバックの顔写真1枚を貼付するので、事前に用意しておいてください。

そして、表の最後のページに、申請人の名前と電話番号を記入して、会社印鑑を押します。

Step ③：市民中心の現地窓口で手続きを行う

「外国人服务平台」にアップロードした全ての書類・準備物と、予約時にダウンロードした「外国人签证证件申请表」を持って、申請人本人は作業者と一緒に、市民中心（深圳市行政服务大厅东厅）の窓口に向かい手続きを行います。

「深圳市行政服务大厅东厅」に行って、窓口（基本は51～53窓口）で準備した全ての申請資料、パスポート及び「工作許可証」の原本を出します。書類の初期確認がOKであれば、申請表に印鑑を押して一時に返されます。

あとは機械上で、申請人のパスポート番号と携帯電話を入力して番号を取ります。撮った番号が掲示板に表示されるので、それを見て当該窓口（基本は55～56窓口）に行って引き続き手続きをします。

ここで注意するのは、新規居留許可が発行されるまでに、「パスポート原本を窓口へ一時的に預けなければならない」ため、この期間中は本人はパスポート原本を使えなくなります。

窓口で書類の追加提出をされる可能性があります。その追加資料を文末に記載します。

新規居留許可が発行されるまで、通常手続きする日から2週間ほど掛かります。

手続き完了後、新しい居留許可の取る期日が書いている「通知書」のような紙が届きます。これを新規居留許可を取る時使うので、保管してください。

Step ④：市民中心に新規居留許可を取りに行く

しかし、新しい居留許可の受け取る日程になって、当日の朝に早く市民中心に行っても、新しい居留許可を受け取れない可能性が高いです。政府関連の機関に電話で確認すると、「その日の16時（CST）以降及び翌日以降の9時～17時30分（CST）まで」であれば、受け取りが可能との事です。

市民中心に到着したら、手続きした時の様に、機械で番号を取って窓口に行きます。基本的に新規居留許可の受け取る窓口は「52～53番」です。（2025年1月現在）

通知書ような紙を提出し、現地の窓口で費用を支払います。その後、新しい居留許可（パスポート内のページに貼付）が取得できます。

なお、申請期間（有効期間）に応じて必要な費用は以下となります。（2025年1月現在）

※費用は企業発票ではなく、個人発票しか発行されません

パスポートに新規居留許可証のページが貼付されているので、有効期限が問題なければOKです。

また、自分が持っている工作許可証に記載されているQRコードを、WeChatでスキャンします。有効期限が更新されれば完了です。

補足説明

※申請に必要な書類は「外国人服务平台」で書類をアップロードするページと、WeChatの公式アカウントである「深圳公安」で確認可能です。

申請人の人材類別によって必要な資料が異なるので、下記は「（六）计点积分在60分以上的专业人才」と「（一）具有学士及以上学位和2年以上相关工作经历的专业人才」という、「2つの類別」で必要可能な書類を参考までに挙げます。

※実際の申請作業を行う時、必要な資料などは専門の政府関連機関までにご確認ください。

申請人の人材類別が分からなければ、下記の「深圳市外国专家局」と「国家移民管理局」にて電話で確認可能です。

■ お問い合わせの電話

■「（六）计点积分在60分以上的专业人才」

■「（一）具有学士及以上学位和2年以上相关工作经历的专业人才」

■ 追加可能な書類

まとめ

以上、深圳で外国人が「工作許可証」と「居留許可証」併せて延期申請する流れの紹介となります。

本記事が、深圳で駐在している外国人の皆様に役に立てれば幸いです。

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