【性格診断】PCM診断を受けてみた!自分の特性を知って仕事に活かそう
こんにちは
株式会社ビヨンド 採用担当のmiyoshiです。
プライベートの話になりますが、つい先日、香港とマカオに行ってきました。
一年ぶりの海外だったのですが、見知らぬ土地に足を延ばすのはやっぱり面白いなと感じました。
ネットの誰かの体験談ではなく、自分で体験することで分かることは多いです。
言葉は通じなくとも雰囲気とジェスチャーで他国の方と盛り上がることができるのも楽しかったです。
さて、本題に入りますが、今回は2か月前に受けた(結構前ですが)「PCM診断」についてお話していこうかなと思います。
ビヨンドでは、この診断&研修を社員全員が受けています。
私は自分や人を分析するのが好きなので、ずっと楽しみにしておりました。
PCM診断は人の性格やコミュニケーションのスタイルを6つの特性に分類して、人それぞれの「パーソナリティタイプ」を元に、どうコミュニケーションを取るのが効果的かを考えるもの。
つまり、自分の「タイプ」を知って、他の人との接し方をより良くするためのヒントが得られる感じですね。
この記事では実際に診断を受けての気づきを踏まえながら、PCM診断についてご紹介させていただきたいと思います。
PCM診断ってなに?~6つの特性の概要~
先ほど軽く触れたように、PCM(Process Communication Model)診断とは、人の性格を6つの特性に分けて考えるコミュニケーションモデルです。
それぞれの特性には考え方、行動パターン、モチベーションの源などがあり、自分や相手の特性を理解することで、円滑なコミュニケーションが可能になります。
人それぞれに異なるコミュニケーションのタイプがあるという考え方に基づき、そのタイプごとに、得意なコミュニケーションの取り方や、エネルギーを使う方法が異なります。
1. シンカー(Thinker)
・目標から逆算して考え、効率的・合理的に進める。
・自分にとって合理的なパターンや秩序を作る。
・計画立案や事前準備などが得意。
・無表情で冷静に話し、質問が多い。
2. パシスター(Persister)
・自分の意見を積極的に述べ、他人との議論を好む。
・価値を認めたものに対しては、献身的に取り組む。
・自分なりのこだわりを示すものを身の周りに置く。
・真剣な、自信に満ちた表情で力強く話す。
3. イマジナー(Imaginer)
・落ち着きがあり客観的。自分も含めた全体を俯瞰できる。
・内面世界が豊かで、静かに独りでいることを好む。
・明確な指示があれば、単調作業も苦にせず黙々とこなす。
・無表情で淡々と静かに話し、自ら会話の主導権は取らない。
4. レベル(Rebel)
・「やりたいからやる」のであって他に理由はない。
・直観やひらめきが鋭く、自由で柔軟な発想力がある。
・とにかく楽しいことが大好き。
・喜怒哀楽をストレートに表し、表情豊かに話す。
5. プロモーター(Promoter)
・環境への適応力に優れ、プレッシャーに強い。
・人を行動に駆り立てるような、交渉力・説得力がある。
・「私は他の人とは違う」という雰囲気を持っている。
・単刀直入に話し、言葉が端的。
6. ハーモナイザー(Harmonizer)
・自分のことよりも相手のことを優先する。
・何よりも家族や友人との人間関係を大事にする。
・雰囲気・環境・居心地に敏感で、それらを大切にする。
・柔らかみのある微笑を浮かべ、ソフトな話し方をする。
出典:https://www.kcj-pcm.com/6/
また、PCM診断では、「ベース」 と 「フェーズ」 という2つの概念を使って、その人の性格や行動パターンをより深く理解することができます。
ベースとは、その人の基本的な性格や価値観を表す特性です。生まれ持った気質と言われていて、一生変わらないとされています。普段の行動や考え方の土台となる部分ですね。ストレスを感じた時に、ベースの特性が特に強く現れます。
また、フェーズとは現在の心理状態やモチベーションの源を表しています。人生の中で変化することがあり、特に大きな出来事や環境の変化で変わりやすいです。今最も影響を受けている特性なので、仕事や対人関係で強く表れるとのことです。
PCM診断受けてみた!
