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【24卒】CLF取得して半年。SAA取得したので、勉強法と合格のコツを書く。

クソサムネ

初めに

独身こそ圧力鍋を買え。
四国オフィスのおかりんです。

最近、AWSのSAA資格 (AWS Certified Solutions Architect – Associate)を取得いたしました。
そこで、SAA合格のための勉強方法と試験の問題回答のコツについて、今回は記事にしました。
以下のCLF合格記事よりも、さらに具体例を交えた内容となっております。

【24卒】新卒によるAWSクラウドプラクティショナー合格体験記【四国オフィス】

勉強方法

CLFの時には、マインドや考え方について、さまざまな細かいことを記事にしておりました。
しかし今回は、うだうだと説明するのではなく、自分がどのサイトを使って合格したかや問題回答の際の考え方などを具体的に記述します。
勉強のステップ自体はCLFの時と変わらないため、その点については過去記事をご覧いただければ、いくらか参考になるかと思います。

今回、SAAの取得に向けて私が使用したサイトはPing-Tです。

さまざまな参考書やUdemyのコースを活用してきましたが、SAAの勉強に関してはこのサイトが最もとっかかりやすいと感じました。
会員登録は必要ですが、無料なのが大きな強みだと思います。
もちろん、技術や知識に自信がある方にとっては、基礎から改めて学ぶPing-Tでの学習は少々時間がかかるかもしれません。

その場合は、以下のリンクを参照し、Udemyなどの別の教材を利用することをお勧めします。
以下のリンクにあるUdemyの問題集を勉強すれば、合格は手堅いと思います。
ただし、実際の試験と比べると問題の難易度が高いため、基礎が不安な方や自信のない方にはとっかかりにくいかもしれません。

【7回分 455問】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(SAA-C03版)

使い方

Ping-Tには、以下の画像の通り「自由演習」と「模擬試験」の2つの機能があります。

個人的な学習ロードマップは、以下の通りでした。

①「自由演習」で、試験範囲の内容について、すべての分野を一度は触れる。
②「模擬試験」で、試験形式に沿って知識を再確認する。

比率的には、①:②=3:7くらいです。
基礎固めの意味も含めて①に比重を置くのも悪くはないですが、
①は制限時間がないので、制限時間のある②の方が実際の試験を想定できるので個人的におすすめです。

ここからは、①②それぞれの各勉強方法について、自分のおすすめ設定を記載します。

自由演習

「自由演習」については、、私は以下の設定で行いました。

「出題対象」:「未出題」
「問題範囲」:「全分野選択にチェック」
「出題数」:「10問」

出題数については、個人のキャパシティに左右されると思います。
私は、わからない問題が続くのに耐えられなかったため、負荷の低い10問に設定し、その分集中して取り組むことにしました。

とはいえ、1日に10問では物足りなさを感じます。
勉強を進める中で、次のように思いました。
「問題数が多いため、すべてを解き終わった時点で、初めに触れた問題を忘れてしまう。」
そこで、私は10問×5セットを行うようにしていました。

 

すべての問題に触れた後、自信があれば次の勉強方法である「模擬試験」へと進みます。
自信がなければ、何回かこの「自由演習」を行うことをおすすめします。

ただし、個人的な反省として、「自由演習」に比重を置いたため、実際の受験までの日数が想定よりも長くなってしまいました。
今振り返ると、実際に「模擬試験」で考えながら学習した方が、それぞれのサービスの有用性や違いが回答を通じて明確になり、より頭に入るのではないかと思います。

模擬試験

「模擬試験」の設定については、以下の設定で行いました。

「出題順」:「出題日時が古い順」
「出題対象」:「全分野」

「出題対象」については、もう一つの「【試験レベル】Well-Architected Frameworkに基づいた設計」でも問題ないと思います。
私自身は、重箱の隅をつつくような難しい問題に直面して答えられないのが嫌なので、「全分野」を選択しています。

