「製品ライセンスの執行猶予期間中にParallels Plesk Panelを利用しています」とは

中国オフィスの大原です。

以前、お客様より「Pleskの注意メッセージがありますが、どういった意味ですか?」というお問合せがありましたので、
本ブログで対処方法を掲載します。

※ Parallels Plesk Panel は2015年1月30日18時をもって、新規お申し込みを終了しています。
後継サービスとなる「GMOクラウド ALTUS Basic/Isolateシリーズ」が提供されているため、これから導入予定の方は以下のリンクからご確認ください。
https://altus.gmocloud.com/

問題の注意メッセージについて

Plesk

この表示は、Pleskライセンスキーの完全失効までの猶予期間をあらわすメッセージです。

管理メニューにあるリンクから [キーの取得] をおこない、ライセンス更新を実施する必要があります。
また、この猶予期間を過ぎるとライセンスが完全に失効してしまうため、その際はサーバー内部での操作が必要になるのでご注意ください。

ライセンスキーの更新手順

  1. メッセージに表示されている 「ライセンス管理ページ」 をクリック。
  2. 「キーを取得」をクリック。
  3. 「OK」をクリックして完了。
  4. 以上で完了です。

猶予期間が過ぎてしまった場合

この猶予期間を過ぎると、ライセンスが完全に失効し、サーバー内部で以下の操作が必要です。

  1. RootにてPleskテンプレートから作成されたサーバにログイン
    バックアップされていたライセンスキーをリカバリする。
  2. # cp /etc/sw/keys/backup/* /etc/sw/keys/keys

  3.  Pleskコントロールパネルにてログインできることを確認する。
  4. ログイン後、再度、「キーの取得」オプションを選択する。

まとめ

執行猶予期間が過ぎてしまうと、SSHからログインし作業をおこなう必要があるので、このメッセージを見つけたら忘れない内に早めの更新をオススメします。

クラウドのプロに相談したい場合

弊社ビヨンドでは、創業以来、マルチクラウドインテグレーター・マネージドサービスプロバイダー(MSP)として培った技術力で、AWS や GCP・Azure・Oracle Cloud など、様々なクラウド / サーバーのプラットフォームを駆使した設計・構築・移行を行ってきました。

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About the author

ohara

通信業界で法人向けのNWサービス・OA機器・グループウェアなどの、IT製品の導入を担当するセールスとしてキャリアをスタート。

その後、SIer系のデータセンター事業会社で、物理サーバー / ホスティングサービスのプリセールスエンジニア、SaaS型のSFA / CRM・BtoB向けのEコマースなどのカスタマーエンジニアを経て、現在のビヨンドへ入社。

現在は中国(深圳)に駐在して、中国ドラマと billbill を見るのが日課です。

所有資格:簿記二級