【香港SIM】電話番号付きの eSIM を購入する方法【China Unicom HK】

普段は中国(深圳)に住んでますが、業務のために「香港の電話番号(通話・SMS)」が必要になりました。

そして、香港の色んな通信キャリアを探して調べている内に、China Unicom HK(中国聯通香港)であれば、深圳に居ながら、電話番号付きの香港SIM(eSIM)を購入できることが分かりました。またお店の対応も良かったので、さっそく China Unicom HK のSIMカードを購入してきました。

今回の記事では、中国(深圳)で「China Unicom HK」のSIMカード(eSIM)を購入・契約する方法をご紹介します。

※ 2025年9月時点の情報です

China Unicom HK の概要

China Unicom HK は、中国に本店を置く大手国有通信事業者「China Unicom(中国联通 / チャイナユニコム)」の香港子会社です。中国で China Unicom は、China Telecom・China Mobile と並ぶ、「三大通信キャリア」の一角を占める通信インフラ企業であるため、China Unicom HK も世界的な大企業の一部門として香港や海外で事業展開しています。

また、China Unicom HK が提供するサービスは、「CUniq(シーユニーク)」というブランド名で展開されています。

● CUniq(シーユニーク)
https://www.cuniq.com/global/personal

China Unicom と China Unicom HK との比較

項目 China Unicom China Unicom HK
主な対象の顧客 〇 中国内地在住の個人や企業 〇 香港在住の個人や企業

〇 香港を訪れる旅行者・出張者

サービス提供エリア 〇 中国内地での通信が中心 〇 香港での通信が中心

○ マカオや中国内地、その他海外でのローミングサービスにも注力

提供プランの特徴 〇 中国内地向けの長期契約(チャージ式 / 月額プラン)が主流

〇 中国の規制により、インターネットへのアクセスには「GFW(グレートファイアウォール)」が適用される

〇 香港向けの長期契約(チャージ式 / 月額プラン)が主流

〇 旅行者や出張者向けの、短期間のプリペイドSIMカードも充実

〇 香港ではインターネット制限がほぼなく、日本のように Google・LINE・YouTube などが利用できる

深圳で China Unicom HK のSIMカードを購入しにいく

① 深圳のサービスセンターについて

中国内地で China Unicom HK の店舗があるのは、深圳の福田区・南山区の2店舗だけです。

● China Unicom HK(CUniq)の各店舗の所在地・連絡先
https://store.cuniq.com/en/contact-us/store-locations

② 事前の準備・持参物

○ China Unicom HK の店舗への来店予約
○ 英語・中国語・広東語のいずれかで、コミュニケーションできる語学
※ 当然ですが日本語は通じません
○ スマートフォン(eSIM対応)
※ 筆者は、日本のauショップで購入した Google Pixel 8(Android)を持参
○ パスポートの原本
○ SIMカードの購入代金

③ 深圳の福田区のサービスセンターに行く

筆者は、深圳の福田区にある China Unicom HK の店舗に行きました。店舗は、福田口岸(チェックポイント)の 2F にあります。

④ 深圳の福田区にある店舗の場所

深圳地下鉄に乗って、福田口岸に到着しました。

店舗はこの福田口岸(チェックポイント)の建物の 2F にあるので、エレベーターで向かいます。

しかし、ここで注意すべきポイントですが、エレベーターで 1F からは 2F へ、直接は行くことができません。(エレベーター内で 2F のボタンを押しても、2Fで止まりません)

2Fに行くには「2F の China Unicom HK の店舗の方に、エレベーターの外側から2Fに止まるように、エレベーターを操作してもらう必要」があります。つまり、この店舗に行くには「China Unicom HK の店舗の方と事前予約」しておかなければなりません。

そして、エレベーターの外側から 2F で止まるように操作してもらえれば、「そのエレベーターで 1F から 3F(最上階)まで一度移動してから、その次にエレベーターが 2F へ到着するという仕組み」になっています。

なぜ、このような経路になっているかというと、福田口岸の 2F は本来、「香港 → 深圳へ入ってくるための、一方通行専用のフロア」で、主に香港からの来客をメインにしている店舗だそうです。なので深圳(中国内地)から、この店舗へ来る客は珍しかったようです。

⑤ 店舗のカウンターに到着

2F にある China Unicom HK の店舗にやってきました。ちなみに、この店舗は中国内地(深圳)にありますが、管轄は香港になっているようです。

⑥ 料金プランの確認

料金プランを確認します。筆者は「800HKD(約16,000円)/ 9ヶ月分」のプランを選択しました。毎月8GBのインターネットのデータが利用できます。

もちろん、香港の電話番号(通話・SMS)の機能も付属されています。

⑦ SIMカード(eSIM)を購入・契約

SIMカードを購入するには、パスポートでの審査があります。審査からSIMカードの発行まで、1時間位の所要時間でした。

今回のSIMカードは、WeChat Pay(微信支付)で支払いしました。

⑧ SIMカード(eSIM)のインストール設定

eSIM の場合、このような認証用のQRコードが届くので、このQRコードをスマートフォンでスキャンして、スマートフォン側でネットワーク設定すれば、China Unicom HK のネットワーク(通話・SMS・インターネット)が開通します。

⑨ China Unicom HK(CUniq)のアプリのインストール

Google Play や Apple Store などで、China Unicom HK が提供している「MyCUniq」というスマートフォンアプリをインストールしておきます。

MyCUniq のアプリでは、データをどれ位使用したか、またデータチャージやプランの追加が、アプリ上で操作できるようになります。

※ もちろんPC版もあります。

備考

China Unicom HK のSIMカードを、中国(深圳)で購入する場合の、補足や注意事項をまとめました。

○ 中国内地や香港に居住してなくても、パスポートを提示することで、SIMカードの購入・契約が可能
○ パスポートの提示は、画像データの送付でも可能なので、中国国外からのリモートでの購入も可能
○ eSIM だけでなく、物理SIMカード(USIM)の購入も可能
※ ただし、物理SIMカード(USIM)を購入する場合、店頭で受け取らないといけない(中国国外への発送ができないため)
○ 支払い方法は、WeChat Pay(微信支付)・Alipay(支付宝)・UnionPay(銀聯カード)・BoC Pay・Visa・Mastercard のいずれか
(クレジットカードでの支払いの場合、中国国外で発行されたクレジットカードのみが使用可能)
○ China Unicom HK は香港で管轄されるサービスなので、「中国発票(fāpiào)」は発行されない(購入明細のみ発行される)

まとめ

以上、China Unicom HK のSIMカードの購入方法についてご紹介しました。

China Unicom HK のSIMカードであれば、通話・インターネットの品質も安定しているので、中国内地や香港への長期出張者や駐在員にオススメできるサービスです。

もし、香港の電話番号(China Unicom HK)が必要な日本人・日本企業で、自力での購入・契約が難しく思う方が居ましたら、サポートするのでお気軽にお問い合わせください。

香港eSIMサービス「ビヨンドSIM HK」

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About the author

ohara

通信業界で法人向けのNWサービス・OA機器・グループウェアなどの、IT製品の導入を担当するセールスとしてキャリアをスタート。

その後、SIer系のデータセンター事業会社で、物理サーバー / ホスティングサービスのプリセールスエンジニア、SaaS型のSFA / CRM・BtoB向けのEコマースなどのカスタマーエンジニアを経て、現在のビヨンドへ入社。

現在は中国(深圳)に駐在して、中国ドラマと billbill を見るのが日課です。

所有資格:簿記二級