また、「模擬試験」では間違った問題を振り返られるように、試験後に間違った問題だけを受けることができます。
初めはこの「模擬試験」を受けるだけでも時間がかかり、その後のFBにかけられる時間はそこまでないとは思います。

ですが、「鉄は熱いうちに打て」というように、試験後に間違った問題を解説を見ながら解くことで、より正答率を上げられると考えます。
そのため、集中力をかなり使いますが、「模擬試験」後の間違った問題について、解説とともに解き進めることをおすすめします。

解き方のコツ

とはいえ、勉強の方法には個人差があります。
そのため、今回の記事では、試験での問題回答のコツなどについて記述しようと思います。

当然ではありますが、知識や経験をもとに、正解を導き出すことに勝るものはありません。
とはいえ、次に説明するコツを知っているだけで、試験だけでなくその前段階である試験勉強にも活かすことができます。
そのため、結果的にはこのコツを知ることで学習の速度が上昇する可能性があります。
個人差はありますが、私自身は実際にこのコツを活用することで、学習の深度をより高められたと感じています。

 

そもそも、私の中でのCLFとSAAに対する認識は以下のようになっています。

CLFの問題は、原材料そのままの状態で、原材料そのものを当てるクイズ。
SAAの問題は、顧客の求める料理に対して、渡された材料から適切な料理を提案するもの。

結局のところ、どちらも「知識ゲー」と言ってしまえばそれまでです。
しかし、SAAはCLFと比べて、単純な知識を問う問題ではなく、提示される情報から正しい回答を導き出すような、より一歩踏み込んだ問題が多いです。

なので、「CLFは余裕だったし、SAAも同じような勉強方法で楽勝だろ!」とか「答えを全部暗記すれば余裕だよね!」と思っていると、心が折れてしまいます。
実際、自分はこのCLFとSAAの問題の難易度の差に驚きを隠せず、なかなか勉強が進展しませんでした。

この記事を読んでいる人の中で、「SAAは難しいな」とか「才能がないのかな?」と感じている人がいれば、安心してください。
あなただけではありません。私もあなたと同じ気持ちでした。

ここからは、それぞれのコツについて、具体的に記述します。

消去法

一発目からなんとも言い難いコツではありますが、
結局のところ、無駄な選択肢を消すこと。
つまり消去法が最も単純で簡単な手段だと思います。

例で、AWS Configについての問題を出題します。

AWS Configによって実現可能なものは次のうちどれか。

答えは次の四択の中から一つを選択してください。

そこまで難しい問題ではないので、参考にはならないと思いますが、正解は「D」です。
AWS Configは、AWSリソースの設定を管理し、記録・評価するサービスです。
このことから、「AWSリソースに対して」と「チェックする」という言葉が含まれているDが正解であることが分かります。

──ゲーマー向けにとっつきやすく説明するなら、設定画面を開くと「コンフィグ」と表示されていることが多いですよね?

しかし、AWS Configについての単語すらわからなかった場合はどうでしょうか?
どれが正解かわからない...四択の博打に出るのも一つの方法ですが、逆に他のサービスについて説明している選択肢を省いて考えると、選びやすくなるかもしれません。
今回の場合だと、選択肢の「A」「B」「C」がそれにあたります。

選択肢「A」は、何やら難しそうな内容が書かれています。
これはAWS CloudFormationというサービスについての説明です。
CLFを取得した人なら、何が書いてあるか理解できると思いますが、この問題の内容をわかりやすく表現すると、以下のようになります。
基本的に、「AWSリソース」「」と書かれていれば、AWS CloudFormationについての説明という認識で間違いありません。

続いて、選択肢「B」についてです。
これはAWS Cost Explorerについての説明です。
Cost Explorerの名前が示す通り、料金に関連するものなので、この場合は不適切な選択肢になります。

書いている内容はやや恐ろしいですが、これはAmazon CloudWatch Logsについての説明です。
「管理者に通報」がCloudWatchの機能の一つであるため、それに加えて「ログの内容を~」とあるので、このサービスに該当するとわかります。

