「当たり前」を戦わせないコミュ二ケーション
こんにちは
朝起きれるかはベストエフォート
システムソリューション部のかわいです
4月ですね。新入社員の皆さま、おめでとうございます㊗️
筆者はこの時期が一番心躍るんですが、気温もちょうどよくあったかいし、環境も変わったりで新鮮味を感じられるので好きです。
今年もビヨンドにはたくさん新入社員が入社しました。
同僚と交流しながら、楽しんで仕事してもらえるよう迎える側としてがんばりたいですね。
交流といえば、筆者の今年意識していきたい点として「言語化」があります。
昨今よく耳にするこの言葉ですが、コミュケーションにおいて非常に重要な部分となるので、あらためてこの点を意識していきたいです。
本記事ではいつもと趣向を変えて"「当たり前」を戦わせないコミュケーション"と銘打って書いていきたいと思います。
少しでも誰かの仕事感にプラスになればな、と思います。
コミュケーションとは?
まずはコミュケーションについて。
弊社ビヨンドのコアバリューの一つでもあるこの言葉ですが、これもよく耳にしますよね。
「コミュケーション力」「コミュケーション不足」「積極的なコミュケーション」「円滑なコミュケーション」など、
「飲みニケーション」なんて言葉も生まれるくらいよく聞く言葉になっていると思います。
ご存知の通りコミュケーションは意思疎通と訳せますが、筆者は「イメージしたことを明確化して伝えるために取る会話やアクション」という意味と認識しています。
例えばAさんからBさんに対し「同僚と仲良くできていないのであれば、もっとコミュケーションを取りなさい」という言い方をされたとします。果たしてこれはどういう意味なんでしょうか?
同僚との私語の量が少ないという意味でしょうか。それとも飲み会に誘えという意味でしょうか。これだけだとどうすればいいのかわからないですよね。
なぜ意味がわからないかというと、「コミュケーションを取る」という定義が人によって違うからです。
コミュケーションという言葉に関わらず、定義に曖昧さがある言葉には注意が必要で、「よしなに」「いい感じに」「もっと斬新に」みたいな言葉には、具体的な表現をセットにすると意図が伝りやすくなります。
(特に日本語はコンテクスト言語とも言われ、例えば主語などを省いても意味としては伝わるので、文化的にも「察する」傾向が強いとされており、この部分が弊害になることもあります)
なのでAさんは「同僚と仲良くできていないのであれば、仕事上だけでもいいのでチャットで行っていた報告と連絡を、必ず口頭でもやるようにしよう。わからない点はあえてその人に聞くようにするのもいいと思うよ。」みたいな感じで、(中身の良し悪しはともかく)具体的にアドバイスするのが良かったかもしれませんね。
コミュケーションの中身は人それぞれです。
言語化の大切さ
前項である程度本記事の趣旨を察した皆さん、せっかくなので最後までお付き合いください。
頭出ししていた言語化のお話です。
言語化と一言で言っても、これは「イメージの明確化」だと筆者は思っています。次点でそれを実現するためのコミュケーションがあるイメージです。
例えばインフラ側でWebサーバのアラートが鳴ったとします。
AさんからBさんに「ログを調べてもらえますか?」という対応の依頼が来ました。さて、Bさんは何を調べればいいでしょうか?
指示されたBさんは、とりあえずアクセスログを調べたとします。とりあえず直近30分のリクエスト件数を出力しました。Aさんに報告しましたが、「それだけ?もっと詳細に調べた?」と聞かれました。これは果たしてBさんが調査不足だったのでしょうか?
(※この会話はフィクションです。実際のビヨンドではもっと優しく聞きます)
答えはもちろん否、です。
では、どう指示を出せばよかったでしょう?
例えばAさんはリクエスト数、メソッドで多かったのは何か、リクエスト先はどこに対してが多いか、ソースIPアドレスに一貫性はあるか等が知りたかったのであれば、そのままそう伝えるべきでした。
なんならシステムログやロードバランサ側のログまで調べてほしかったかもしれません。また、今回指示された側としては「アクセスログの直近のリクエスト数だけが取れればいいだろう」と考えていたかもしれません。
言語化とは、伝える/伝えられる側との齟齬を限りなく少なくする方法であり、それを効率化させるのがコミュケーションです。
また、「これくらいなら分かるだろう」を排除していくのがコミュケーションであり、「これくらい」のイメージを明確化するのが言語化である、とも言えます。
いくら察する文化といえども、人の頭の中は見えません。
「当たり前」を戦わせないコミュケーション
少し長くなりましたが、ここからが本題でまとめになります。
皆さん、自身の「当たり前」って持っていますか?
別の表現をすると、「ここまではやって当然」と思える個々の基準みたいなものだと思ってください。
仕事上で言うところの「会議は5分前に集まるべき」とか「顧客からの電話には1コール以内に出るべき」とかの基準です。
ちなみにこれって、人によってマチマチだと思いません?
Web会議への参加タイミングが5分前の人もいれば、1分前の人もいるかもしれません。なんなら定刻がスタンダードな人もいるかも。
間に合えばいいじゃんと思う人もいれば、5分前に来ないとはなんたることか!と怒る人もいるかもしれません。要は「当たり前」って人によるんです。
項のタイトルにしているように、この当たり前同士を戦わせるのって不毛ですよね。そういうことです。
ただ、当たり前のさじ加減が違うからそれぞれがそのままでいいのかと言うと、人間社会はそうじゃないですよね。
だからルールがあったり、理解してもらうための説明が必要になります。
お互いの「当たり前」を戦わせないために手段や方法があって、その方法の名前が言語化でありコミュケーションです。
伝わらないのは言語化ができていなかったり、相手の当たり前の塗り替えをできていなかったり、要するに理解されきっていない状況に起こるものだと思います。
アラートの調査を依頼するのであれば、何を対象に、どこをどの程度、いつまでに調査して、誰に報告が必要なのか、といった部分を明確に伝える必要があります。
コミュケーション、大事にしたいですね。
以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
完