【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

vagrant + vscode でxdebugの導入方法

こんばんは!
システム開発部の長門です。

今回は、phpプログラマーが愛用しているxdebugをvagrant + vscode環境に導入する方法を分かりやすく解説していきます。
導入環境は以下となってます。
vagrant : 2.2.9
php : 8.0.3
vscode : 1.55.1
xdebug : 3.0.4

事前準備

phpのバージョンによって、どのバージョンのxdebugが対応しているか変わってくるため、事前に確認します。
確認には下記のサイトに「php -i」で出力された情報を全てコピーして張り付けて下さい。
https://xdebug.org/wizard

出力された結果のxdebugファイルのダウンロードリンクをコピーします。

xdebugをインストール

事前準備でコピーしたダウンロードリンクからwgetでファイルを取得します。

cd /usr/local/src
wget http://xdebug.org/files/xdebug-3.0.4.tgz

phpizeコマンドを使用するためにphp-develを導入

sudo yum install php-devel

ダウンロードしてきたファイルを展開後、順にコマンドを実行

tar -xzvf xdebug-3.0.4.tgz
phpize
./configure
make
sudo make install

makeコマンドを実行後、カレントディレクトリのmodulesディレクトリ内にxdebug.soファイルが作成されるので、コピーします。

sudo cp modules/xdebug.so /usr/lib64/php/modules

これでインストールは完了しました。

php.iniに設定を追加

続いて、php.iniファイルにxdebugの設定を加えます。
php.iniファイルには設定情報を直書きせず、xdebug用の新しいiniファイルを作成してこちらを読み込む形を取ります。

sudo vi /etc/php.d/15-xdebug.ini

新規作成したiniファイルには以下の設定を追記します。
xdebugのバージョンによって加える設定の内容や指定方法が異なりますので、注意してください。
また、バージョン2系の場合、xdebugのポート番号がデフォルトでは「9000」になっておりますが、
既に使われいる場合がありますので、「9000」以外で設定することをおすすめします。
バージョン3系では、デフォルトが「9003」に変わっているため特に指定しなくても大丈夫かと思います。

バージョン2系の場合

[xdebug]
zend_extension=/usr/lib64/php/modules/xdebug.so
xdebug.defaul_enable=1
xdebug.remote_enable=1
xdebug.remote_port=9001
xdebug.remote_handler=dbgp
xdebug.remote_autostart=1
xdebug.remote_connect_back=1

バージョン3系の場合

[xdebug]
zend_extension=/usr/lib64/php/modules/xdebug.so
xdebug.client_port=9003
xdebug.mode=debug
xdebug.start_with_request=yes

vscodeでの設定

vscode上で「ctrl+shift+x」で拡張機能導入画面を開き、
「php debug」で検索して、インストールします。

拡張機能のインストールが完了しましたら、
vscode上部のツールバーの「実行」⇒「構成を追加」をクリックし、「php」を選択
カレントディレクトリに「.vscode/launch.json」が作成されますので、開きます。


初期設定では、以下のようになっていると思います。

{
    // IntelliSense を使用して利用可能な属性を学べます。
    // 既存の属性の説明をホバーして表示します。
    // 詳細情報は次を確認してください: https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=830387
    "version": "0.2.0",
    "configurations": [
        {
            "name": "Listen for Xdebug",
            "type": "php",
            "request": "launch",
            "port": 9001
        },
        {
            "name": "Launch currently open script",
            "type": "php",
            "request": "launch",
            "program": "${file}",
            "cwd": "${fileDirname}",
            "port": 9000
        }
    ]
}

ここで「Listen for Xdebug」の「port」欄の番号をphp.iniファイルに設定したポート番号を指定します。
設定していない場合はデフォルトのポート番号を指定します。
xdebug2系 : 9000
xdebug3系 : 9003

最後に

私が所属するシステム開発のサービスサイト「SEKARAKU Lab(セカラク ラボ)」を開設しました。
ビヨンドは、サーバーの設計・構築から運用までをワンストップでお任せいただけますので、サーバーサイド開発でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
SEKARAKU Lab:[https://sekarakulab.beyondjapan.com/](https://sekarakulab.beyondjapan.com/)

これで全ての設定が完了し、xdebugが使用できる状態になりました。
以上になります、お疲れ様でした。

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
3
読み込み中...
3 票, 平均: 1.00 / 13
6,059
X facebook はてなブックマーク pocket
【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【大阪 / 横浜】インフラエンジニア・サーバーサイドエンジニア 積極採用中!

【大阪 / 横浜】インフラエンジニア・サーバーサイドエンジニア 積極採用中!

この記事をかいた人

About the author

長門 将輝

2020年4月新卒入社。システム開発部所属の長門です。
主にPHPを使用してのWebシステム、ゲームAPIの開発を行ってます。
所有資格:PHP7技術者認定初級