 

長く説明しましたが、

わからない単語や問題が出てきた際には、明らかに違うことを説明している選択肢を除外すること

これが、第一のコツです。

 

選択肢の単語の頻出具合

これは、その名前の通り、答えの中での単語の頻出度から推測する方法です。
このアプローチは、AWSに限らず、学生が受けるようなテストでもよく見られる一般的な手法ですね。

例を出題します。

問題

企業では、Auto Scalingグループ内の複数のEC2インスタンスで構成されたオーダー受注アプリケーションを運用している。
オーダーはAmazon SQSを経由して、受注処理用のコンポーネントに分散され、処理結果を返す。
企業は、オーダーを受けてから結果を返すまでの時間を定めたサービスレベル合意書(SLA)を結んでいるが、オーダーが集中する時間帯には定めた時間の上限近くまでかかっている。
改善策として、ソリューションアーキテクトが推奨するものはどれか。

選択肢

長い!

問題も選択肢も長すぎる。
しかし、この程度は実際の試験を考えるとジャブにも満たないものです。

ちなみに答えは「A」です。

早速、上記のテクニックをつかってみましょうか。
もう一度回答を見てみましょう

何か気が付くことはありませんか?

「A」「B」「C」はそれぞれスケーリングについての記述があります!

この場合、4つの選択肢の中で「スケーリング」が多く出現するため、「スケーリング」が含まれているA・C・Dのうちのどれかが正解になることが多いです。

もちろん、例外はありますが、今回の場合は選択肢の中のどれかとなります。
その理由は、問題に「SQS」、および「時間の上限近くまでかかっている」「Auto Scalingグループ」という文言が含まれているからです。

Bが違う理由については、ここでは詳しく書きませんので、自分で調べてみてください。

ほかにも、

  1. Aで、αする
  2. Bで、αする
  3. Aで、βする
  4. Cで、γする

の場合、Aとαが含まれている選択肢1が正解になることが多いです。
ただし、あくまで「多い」だけであり、当然例外もあります。
私が実際に試験を受けた時は、例外の方が多い印象でした。

ちなみに、問題を要約すると次のようになります。
  • Auto Scalingグループ内で多数のEC2インスタンスを使用している。
  • SQSを利用して分散処理を行っているが、処理に時間がかかっている。
  • 上記の問題を解決するには、どうすればいい?
長くなりましたが、ここで言いたいのは
答えに頻出している単語からある程度正解の選択肢を絞る
ってことです。

キーワードでの紐づけ

これは簡単です。
勉強してきた単語から推測する方法です。
特に具体的な例はありませんが、例として挙げるなら以下のようなものがあります。
Kinesisがつくものは、リアルタイムおよびストリーミング系のデータを扱うものです。
とはいえ、Kinesis系には以下のような様々な種類があります。
  • 動画データを取り込むもの
  • ストレージやデータベースへ配信するもの
  • 処理し、可視化・分析するもの
  • データを収集するもの
Kinesisに関連する各種の名称については、個人で勉強してください。
ここで言いたいのは、

、キーワードをキャッチし、それに紐づくサービスが関連する選択肢が解答になることが多い

ということです。

たくさん勉強して、単語を紐づけられるように頑張りましょう。
単語を覚えておくだけで、余計な選択肢を減らせる可能性がありますので、ぜひ頑張ってくださいね。

集合から判断する

ホストゾーンについて正しく説明しているものはどれか(2つ選択)
A:パブリックホストゾーンにはCNAMEレコードは登録できない
B:プライベートホストゾーンでは、VPC外からのDNSクエリも名前解決できる
C:パブリックホストゾーンでは、VPC内からのDNSクエリを名前解決しない
D:プライベートホストゾーンでは、VPC内に公開されたドメインのDNSレコードを管理する
E:パブリックホストゾーンでは、インターネットなどVPC外に公開されたドメインのDNSレコードを管理する
上記の問題は、パブリックホストゾーン+プライベートホストゾーンが全集合となります。
そのため、問題を分けた時、正解は以下のようになります。
  • 「パブリックホストゾーン」についての記述である「A」「C」「E」の中から一つ。
  • 「プライベートホストゾーン」についての記述である「B」「D」の中から一つ。
となることが多いです。

