【AWS 構築・運用保守】ゲーム情報メディアサイト|アクティブゲーミングメディア 様

今回は、ビヨンドのクラウド構築・運用保守サービスを導入するに至った背景と、実際にサービスを利用した感想について、株式会社アクティブゲーミングメディアの川瀬様にお話を伺いました。

――御社の事業についてお聞かせください。

川瀬さま:ゲーム×グローバル展開のような形で、幅広く事業をおこなっています。ゲームに特化したグローバルPR事業やカスタマーサポート・ コミュニティマネジメントなど、様々なローカライズサービスの提供、ゲーム販売のパブリッシングなどもおこなっています。

私自身は、AUTOMATONのメディア事業部の担当をしています。AUTOMATONはゲームメディアサイトで、現在、日本語版と英語版の2つがあり、トータルして月間で1,000万~1,500万PVほど読まれています。AUTOMATON自体、元は、個人ブログとしてスタートしたような形で、法人ビジネスとして運用していくには問題がありましたが、そこが伸び始めたあたりからビヨンドさんにもサポートしていただいております。

 

 

――弊社のサービスを導入するに至った背景を教えてください。

川瀬さま:2020年の年明け頃、CMSで構築したメディアサイトがDDoS攻撃を受け、サイトが閲覧できない事象が発生しました。ニュースサイトでのアクセス不能は致命的なことです。社内のエンジニアが一次対応を行い、サイトは復旧したものの、リスクを抱えた状態になっていました。社内には様々なエンジニアがいるものの、Web運用に関しては弱いということがその時にわかりました。このままではまずいと感じ、外部のパートナーにお願いすることを検討し始め、ビヨンドさんのサービスを利用することになりました。

――どのような経緯でビヨンドを知りましたか。

川瀬さま:Web検索でビヨンドさんを見つけたのですが、当初はまず自社からオフィスが近いということが魅力の1つでした。もし何か問題があったら、最悪直接聞きに行けると当時は思っていました。結果的にサービスやトラブルでオフィスに行くことは1度もなかったので、今思えば場所は関係なかったなと感じています。

株式会社アクティブゲーミングメディア BtoC事業部 AUTOMATON ディビジョン部長 川瀬 鮎郎様

――最終的に何が決め手で弊社を選んでいただけたのでしょうか。

川瀬さま:当時、見積のお願いをした際に、見積依頼から検討状況の回答まで、しばらく時間を置いてしまいました。営業の観点からすると、見積を出したら早く動き出したいと思うものです。ただ、私がAUTOMATONの編集や営業も行っており、優先順位をつけながら様々な作業をしていたため、結果的にお待たせしてしまう状況になってしまいました。申し訳ないと思いながらも、担当の方は「そのままでいいですよ、待っておきます」という感じでした。具体的な話を進めようとした際には、「聞きますから直接お話しましょう」と言っていただき、進めようと思った時には、グッと進めてくれますが、ガツガツくる感じではなく、対応に緩急を感じました。自分のペースでやりとりをさせていただけたので、懐が深い会社だと感じてこちらも即決でした。

今考えると、「直接話しましょう」と言っていただけたことは大きかったと思います。電話やメールではなく、実際に来ていただくことで、何かあったら来てくれるかもしれないという期待感が生まれましたし、大事な時には体を張ってサポートしてくださると感じ、とても献身的だと感じました。それが私の中で励みになったと思います。

――どのようなサービスでビヨンドのサービスを利用していますか。

川瀬さま:ゲームメディアサイトのサーバー保守運用をお願いしています。元々社内で管理していたサーバーから分離しているため、その際にサーバー構築もお願いしています。

――ビヨンドがお役に立てている部分はどのような点でしょうか。

川瀬さま:1番は、サービスの質が高いところだと思います。とにかくレスポンスが早く、きちんと対応可否をはっきりさせてくれています。やりとりにおいてのボールをうやむやにしないことはとても大切なことだと思いますが、それをずっときっちりやってくれています。

