ビヨンドがコミュニケーションを大事にする理由

最近、あらためて考えていることがあります。
それは、ビヨンドをもっと「普通に議論ができる会社」であり続けさせたい、ということです。
「議論」と言うと、会議室で誰かと戦うような、少し身構えてしまうイメージがあるかもしれません。でも、ここで言いたいのはもっと日常的な話です。
「それ、こういう考え方もあるんじゃないですか?」
「このやり方、別の選択肢もありそうですね」
そんな言葉が、変に気を使いすぎず自然に出てくる状態。
勝つためでも、相手を否定するためでもなく、「考えていることをちゃんとテーブルに出せること」。そういう空気がある組織でありたいと思っています。
仕事をしていれば、誰でも意見や違和感は持っているはずです。ただ、それを言葉にするとなると、急に難しくなる。「間違っていたらどうしよう」「空気を悪くしたくない」そう思うのは、ごく普通のことだと思います。

社長に反対意見を言える組織

特に「社長」という立場になると、周りが意見を言いづらくなるというのはよく聞く話です。実際、それは自然なことだとも思います。
でも、ビヨンドのマネージャーやリーダーたちは、私に対してもしっかり意見を言ってくれます。「それは違うと思います」「こういう考え方もあるんじゃないですか」と、臆せず言葉にしてくれる。
正直、これはとても助かっています。
自分一人では気づけなかった視点をもらえたり、「もっといい方向があるな」と考えを変えられることも多いからです。会社の判断の精度は、こういう積み重ねで上がっていくんだと思っています。
そして、それができているのは、マネージャーやリーダー自身が、チームの中で「言いやすい空気」を作ってくれているからでもあります。その姿勢が、組織全体に広がっていってほしいですね。

議論ができる人は「損」なのか?

自分の考えを言葉にできる人には、メリットもあれば、しんどさもあります。
メリットは分かりやすいです。問題が起きたときに「誰が悪いか」ではなく「どう直すか」の話ができる。結果として、仕事が前に進みやすくなります。理由を持って話せる人は、社内でも社外でも信頼されますし、大事な場に呼ばれることも増え、裁量も広がっていく。
一方で、楽ではありません。
自分の頭で考え、言葉を選ばなきゃいけない。正直、黙って流したほうが楽な場面も多いでしょう。気づけば調整役や説明役になっていて、「なんで自分ばかり……」と感じることだってあるかもしれません。場合によっては、「理屈っぽい人」と見られることだってあります(私も人のことは言えませんが)。
それでも、社内でもお客さん相手でも、「何も言わないこと」が一番いい結果につながることは、まずありません。

ITは、突き詰めればサービス業

ビヨンドでは、コアバリューの一つとして「コミュニケーション」を大事にしています。
ただ、これは「みんな仲良くしましょう」という話ではありません。また、「エンジニアなのに話が上手くないとダメ」という意味でもないです。
エンジニアですから、まず技術があること。これは大前提です。
でも、「技術だけ」ができる人にはなってほしくないと思っています。なぜかというと、私たちのITの仕事は、突き詰めれば「技術を使ったサービス業」だからです。
サーバーも、システムも、コードも、本来は"手段"です。その先には必ず、お客さんの課題や、実現したいことがあります。そこを理解できなければ、どれだけ技術的に正しいものを作っても、「本当に役に立つサービス」にはなりにくい。

答えを出すことより、テーブルに出すこと

社内で、自分が何を考えているのか、どこに違和感があるのかを言葉にする。
社外では、お客さんの要望をそのまま受け取るだけではなく、「本当の課題はここじゃないですか?」と、一歩踏み込んで伝える。
もちろん、言いづらいこともあります。触れないほうが楽な場面もある。それでも、必要だと思うことは、「どう伝えるか」を考えた上で、ちゃんと伝えたい。
意見を言うことは、正解を出すことでも、勝つことでもありません。「考えていることをテーブルに出すこと」です。そこから先は、一人で抱えなくていい。議論とコミュニケーションを通じて、より良い提案や判断に変えていけばいいと思っています。
派手なことをやりたいわけではありません。
ただ、言うべきことを言えて、聞くべきことをちゃんと聞ける。そんな当たり前が、ちゃんと回る会社でありたい。
技術だけでは、いいサービスは作れない。
だからビヨンドは、議論とコミュニケーションを大事にする会社であり続けたいと考えています。

「議論」のその先へ。

私たちビヨンドは、単なる技術集団ではなく、対話を通じて新しい価値を創るチームでありたいと考えています。そんな私たちの事業内容や会社概要については、こちらからご覧ください。

株式会社ビヨンドについて

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About the author

原岡昌寛

株式会社ビヨンドの代表取締役です。

Oracle DBA(UNIX、Linux、Windows SeverでDBのお世話)
⇒Linuxエンジニア(DCでサーバー、FW、L3などをまるっと構築・運用)
⇒クラウドエンジニア(マルチクラウドAWS、GCP、Azure等)
⇒経営者

趣味は読むこと。マンガ、ネット小説、ビジネス書などなんでも読みます。最近ソロキャンプをはじめました。