当然、例外もあり、この判断は個人の勉強量に比例するため、注意が必要です。

しかし、基本的には上記のような「二つの選択肢」系の問題では、「どちらかだけ」という偏った正解ではなく、「二つのパターン」になることが多いように思います。

ありえないことを除外

問題の中には、明らかに不適切なことを書いている選択肢があります。

いわゆる「不正解」ではなく「絶対アカン」という回答ですね。
例としては以下のようなものが挙げられます。

・Lambdaに15分以上の処理をさせようとしている
本番環境を利用して、検証作業を行おうとしている
手動で収集を行おうとしている
・需要を予測して、リソースの変更を抑えようとする

これらは、「各種サービスの概要」や「Well-Architected Framework」を知っていることで回避できるものばかりです。
絶対アカン」選択肢を避けられるように、勉強を頑張りましょうね。

受験において

当然のことながら、CLFよりもSAAの問題の難易度は段違いに高いです。
難しい問題に取り組む中で、自分の位置がわからなくなってしまうことがあります。

「今、自分のこの資格に対するレベルはどの程度なのだろう?」
「あとどのくらい勉強をすれば、資格取得の水準を満たすことができるのだろうか?」
「勉強を続けているが、どの部分が自分に足りないのだろう?」

勉強を続ける中で、このような疑問が度々頭をよぎります。
この状態になると、目的までの道筋がはっきりしないため、モチベーションが下がる恐れがあります。
暗闇の中を手さぐりで進む辛さは、筆舌に尽くしがたいものです。

そんな時は、思い切って、一度お試しで受験してみることをおすすめします。
私自身、SAAに一発で合格したわけではなく、二度目の受験で合格を果たしました。

一度目の受験は、現在の自分のレベルを確認するために受けたものであり、捨て石にしたわけではありませんが、リミットテストのようなイメージで臨みました。
「自分のレベルがどれほどなのか、試してみたい」
「これは、自分に足りない部分を補強するための受験だ」
という気持ちで受験しました。

お金に余裕があるのなら、ある程度の期間勉強した後、モチベーションが低くなり始めたタイミングで試しに受験してみることをおすすめします。

ただし、SAAの受験には、渋沢栄一と北里柴三郎のタッグが二組ほど旅立ってしまうので、注意が必要です!

 

とはいえ、このようなマインドのままで受験することはおすすめしません。
捨て石ではなく試金石としているとはいえ、後ろ向きなマインドには変わりありません。
この記事を読んでいる方には、試験が始まると、制限時間内は決してあきらめず、問題の見直しを行うことをおすすめします。

意外にも、私の一回目の受験での点数は悪くありませんでした。
あと1・2問合っていれば合格できるぎりぎりの点数でした。
これは私が、「自分の足りない部分が分かったし、これ以上粘っても仕方ないな」と切り替えができず、途中で見直しをあきらめてしまいました。
最後まで時間いっぱいまであきらめなければ、合格できた可能性もありました。

この記事を読んでいる方へ。
自分が思っているよりも高い点数が取れることもあるので、自信がなくても、最後まで諦めずに頑張ってください。

まとめ

今回はSAAを取得したので、自分が合格した際に考えていたことを記事にしました。
次は、ぼんやりとですが、SOA(Certified SysOps Administrator - Associate)の取得を目指してみようかなと思っています。
あるいは、あきらめていたRubyのGold資格を取得するかもしれません。

ともかく、次も何らかの資格を取得したら記事にします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事をかいた人

About the author

OkaRin

株式会社ビヨンド 四国オフィス