Linux Professional Institute(LPI)と「Hiring Partner」を締結しました
2024.01.05
株式会社ビヨンドは、弊社のITエンジニアとしての技術力向上の取り組みが認定され、「Linux Professional Institute Inc.(以下、LPI)」へ加入し、LPI との「Hiring Partner(Platinum)」を締結いたしました。
Linux Professional Institute Inc.(LPI)について
ビヨンドが加入している「Linux Professional Institute Inc.(LPI)」は、主に Linux のシステム管理者およびプログラマーに向けた、ベンダーとは独立したプロフェッショナル認定をおこなう、カナダを本拠地とする非営利組織です。
180以上の国々で、200,000 を超える認定資格者を擁する、世界初・最大のベンダー中立の Linux・オープンソース技術の認定機関として、 複数の言語による認定試験の実施・活動がおこなわれています。
また、LPI が提供するグローバル基準の認定「Linux Professional Institute Certification(LPIC または Linux 技術者認定試験)」は、各個人の能力レベルを示す認定資格です。LPIC 以外にも、オープンソース入門者向けの Linux Essentials プログラムや、DevOps などの技術を使用するプロフェッショナル向けのオープンソース技術のプログラムも提供されています。
Linux Professional Institute Certification(LPIC)について
Linux Professional Institute Certification(LPIC)は、Linux システム管理者の専門スキルと知識を評価し、それを証明するための国際的な認定資格です。LPIC は、オープンソース および Linuxコミュニティで高く評価されており、企業や組織においても優れたLinuxシステム管理者の証明とされています。
LPIC の認定資格を取得することで、個々のキャリアパスの発展や雇用の機会向上に寄与することが期待され、Linux環境でのプロフェッショナリズムの象徴となっています。
また、LPIC の認定資格は、ベンダーニュートラルな特性があるため、様々の種類が存在するLinuxディストリビューションにわたって通用するスキルを証明することができ、様々な環境化によるLinuxシステム管理者としての適用範囲が広がります。
なお、LPIC の認定資格試験に合格するには、実務経験があるかどうかも合格の可能性を高める要素であり、理論だけでなく実際の業務でのスキルも有していることが期待されます。LPIC の認定試験は、個々のレベルごとに異なる実務経験の要件があり、それに応じて適切な実績を有することが求められます。
LPIC は3つのレベルから構成
LPIC のプログラムは、3つのレベルから構成されており、それぞれに特定のスキルと知識が求められています。
LPIC レベル1(LPIC-1)
Linuxシステムの基本的な管理能力を評価します。コマンドラインでの作業、ファイル / ディレクトリの管理、システム起動の制御、ユーザー / グループの管理など、基本的なスキルが求められる、入門的なステップとして位置付けられます。
LPIC レベル2(LPIC-2)
より高度なLinuxシステム管理者のスキルを測定します。ネットワーク構成、ファイルサーバー / Webサーバーの管理、セキュリティの実装、高度なシステム管理が含まれます。このレベルでは、実際の運用環境での経験が不可欠となります。
LPIC レベル3(LPIC-3)
エキスパートレベルでのスキルと経験を評価します。特定の分野での深い知識と専門スキルが求められます。例えば、企業ネットワーキング、セキュリティ、Web / クラウドの統合など、高度で専門的なトピックが含まれます。
ビヨンドの Hiring Partner の締結について
LPI とのパートナーシップによって締結した「Hiring Partner」の制度は、Linux 技術者認定試験(LPIC)および認定資格者に注力し、LPIC 認定資格を保有する個人がさらに優れた雇用機会にアクセスでき、高度なLinuxシステム管理者のスキルを持つ人材の採用活動をおこなうパートナー制度です。
ビヨンドは創業以来、様々なサーバー / インフラの設計・構築。運用保守・監視をおこなう、マネージドサービスプロバイダー(MSP)・マルチクラウドインテグレーターです。ビヨンドの事業モデルとして、Linux の知識・技術はの向上は重要事項と捉えているため、今回のパートナーシップに至りました。
これからもビヨンドは、Linuxベースの技術スキルの普及を推進し、グローバルなITコミュニティと連携して、オープンソースエコシステムの発展に寄与していきます。
多くのお客様からのご要望にお応えできるよう、皆様のより一層のご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます。
ご取材に関するお問い合わせ先
本プレスリリースに関する取材については、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先 | 株式会社ビヨンド 広報担当または人事担当 |
---|---|
お問い合わせフォーム | 本プレスリリース に関するお問い合わせ https://beyondjapan.com/contact |