さて、私の診断結果ですが、「ベース:パシスター」 で 「フェーズ:イマジナー」 でした。
そしてシンカーとレベルも100%と既にクリアしているフェーズということが分かりました。
全てではないですが、なかなかに当たっているなあと思います。
この2年ほど内面世界に興味があり、その世界観を自ら形にして表現するのが好きなフェーズ(イマジナー)にいることは確かです。
大学生の頃は楽しいことが好きで、やりたいからやるという衝動で動いていた気がします。(レベル)
高校生の頃は思い返せばかなり目的主義者だったので、自分が無駄だと判断したことは嫌でもやりませんでした。(シンカー)
(今は、一見無駄にみえることも無駄ではないと思えるくらいにはなりました)
でも共通して、パシスターの素質はずっとあったかと思います。
当たっていますね(;・∀・)
PCM診断を受けて気づいたこと
PCM診断を受けてから、大きく3つのことに気づきました。
1. 慎重すぎて決断が遅れる時がある
ベースがパシスタータイプの私は、何事も慎重に進めるのが得意な方です。でも、あまりにも慎重になりすぎると動きが遅くなることがあります。行動することである出来事や対象に関しての印象が変わったり、学ぶことが大きいとは分かりつつも、「頭で考える>>>行動」になってしまいます。
いろいろな面で準備ができていないとつい怖くなったり、慎重になっちゃいますね。
時には「早く決断してみる」「なんとかなる」という勇気も必要だなあと感じました。
2.中庸思想を持つ大切さ
イマジナーは独自の視点を持つため、感情を伝えるのが難しい状況になると、他者とコミュニケーションを取る際に誤解を招くことや真意が伝わりにくいことがあります。また、強い感情に揺さぶられると内面世界に閉じこもることもあります。独自性が強すぎる思想を持っている時や、世界に背中を向けているなあと思ったら、我に返る努力をしないといけないですね。中庸思想を持つことは、独自の視点を大切にしつつも、バランスの取れた視野や対人関係を築くために重要だということに改めて気づきました。
3. 他者の違いを理解することでストレスが減る
職場でもプライベートでも、相手のフィルターを考慮したコミュニケーションを試みることが大切だと感しました。また、お互いを知ることで相手がどのようなスタイルを持っているのか理解しやすくなります。例えば、自分が「シンカー」の特性を持っていて論理的な説明を重視している一方で、相手が「ハーモナイザー」であれば、感情や共感を大切にしたアプローチが求められることが分かります。スタイルに合わせたコミュニケーションを意識することで、ミスコミュニケーションを減らす手助けになります。
また、自分の強みを知ることができると同時に、私はハーモナイザーとプロモーターの要素がまだ満たしきれていないということにも気づきました。これから意識的に育てていかないといけない部分です。
まとめ
PCM診断、とても面白かったです!
自分の特性を知ることで得意なことをもっと伸ばせ、苦手な部分も対策を考えられるのが魅力的だなと感じました。
私は珍しいタイプの組み合わせだったのですが、多数派ではないが故にマイナスな言葉で表現されがちだと講師の方が仰っており、個性と調和のバランスが必要だなと感じました。自分がされて嬉しいことが相手にとって嬉しいとは限りませんし、逆もしかり。
自分の中に存在しない感覚や語彙を本当の意味で理解するのは難しいですが、PCM検査を通して、人が持つ思考のプロセスを知ることはできたかと思います。
これからの採用活動や社内コミュニケーションに、PCM診断を活用していきたいと思います。
もしビヨンドに入社された際は必ず受講することになると思うので、楽しみにしていてください。
香港の八百屋さんにいた看板猫さんの写真を添えて。
ではでは