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【まとめ】Tencent Cloud(テンセントクラウド)の概要【ポイント】

技術営業部の大原です。

今回は中国で二大巨頭の一つである クラウドプラットフォーム Tencent Cloud(テンセントクラウド)の概要に関する記事です。
(2021年11月時点の情報です)

Tencent(テンセント)の概要・歴史

Copyright (C) 2021 Tencent Cloud. All Rights Reserved.

Tencent では、微信(WeChat)・QQメールに代表されるメッセージングを始めとした、ゲーム・ビデオ・ニュース・音楽・決済・クラウド・セキュリティなど、ユーザーの日常のニーズを満たす様々なデジタルエコシステムが存在します。特に 微信(WeChat)では「毎日10億以上」のアクティブユーザーが存在します。

年代 概要
1998.11 Tencent(騰訊控股)を設立
1999.02 Tencent QQ が誕生
2003.08 QQゲームをリリース
2004.06 香港証券取引所メインボードに上場
2009.12 年商が100億人民元を突破 ※ 日本円で約1,588億円
2011.01 微信(WeChat中国版)をリリース
2011.06 オープンプラットフォーム戦略を発表
2013.08 WeChat Pay のオンライン化
2014.01 WeChat 紅包(ホンバオ)をリリース ※ デジタル送金機能
2017.07 時価総額が5,000億ドルを突破 ※ 日本円で約56兆円
2018.01 WeChat の アクティブユーザー数が10億を突破
2019.07 クラウド分野で日本市場に参入発表
2020.02 グローバルなパンデミック対策支援として1億ドルのファンドを設立 ※ 日本円で約110億円

Tencent Cloud の概要

   Copyright (C) 2021 Tencent Cloud. All Rights Reserved.

Tencent が提供する 微信(WeChat)や デジタルコンテンツ などの様々なサービスを支えるプラットフォームが「Tencent Cloud」 です。

Tencent Cloud のインフラ技術を用いた、高DAUサービスとソフトウェア 及び 独自テクノロジーを活用して、企業のデジタル変革を支援し、Tencent Cloud の基幹プロダクトとなる コンピューティング・ストレージに加えて、包括的な300以上のサービス、27 のリージョン・70 のアベイラビリティーゾーンの強固なインフラサービスを提供します。

また、Tencent Cloud の特徴としては、以下の3つのポイントがあります。

● 強力な技術基盤
・クラウドコンピューティングテクノロジー開発の技術革新ために、継続的なオープンソースコラボレーションへの投資。

● 膨大なコネクティビティ
・数十億のユーザーにサービスを提供してきた20年以上の経験により、数多くの視点からユーザーを繋ぐ強力なコネクション。

● オープン化されたエコシステム
・強力なパートナー同士の相互接続によるデジタルエコシステム。

まとめ

以上、Tencent 及び Tencent Cloud の概要でした。

Tencent Cloud では、大規模ライブ配信機能を実装するための開発ツールSDK「aPaaS」を利用することで、通常のライブルーム機能だけでなく、各種ミニゲームや投げ銭機能を実装することができるので、インフラ利用の用途だけでなく システム開発のシーンでも活躍します。

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About the author

ohara

通信業界で法人向けのNWサービス・OA機器・グループウェアなどの、IT製品の導入を担当するセールスとしてキャリアをスタート。

その後、SIer系のデータセンター事業会社で、物理サーバー / ホスティングサービスのプリセールスエンジニア、SaaS型のSFA / CRM・BtoB向けのEコマースなどのカスタマーエンジニアを経て、現在のビヨンドへ入社。

現在は、アジアのシリコンバレー中国・深圳に駐在して、中国ドラマと billbill を見るのが日課です。

所有資格:簿記二級