保守運用で何かがあった際には、誰かがすぐにボールを拾って、対応自体は案件によって時間の差異はありますが、『できる・できない』『やれる・やれない』などをハッキリ示してくれます。話がフワッとして消えていくパターンも実際によくあることだと思いますが、ボールを拾うことを能動的にやり対応いただけている感じがします。私も雑な相談をしてしまうことがありますが、何を『知っているか・知らないか』なども曖昧にせずきちんと言っていただけるので、あまり曖昧が好きではない自分には合っていると感じます。

他に思うこととしては、エンジニアの皆さんの感じがいいと思います。フランクに接してくるわけではないですが、端的に答える中でも、「とんでもないです」などのようなちょっとした言葉など、別に必要ではないかもしれませんが、こちらとしては嬉しかったりします。人がちゃんと対応してくれていると感じますし、相手のことを気遣ってくれているエンジニアの方が多いので、相談してもいいんだなと思えます。皆さん本当にコミュニケーション能力が高いとやりとりをしていて感じます。

――サービスをご利用いただいての感想を教えてください。

川瀬さま:ビヨンドさんの保守運用サービスは属人性が低く、誰が出てきてもサービスの品質が担保されていると実感しています。恐らくシフトがあって時間によって担当が変わると思いますが、どの方もボールをしっかり拾ってくれて対応してくれるので、社内での教育がしっかりされているのだと感じます。

ビヨンドさんと契約する前は、何かあったらどうしようとドキドキしていました。しかし、ビヨンドさんと一緒にやるようになってからは、夜中に何かあったとしても1人だけではなく、専門家の方がいてくれるという「心理的安全」を提供してくれていると感じていますので、解約は考えられないです。夜間対応のためにカナダにも拠点を置いたぐらいですからね。

――私たちのサービスを継続いただけている理由は何でしょうか。

川瀬さま:私たちのライフラインの部分を守ってくれているので、やめる理由がありません.......(笑)

――今後私たちに期待されることは何でしょうか。

川瀬さま:今のサービス品質自体が優れていると思いますので、それを維持してほしいです。会社を大きくしていく中で、新しいものに投資をしていくと思いますが、上手くいっているものへの投資はあまりされない傾向があると思います。それによって足元がぐらついてサービス品質が落ちるとなると寂しいですし、運用の品質部分が多くの方の信頼になっていると思うので、ぜひ維持していただければと思います。

――今後の事業展開について教えてください。

川瀬さま:AUTOMATONはゲーム情報サイトで日本生まれのメディアですが、英語版が欧米で大きく伸びており、まだ先のことだとは思いますが、英語版が日本語版を追い越すことも考えられます。その際には、サーバーのことなども検討しなければならないと思っています。

今後、AUTOMATONはニュースサイトだけでなく、ランディングページを特別に制作したり、サイト内ミニゲームなども考えているので、様々な機能を持ったWebサービスとして展開できるようにしていきます。何をするにしても、実際に実装する際には、ビヨンドさんにお願いする部分も出てくると思いますので、引き続き一緒にやっていけたらと思います。

――本日は貴重なお話をありがとうございました!

会社名 株式会社アクティブゲーミングメディア
事業内容 ・ ローカライズ(ゲーム・マンガ / アニメ・字幕・マニュアル・文書 など)
・ クリエイティブ(マスメディア広告・ブランディング・デザイン・映像 など)
・ ゲーム・アプリのデバッグ
・ ゲーム情報サイト『AUTOMATON(オートマトン)』運営
・ インディーズゲーム配信サイト『PLAYISM(プレーイズム)』運営
・ グローバルマーケティング(市場調査・年齢レーティングサービス など)
利用用途 ゲーム情報メディアサイト
AUTOMATON(オートマトン)
サーバー環境 Amazon Web Service(AWS)
利用サービス クラウド / サーバー設計・構築
クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)