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Oracleライセンスの計算まとめ

目次

技術営業部の大原です。

今回はOracleに関する内容を掲載します。
理由としては、Oracleの情報を検索しても、やや難しい内容が多いので、
本稿ではOracleについて簡単にまとめた内容で記載しています。

■引用元
http://www.oracle.com/jp/corporate/pricing/mcpu-189131-ja.html

■ ライセンスの種類について

Oracleのライセンスは大きく分けて2種類あります。

(Editionの種類については、本項では割愛します。)

Named User Plusライセンス

Oracle1

  • 使用する「ユーザー数」に比例したライセンスです。一般的にユーザー数が少ない場合に有利です。
  • 使用するユーザー数に応じて、価格が決まります。
  • Oracle Database Standard Edition One (SE1)の最小ユーザ数は「1サーバーあたり5ユーザー」からです。
    (1台のサーバーを使用するユーザー数が、5名以下の場合は「5Named User Plus」が必要です。

 Processorライセンス

Oracle2

・サーバーCPUの「プロセッサ数」に比例したライセンスです。
・使用ユーザー数が多い場合や、不特定多数が利用するためユーザー数を数えられない場合は、
このライセンスが有利です。(接続するユーザー数は無制限です。)
・使用するサーバーに搭載される、プロセッサ数に応じて価格が決まります。

※Oracleを利用する会社規模を考えると「Processorライセンス」の需要が多いかと思います。

■ ライセンスの計算

ライセンスが必要なプロセッサ数をカウントする場合、稼動する全ての「物理的」なプロセッサを
カウントします。

但し、ひとつのチップ上に複数のコアをもつ「マルチコア・プロセッサ」が搭載されている
ハードウェアで利用する場合には、総コア数に係数を乗じた数(小数点以下端数切り上げ)が
必要ライセンス数です。

※コアの適用係数の導き方は、Oracle Processor Core Factor Tableをご参照ください。
また係数の定義は、CPU型番などによってOracle社で定義されているものとなります。

 



 ルール① コアの適用係数 0.5のマルチコア・プロセッサ

1キャプチャ

例:Intel or AMD Desktop Multicore chips
4ソケット デュアルコア搭載の場合

必要ライセンス数:8コア × 0.5 = 4 Processor

 

ルール② Ultra SPARC T1(Sun Fire T1000/T2000)

2キャプチャ

例:Sun Fire T1000
8コア/Chip (1.0GHz) 搭載の場合

必要ライセンス数:8コア × 0.25 = 2 Processor

 

ルール③ コアの適用係数 0.75のマルチコア・プロセッサ

3キャプチャ

例:HP PA-RISC
デュアルコア・プロセッサ 2個搭載の場合 ⇒ コア数 4コア

必要ライセンス数:4 × 0.75 = 3
※最少ユーザ数は25NUP X 3 =75NUP (EE)

例:HP PA-RISC
デュアルコア・プロセッサ 5個搭載の場合 ⇒ コア数 10コア
必要ライセンス数:10 × 0.75 = 7.5 ⇒ 8
※小数点以下端数切り上げ。四捨五入ではありません。

 

ルール④ RAC構成 (Real Application Clusters)

 2キャプチャ

※RACを用いたクラスタシステム構成の場合、複数台のコンピュータで構成されるシステム全体を
「ひとつのコンピュータ」と見なします。

1.コアの適用係数 0.75の場合
必要ライセンス数:
トータル 20コア × 0.75 = 15 (DB/RAC共)

2. コアの適用係数 0.5の場合
必要ライセンス数 : 
トータル 20コア × 0.5 = 10 (DB/RAC共)

 

ルール⑤ コアの適用係数 1.0のマルチコア・プロセッサ

5キャプチャ

例: IBM Power6
デュアルコア・プロセッサ 5個搭載の場合 ⇒ コア数 10コア
必要ライセンス数:10 × 1.0 = 10

 まとめ

OracleのProcessorの計算式は、

総コア数 × 適用係数 (予め定義された係数) = 必要ライセンス数 となります。

クラウド環境でOracleを構築する場合も、上記の概念が適応されます。
ただし、専用ホスティングではなく、パブリッククラウドを利用する場合は、
CPU型番などのスペック詳細を非公開にしているクラウドベンダーが多いので、
適用係数の算出が難しい場合があります。

また、利用中のOracleライセンスをBYOLすることも可能ですが、クラウド環境への移行時には、

・ライセンス購入先に「クラウド環境への利用申請」
・別途「クラウド環境用のライセンス」を申請・付与 など

上記のように、書類契約上の手続きがやや面倒なのかな?と思います。

ライセンスのBYOLが面倒に思われる方は、クラウドに標準サービスとしてアドオンされている
Amazon RDS for Oracle や Oracle Cloud が良いのではないでしょうか?

※余談ですが、Microsoft社の「Windows SQLserver」も、必要ライセンスに関する概念は同じです。

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この記事をかいた人

About the author

ohara

通信業界で法人向けのNWサービス・OA機器・グループウェアなどの、IT製品の導入を担当するセールスとしてキャリアをスタート。

その後、SIer系のデータセンター事業会社で、物理サーバー / ホスティングサービスのプリセールスエンジニア、SaaS型のSFA / CRM・BtoB向けのEコマースなどのカスタマーエンジニアを経て、現在のビヨンドへ入社。

現在は、アジアのシリコンバレー中国・深圳に駐在して、中国ハードウェアの卸販売・貿易代理店の仕事してます。

中国ドラマと billbill を見るのが日課です。

所有資格:簿記二級