City Trial Japan 2020の魅力を語ります
目次
こんにちは、Webサービス事業部の五島です。
2020年11月28日(土)に開催された、「City Trial Japan 2020 in OSAKA」を観に行ってきました。
皆さま、スポーツはお好きですか?
聞いておいていきなり裏切るようですが、私は普段スポーツなどはほぼ全くしません。
先日久々に腕立て伏せをしたら5回で息絶えました。
微妙に悔しかったので、その後申し訳程度に腹筋ローラーを10回したら2日間筋肉痛になりました。
このように、スポーツと筋肉に全く縁がない私ですが、こんな私でも楽しめるスポーツ観戦イベントがありました。
それがCity Trial Japanです。
己の限界を超えようと、難関コースに挑み続ける選手の姿勢。
大会中、選手とマシンをベストコンディションに保ち続けるマインダー。
※マインダー:大会中に選手について回り、マシントラブルや選手のケアを担うサポート要因
それらの光景は目が離せないほどの緊張感があり、また、誰もが無理だと思うような難関コースを選手が人間離れした技を繰り出しながらクリアしていく様はとても感動します。
この記事では、そんなCity Trial Japan 2020 in OSAKAの当日の様子や見どころについて、私の視点からお伝えします。
オートバイ競技「トライアル」って?
そもそも、「トライアル」って何?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
トライアルについて、以下のCity Trial Japanの公式HPから引用します。
トライアルとは、高低差や傾斜が複雑に設定されたコースを、いかにオートバイに乗ったままで
走り抜けることができるかを競う競技で、自然を舞台に争うアウトドアと、
スタジアムやアリーナに人工障害物を設けるインドアがあります。
出典:City Trial Japan 2020 in Osaka |CTJ OFFICIAL WEB SITE
※City Trial JapanのWebサイトは弊社ビヨンドが制作を担当させていただきました。
このように、トライアルはオートバイを使った競技ですがレースではなく、あくまでも制限時間内で技の正確さを競う競技です。
足をついたりマシンから降りたりしてしまうと減点されるため、こういった競技内で規定される減点ポイントをいかに少なくコースを走り抜けられるかどうかが勝敗を分けます。
City Trial Japanとは?従来のトライアルと何が違うのか
City Trial Japanとは、世界に通用するほどに実力のあるライダーが日本に大勢いるにも関わらず、日本国内でまだまだ知名度が低いトライアルの知名度を上げていく為、多くの人が目に触れる機会を増やしやすい都市で大会を実施する「都市型競技」として開催されたトライアルの大会です。
2018年には大阪を代表するランドマーク・通天閣商店街で初の大会が開催されました。
その時の映像がこちら↓
私は今年開催のCity Trial Japan 2020 in OSAKAを観に行く前からこの映像を見ていたのですが、
「あれっバイクってこんな乗り方するやつだっけ??しかもこんな大都会で、しかもこんな大胆なコースで???」と、とても驚きました。
選手全員がレーシングゲームの画面越しでしか見たことがないような軽やかで大胆な運転捌きを現実世界でやってのけているのです。
この映像を目にした時点で私は「あ、これ楽しいやつだ。観に行こう。」と決意しました。
これが引きこもり腕立て5回野郎がトライアルというスポーティな世界に足を踏み入れたきっかけでした。
ちなみに今思うと結構恥ずかしい事実なのですが、私は全くスポーティではない生活をしている割に毎日プロテインを飲む習慣があります。
それならもうちょい腕立てがんばれよ。。
City Trial Japan 2020 in OSAKAの当日の様子
City Trial Japan 2020 in OSAKAは、万博記念公園のお祭り広場で開催されました。
ちょうど太陽の塔の裏側になる場所ですね。
大会当日の現地は大会開催エリアの他にもスポンサーの特設ブースや、トライアルの体験コーナー、様々な食べ物を楽しみめる屋台等が盛り沢山で、とても賑やかな雰囲気でした。
City Trial Japan 2020 in OSAKAの様子は公式Instagramからご覧いただくことが出来ます。
ですが、私も少しばかり観客席から写真を撮らせてもらったので、以下に抜粋して紹介させていただきます。
こちらは、大会の会場。
太陽の塔の裏側って、私は今回初めて見たのですが、皆様はどうですか?
言葉通り、太陽の塔の裏の顔を知れた気がして少し嬉しい気分になりました。
そして、なんと大会会場には弊社ビヨンドのロゴが…!
ビヨンドはCity Trial Japan 2020 in OSAKAのスポンサーをさせていただいます。
次に選手の皆様が実際にバイクを乗りこなしている写真をお届けします。
※選手の近くには必ずマインダーが待機しており、転倒やマシンの故障等の万が一の状況に備えています。
選手にとって、マインダーは大会のスコアを左右するとても大切な存在なのだそうです。
絶対バイクで走れるフィールドじゃないだろこれ。。
会場のフィールドは一流の選手でも完璧に乗りこなすのは難しいほどに高い難易度で設定されていました。
そして、そろそろお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、どうやらCity Trial Japanの選手は少なくとも片輪が宙に浮いてる状態でのバイクの運転がもはやデフォルトのようです。
信じられないバランス感覚。。
というか怖くないのでしょうか。。
ここが一輪車に3秒くらいしか乗リ続けられないような私ではどうあがいても参入できない世界であることは言うまでもありません。
た、高い!こんな高い地点で平然とバイクを乗り続けられるなんて…。
このまま空に飛び立ってしまう勢いです。某ハリウッド映画を彷彿とさせますね。
あれ、これ今、重力ってどうなってます?
何故かバイクの上で泳げちゃってます。すごいスピ-ドで。。
City Trial Japanは点で順位を競う正式な大会ですが、それでもこの写真のように時折観客にパフォーマンスを披露してくれる選手もいらっしゃり、パフォーマーとしてのプロ精神にシビレました。
【まとめ】私が思う、City Trial Japanの魅力
City Trial Japanは例え詳細なルールを知らなくても、スポーツ観戦をする習慣がなくても、誰もが楽しむ事のできるスポーツだと感じました。
特に、実際に足を運んで見に行くとより感じるのですが、
選手の高度な技に目を見張る観客の目線。
場の緊張感、高揚感を更に盛り上げる会場のBGM。
選手のテクニックやコースについてアツく、分かりやすく解説してくれる司会者の実況。
会場に響き渡るエンジン音。悔しい顔。達成感に溢れた顔。
失敗してもすぐにメンタルを取り戻し、次のコースを冷静にクリアしていく選手のプロ根性。
そして大会中何度も感じ取れた、選手とマインダーの阿吽の呼吸、絆。
それらに強く惹き込まれます。
あとここまで書いてみて、上の文章はなんだか卒業式の最後にみんなで順番にセリフを言うやつみたいだなあと我ながら思いました。
とにかく、City Trial Japanは、スポーツ観戦の域を越えたドラマです。
きっと、他のいろんなスポーツも深く知ればそれぞれ素敵なドラマ性があるのだと思います。
しかし、City Trial Japanは数あるスポーツの中でも、楽しめるポイントが分かりやすいのではないかなと感じました。
City Trial Japan 2020 in OSAKAの当日の映像は以下からご覧いただく事ができます。
興味が湧いた方は公式SNSや、公式サイトから今後のCity Trial Japanの動向を是非チェックしてみてください!
最後まで見てくださり、ありがとうございました!