【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

CentOS6でPython2.7.11とPython3.5.1を使える環境構築

Webチームの後藤です。

CentOS6にはデフォルトでPython2.6 が入っていますが、使用したいパッケージが対応していないとか、
単純に新しいのを使ってみたいとかで別バージョンを入れたくなります。

しかし、yumとかfirewalldとかPythonで書かれているソフトウェアもあるので、
よく知らないでバージョンアップするのも怖いですね。

そこで、 virtualenv を使用して2系の最新版 2.7.11 と 3系 の最新版 3.5.1の2つを使える環境を作る手順を書き記します。

(※2016年2月現在の最新版)

ちなみにvirtualenvって?

virtualenv とはPythonの仮想環境を構築することのできるツールです。

違うバージョンは勿論、同じバージョンで違うパッケージをインストールした別々の環境を用意することもできます。

pipを利用してインストールすることができます。

ところでpipって?

Pythonのサードパーティ製パッケージをインストールするのに使用するコマンドです。

Python3.4とPython2.7.9以降であれば、Pythonインストール時に同時にインストールされますが、
CentOS6の標準のPythonは2.6なので、まずはpipをインストールしないといけません

手順1. pip インストール

$ yum groupinstal "Development Tools" #pipインストールに必要
$ yum install zlib-devel openssl-devel #pipインストールに必要
$ wget http://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
$  ./get-pip.py 

これでpipがインストールできました。

$ pip list

とか打ってみて、現在Pythonに入っているパッケージが表示されたりしたら大丈夫です。

手順2. virtualenv インストール

$ pip install virtualenv

これだけです。pip便利。

#How to use
$ virtualenv 環境名          #カレントディレクトリに環境作成
$ source 環境名/bin/activate #virtualenv環境の有効化
$ deactivate                 #virtualenv環境の無効化

こんな感じに使えるようになります。使えるようになりますが、もちょっと簡単にするために、virtualenvwrapperをインストールします。

virtualenvwrapperを入れることで、virtualenv環境の切り替えをシンプルにできます。

手順3. virtualenvwrapper インストールと設定

$ pip instal virtualenvwrapper 

~/.bashrc に下記を記述します。

 export PROJECT_HOME=/path/to/project/home
export WORKON_HOME=/path/to/work on/home
source`whichvirtualenvwrapper.sh`

これでvirtualenvwrapper が使えるようになりました。

あとはこれを使用して環境を作るだけです。Python達をインストールしましょう。

手順4.Python2.7.11 , Python3.5.1 インストール

2.7.1 のインストール

$ cd /opt
$ curl -O https://www.python.org/ftp/python/2.7.11/Python-2.7.11.tgz
$ tar zxf Python-2.7.11.tgz
$ cd Python-2.7.11
$ ./configure --prefix=/opt/python2.7.11
$ make
$ altimake nstall

3.5.1のイントール

$ cd /opt
$ curl -O https://www.python.org/ftp/python/3.5.1/Python-3.5.1.tgz
$ tar zxf Python-3.5.1.tgz
$ cd Python-3.5.1
$ ./configure --prefix=/opt/python5.3.1
$ make
$ make altinstall

 手順5. 環境を作成しよう

$ mkvirtualenv --python <使用するPythonのパス> <環境名>

で作成できるのでこんな感じで作成します。

$  mkvirtualenv --python /opt/python2.7.11/bin/python2.7 env_27
$  mkvirtualenv --python /opt/python3.5.1/bin/python3.5 env_35 

以上で環境構築は完了です。

あとは使い方ですが、以下のように打つとプロンプトの前に環境名が付きます。

#Python2.7の場合
$ work on env_27
#Python3.5の場合
$ work on env_35
#Python2.7の場合
(env_27)$
#Python3.5の場合
(env_35)$

例えばenv_27の状態でpythonコマンドをたたくと python2.7.11 が起動しますし、
env_27の状態で「pip install」すると、env_27環境のみパッケージがインストールされます。

あとよく使うコマンドとしてはこんな感じですかね。

$ workon #環境一覧
$ workon 環境名 #環境の実行
$ deactivate #環境の停止
$ rmvirtualenv 環境名 #環境の削除

これで色々試したい放題になりますね! enjoy coding!

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
0
読み込み中...
0 票, 平均: 0.00 / 10
4,002
X facebook はてなブックマーク pocket
【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

この記事をかいた人

About the author