【リフレッシュ休暇旅行記】2週間仕事をほっぽって北海道に行ってきました

こんにちは。ビヨンドのサボリ魔人ことシステム開発部の野村です。

・・・いえ、サボリではなく。
リフレッシュ休暇制度を利用して北海道旅行に行ってきました(※ 2023年の話です…)。
社会人になって20数年経ちますが2週間もの長期休暇は初めてです。
社会復帰できなくならないだろうか…と、若干の不安を感じつつもしっかり休みをいただきました。

リフレッシュ休暇とは

リフレッシュ休暇制度とはなんぞや?という方は、詳しくは
こちらのブログ記事をどうぞ。
ひと言でいえば、勤続5年毎にもらえる2週間の休暇制度です。10万円の功労金まで支給されます。太っ腹!

休暇をどう過ごす?

さて、2週間どうしようかとウキウキで予定を考えていたのですが、
父が以前から一緒に長期旅行に行きたいと言っておりまして。
「もう死ぬまでに一緒に旅行に行く機会もそうないだろうな…(チラッ)」
…と脅しを掛けてくるので、今回の休暇は父に捧げることにしました。
碌に孝行できていない親不孝者ですので、たまには。

行き先は北海道

ということで父の希望により2人で北海道旅行へ行くことに決定。6泊7日の旅路です。

出発前に父がExcelで旅行行程表を作ってくれていました。

父の手作り行程表。気合い入れすぎでは…

初日は札幌、そこから北海道を東へ横断して知床へ。釧路まで下ってそこから室蘭まで今度は西に横断。
…という予定でしたが、帰りは自分も父と一緒に福井まで帰ることにして時間に余裕ができたためさらに西へ、当初の予定に無い函館まで行くことに。
北海道の端から端まで移動はすべて車、総走行距離約1,000km超というなかなかタフな行程です。
自分が運転する気でいたのに父がハンドルを離さず、結局最後まで一人で運転していました。我が父(73)ながら元気です・・・。

いざ、北海道へ!

父は福井県から車ごとフェリーで苫小牧東へ、横浜住みの自分は成田空港から飛行機で千歳空港へ。
千歳空港で合流し、いざ北海道旅行スタートです。

※ 各地名には()書きでアイヌ語呼びを併記しています。ただし語源に複数の説があったり、そもそも発音がややこしかったりするので参考情報としてどうぞ。

札幌(サッポロ)

札幌と言えば時計台(?)

大雪山層雲峡・黒岳(ヌタクカムウシュペ)

銀河の滝。宇宙を感じます。

大雪山国立公園付近。場所的には北海道のど真ん中のあたりです。

めまんべつ(メマンペッ) ~ 網走(アパシリ)

めまんべつ メルヘンの丘。こういう形式北海道っぽいです。

ゴールデンカムイでお馴染みの網走刑務所。時間が早すぎて入館できませんでした…。

知床(シリエトク)

知床五湖。意外と歩きますが…空気が美味しい!

知床峠展望台。海の向こうに国後島が見えます。 ここが今回の旅行で行った北海道の『東の端』です。ここから各地を巡りながら再度北海道を横断します。

摩周湖(カムイ・トー)

摩周湖。透明度日本一とのこと。近くまで行けないのですが、叶うなら一度泳いでみたい…。

川湯温泉(セセキペツ)

早朝、旅館からランニングで散策。このひたすら真っすぐ続く道がザ・北海道って感じです。

ここは川湯温泉。硫黄泉の温泉が楽しめます。

川湯温泉にあった、いかにも北海道なお土産屋さん(残念ながら営業時間外でした)

硫黄山(アトサヌプリ)

個人的お薦めスポット硫黄山。硫黄で周りの木々はほとんど育たないみたいです。

硫黄の蒸気が噴き出るすぐそばまで寄れます。

屈斜路湖(クッチャロ)

屈斜路湖。砂湯といって、砂浜を掘ると温泉が出ます!気合いを入れれば自分専用露天風呂も作れる…かも? 11月~4月に掛けては白鳥がたくさん飛来してくるそうです。

そして…屈斜路湖といえばクッシー!…え?ご存じない!?月間ム―でも読んで勉強して下さい。

阿寒湖(アカン)

