【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【Linux】ディスク整理したい時のための、duコマンドとdfコマンドを使ったディスク容量の調べ方

こんにちは、こんばんは。

システムソリューション部の宮崎です。

この記事では、ディスク容量を調べたい、ディスク容量きついから整理しないと、

といった時に使うduコマンドdfコマンドについて例を交えて書いていきたいと思います。

dfコマンド

df - 使用中のディスクの量と使用可能量を表示する

実際の業務で使うのは-hオプションぐらいです。

-h, --human-readable
それぞれのサイズに、例えばメガバイトなら M のようなサイズ文字を
付加する。 10 の累乗ではなく 2 の累乗を用い る の で 、 M は
1,048,576 バイトを表す。

実際にコマンドを叩いた結果がこちらです。

[root@localhost ~]# df -h
ファイルシステム       サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/mapper/cl-root   6.2G  4.9G  1.4G   78% /
devtmpfs              905M     0  905M    0% /dev
tmpfs                 920M  208K  920M    1% /dev/shm
tmpfs                 920M  8.7M  912M    1% /run
tmpfs                 920M     0  920M    0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1            1014M  226M  789M   23% /boot
tmpfs                 184M   16K  184M    1% /run/user/1000

ファイルシステムごとのディスク容量を確認できました。
ディスク容量を調べる際には最初にこのコマンドを叩くとわかりやすいかと思います。

duコマンド

du - ファイルのディスク使用量を表示するコマンド

実際の業務でよく使われるオプションは-c,-h,-sの3つです。

-c, --total
総合計量を表示する

-h, --human-readable
人間が読みやすい形式でサイズを表示する (例: 1K 234M 2G)

-s, --summarize
各引数の合計容量のみ表示する

実際にコマンドを叩いた結果がこちらです。

 [root@localhost /]# du -sch ./*
0	./1
0	./bin
194M	./boot
156K	./dev
49M	./etc
4.6M	./home
0	./lib
0	./lib64
0	./media
0	./mnt
19M	./opt
0	./proc
52K	./root
65M	./run
0	./sbin
0	./srv
0	./sys
296K	./tmp
3.7G	./usr
1.1G	./var
5.0G	合計

※実際に数十Gの容量のディレクトリに対してduコマンドを叩くと
I/Owaitが上昇する時間が長くなるので注意してください。

調べてみて容量を占めているディレクトリを指定して深堀していくと
どのディレクトリのどのファイルが容量を食っているのかがわかります。

次に、容量が多いディレクトリについては個別に調べていきます。

/usr以下のディレクトリをもっと深堀していきたいとなれば、/usrに移動してから同様にコマンドを叩いていきます。
※移動しなければならないわけではありません。/usr/* の様に指定することもできます。

 [root@localhost /]# cd /usr
[root@localhost usr]# du -sch ./* 
209M	./bin
0	./etc
0	./games
18M	./include
716M	./lib
1.2G	./lib64
102M	./libexec
4.0K	./local
57M	./sbin
1.3G	./share
109M	./src
0	./tmp
3.7G	合計

あくまで例ですが、この結果から/usr/share以下の容量が1.3Gであることがわかります。

もしも容量が多くて調べられない、結果が出るのに時間がかかるといったことがあれば

--exclude=除外したいディレクトリ

このオプションをつけると対象のディレクトリを、検索対象外にして調べることができます。
先ほどのコマンドを例にすると以下の結果になりました。

 [root@localhost usr]# du -sch ./* --exclude=share
209M	./bin
0	./etc
0	./games
18M	./include
716M	./lib
1.1G	./lib64
102M	./libexec
0	./local
57M	./sbin
109M	./src
0	./tmp
2.3G	合計

/home/qmailディレクトリが検索対象外となり/usr/shareを除いた
合計が2.3Gと表示されていることがわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ディスク容量は日に日に増加して、気づけばいっぱいだったなんてことが多々あります。
そんな時の役に立てればなと思います。以上です。

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
3
読み込み中...
3 票, 平均: 1.00 / 13
26,989
X facebook はてなブックマーク pocket
【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

この記事をかいた人

About the author

宮崎健太

2017年に新卒でビヨンドに入社しました。

主にWeb系のサービスを展開する企業が利用するサーバー / クラウドに対して、24時間365日の運用保守・監視サービスの提供をおこなっています。
システムソリューション部に所属しており、ビヨンドの運用をよりよくし、お客様がお客様のビジネスに専念できますように、という思いで仕事をしています。

所有資格:AWS Certified Solutions Architect、GCP Professional Cloud Architect、Linuc1