【IT未経験者向け】文系人間がインフラエンジニアになって気づいた「言葉の力」

目次
はじめに
こんにちは。ぱるです🐶
今回は、文学部出身ごてごての文系人間が、IT業界に飛び込んでみて気が付いたこと、学んだこと、同じ境遇の方に共有したいことなどを紹介していこうと思います。
気軽に読んでみてくださいませ!
そもそもなぜインフラエンジニアに?
国語の先生にあこがれていたので、大学では文学部に所属し、教育だったり、心理学だったり、哲学などを学んでいました。
ゲームもしないので PC は Word でレポートを書くくらいでしか使っておらず、プログラミングもしたことがない、サーバのことなどもちろん何も知らず、IT に関する知識は全くゼロでした。
就活をすることになって、さて自分がこれからどう生きようかと考えたときに、はじめて IT 業界に興味を持ちました。
あこがれていた先生の仕事は、働き方が自分に合わないと判断してやめてしまいました。
技術職だし食いっぱぐれなそう、柔軟な働き方ができそう、なんでかわかんないけど文系歓迎の IT 企業もいっぱいある…… 自分もエンジニアになれるのか?と思い、何も知らないまま飛び込んでみたのが、私がエンジニアになったきっかけです。
そして、ご縁があってビヨンドに入社することとなり、研修の末システムソリューション部に所属となりインフラエンジニアとなりました。
ITの世界は未知の言語圏のようだった
入社当初は、まるで海外に来たのかと思うくらい、本当に先輩たちが何を言ってるかわかりませんでした。
IT に限らずですが、知らない単語があるだけで会話の内容はまったくわからないです。
なので、わからない用語を調べる → その説明の中にまたわからない用語がある → 調べる の無限ループがずっと発生していました。
例)VPC(AWS)とは?→「論理的に隔離されている定義済みの仮想ネットワーク内で AWS リソースを起動できるネットワーク空間のこと」→ …論理的に隔離?仮想ネットワーク?ってなに!→ さらに調べる みたいな感じです。
また、IT用語だけでなく「IT独特の概念」の理解にも苦労しました。
インフラで言えば、サーバもその一つです。サービスを動かすために必要不可欠なものなのですが、漠然としすぎていて「…ほんでなにができるの?」となっていました。特に今はクラウドが主流なので、サーバもネットワーク機器も目に見えることがほとんどありません。
常に「目に見えないもの」について考え、理解し、想像しながら仕事をするのはなかなか難しいです。
初耳だと意味不明なインフラ用語たち
そんな未知の言語圏で、目に見えないものについて調べる毎日でしたが、中でも私が困惑したのは現場で日常的に飛び交う「独特な業界用語」たちです。
ここでは、初耳だと意味が分からない言葉をいくつか紹介したいと思います。
プロセスを kill する
プログラムを強制終了させるという意味です。なぜか、〇すという残酷な表現をします
名前解決する
ドメインを IP アドレスに変換する挙動のことです。解決という言葉を当てるのが不思議な感覚です
dig ってみて
DNSレコードを調べるためのコマンドのことです。音楽だけでなく、ITの世界でも使います
エラー吐いてる?
ログファイルにエラーが出力されることです。IT 用語にはなぜか「吐く(ログが吐かれる)」「食う(メモリを食う)」など、生々しい表現が多くて変ですね
踏み台がある環境
踏み台(サーバ)とは、セキュリティを高めるため、本番環境を中継するサーバのことです。そのままの意味ではあるのですが、不憫な名前です
初心に戻っていろいろ挙げてみました。
2 年経った今では脳死で使っていますが、冷静に見ると奇妙な言葉が多いですね
実は「言葉」を扱う仕事である
未知の世界に飛び込み、意味不明な用語たちと向き合いながら、実務にも少しずつ慣れてきました。
実際に 2 年間インフラエンジニアとして働いてみて気が付いたことは、PC に向かって黒い画面を眺めながらコマンドを叩くこと以上に、コミュニケーションを通して課題解決をしていくことが重要であるということです。
エンジニアというと、常に PC と向き合って技術を磨いているイメージがある方もいるかもしれませんが、実際にインフラエンジニアとして仕事をする際はお客様や社内のメンバーとコミュニケーション取っている時間がとても多いです。なぜなら、技術はいってしまえば単なる道具で、私たちの役割はインフラに関連するお客様の課題を解決することだからです。
課題を解決するためには、まず「お客様が本当は何に困っているのか」を汲み取る必要があります。お客様のIT知識のレベルは様々です。「なんか動かない」「ここをこうしたい」という漠然としたご要望に対し、コミュニケーションを通して本当の目的や隠れたリスクを紐解いていきます。 そして、私たちが提案する解決策(よくわからないたくさんのIT用語)を、お客様の目線に合わせて分かりやすい言葉にしてお伝えします。
お客様の考えを汲み取る力、分かりやすい表現でのコミュニケーション…… こういった場面に関しては、IT とは全く無縁だと思っていた学生時代の学びが活きる瞬間がたくさんあると私は思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
つらつらと生意気なことを言っていましたが、私自身まだまだ赤ちゃんエンジニアなので、コツコツと技術力を磨いて立派なインフラエンジニアになれるように頑張りたいと思います!!
未知の世界に飛び込もうとしている方へ、少しでも背中を押せるような記事になっていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
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