阿寒湖を船でぐるり。

阿寒湖と言えばまりも!お土産で売っている小さなものとは異なり、ここではバレーボール大の巨大なまりもが見れます。

釧路湿原(クシュル)

釧路湿原。写真では中々伝わりませんが、広大な湿地帯が広がっています。この景色はたぶん北海道でしか見れません…。

支笏湖(シ・コッ)

支笏湖。夕日がきれいでした。

函館(ウスケシ)

赤レンガ倉庫。横浜でもおなじみですが、函館にもあります。

函館山展望台。天気が悪くて展望はイマイチでしたが…&この後土砂降りに見舞われました。

五稜郭(模型)

五稜郭(本物)中も散策してきました。

苫小牧(ト・マコマイ) ~ フェリー

帰りはフェリーで福井へ。子供の頃のイメージと違い、船内は奇麗でゲームセンター、ジム、お風呂まであり(ただしいずれも小さいです)快適な船旅でした。

 北海道で見つけた面白い物


北海道と全然関係ないのですが…。
とろみの濃度まで調整可能!とろみ付コーヒーやココアが作れる自販機。

さすが北海道。地元の農産品がめちゃ安いです。

怪しいラインナップ…

熊除け鈴に鹿ツノ、鹿・豚・鮭・ホタテのジャーキーなど

「今年一番の売れ筋」・・・絶対嘘だ。

土産物屋に熊の手(非売品)がありました
某松山さんが絶叫しそうな「きのこ王国」。でかい建物内がキノコ製品で埋め尽くされています…。 北海道のコンビニと言えば・・・そう、セコマ(セイコーマート)です。近所に欲しい。 ばんえい馬(ばん馬)。まさにラオウが跨っているアレ(黒王号)です。ばんえい競馬…一度は見てみたい。

最後に

9月の北海道は暑くも寒くもないちょうど良い気候で非常に過ごしやすかったです。9月オススメ。バイクでツーリングしても気持ちよさそうです。
今回は「自然を見る観光地」を巡るのが目的でしたが最終日以外は天気にも恵まれ、その目的は十分に達成できて自然を堪能しました。
北海道の「ただひたすらに長くまっすぐな道」は他ではなかなか味わえないので、それだけでもちょっとワクワクします(飽きますが…)

あと最近度々ニュースを賑わせるヒグマにも遭遇しました…。
交通量もそれなりにある道路の脇道に。子熊ではないですが大きくもなく、こちらを一瞥してそのまま山の方に去っていきました。
車の運転中ではなく徒歩で遭遇していたらと考えるとぞっとしますね…。

その他、子供の頃のおぼろげな記憶と比べて気になった点も…。

  • あちこちにソーラーパネル
    これは九州に行った時にも感じましたが、本当にあちこち(牧場や空き地)に太陽光発電のソーラーパネルがあり景観を損ねている印象です。もちろん必要な場所には必要なのでしょうが…。
  • 観光客が少ない…?
    9月という季節柄もあるかもしれませんが、宿泊した川湯温泉なんかは人も少なく、お店も営業していなかったり空き家になっているところも。
    バブル期ににぎわった観光地がどんどん廃れて消えているという話を聞きますが、この20数年の景気悪化で観光客が減ったというのを肌で感じる場所も多かったです。少し寂しいですね。

そうした時代の移り変わりを感じるところはあったものの、今回見ることができた景色はどれも素晴らしく食べ物も美味しかったです。改めて北海道の良さを感じられました。
行ったことのない人はぜひ一度訪れてみてください。

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About the author

野村祐樹

大学卒業後は地元のシステム開発会社で電子カルテの開発に従事。
その後モバイルアプリの開発会社に転職しガラケー&スマホ向けアプリの開発経験を経て、2013年にビヨンドへ入社。大阪オフィス勤務。
現在はWEBシステムの設計・開発を中心に担当。
スマホアプリの開発は趣味としてプライベートで継続中。
ハードウェアオタクのメカニック担当。パソコン、自転車の組み立ては任せて!