いまさら聞けない、トリプルメディアとは何か?
技術営業部の大原です。
前回に開催したビヨンド勉強会では「動画」「Facebook」「プレスリリース」の内容が中心でしたが、
これらをすべて活用することで、「トリプルメディアマーケティング」と呼ばれる、
プロモーション効果が期待できます。
最近よく注目されている「オウンドメディア」も、トリプルメディアのカテゴリーに含まれます。
今回はトリプルメディアに関する内容をご紹介していきます。
トリプルメディアの分類
オウンドメディア (メディアの発信)
オウンドメディアとは、自社でマーケティングのコンテンツを所有し、
自社の情報を発信するメディアの総称です。
自社発信のメディア (自社でコントロールできるメディア) は、すべてオウンドメディアに含まれます。
■オウンドメディアの特徴
- サービスやビジネスモデルのブランディングが可能
- 見込顧客や既存顧客に対して「理解」を促す効果が期待できる
- 短期的な集客には不向き
- WEBサイト(コーポレートサイトなど)
- ブログ (CMS)
- パンフレット
- カタログ
- ECサイト
- メルマガ
- パンフレット
- セミナー、勉強会
- 展示会
- ファン層とのコミュニケーションが可能/li>
- ファン層へ「共感」を促す効果が期待できる/li>
- 自社のブランディングやコントロールがしにくい/li>
- YouTube
- LINE@ など
- 短期的に集客や認知の効果を高めることが可能
- 未認知の一般層へ対して「関心」を促す効果が期待できる
- コミュニケーションが一方通行で、かつ外部への広告費用が必要
- 4マス媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)
- リスティング広告
- バナー広告
- SNS広告
- プレスリリース
- ニュースアプリ (グノシーなど)
- デジタルサイネージ など
■主な発信メディア
また最近の流れでは、オウンドメディアのコンテンツは、
その会社の資産とも言われるほど重要視され始めています。
アーンドメディア (メディアの拡散)
FacebookやTwitterなどのSNSを駆使し、評判の獲得や口コミの効果を狙うメディアです。
自社のみならず、なんらかの接点があるファン層も含めた全員が発信者となるので、
情報の拡散と伝播が期待できます。
■アーンドメディアの特徴
■主な拡散メディア
オウンドメディアで作成したコンテンツを、インフルエンサーを把握したうえで、
うまく情報を伝達することができれば、大きな効果を発揮することもあります。
ペイドメディア (メディアの仲介)
広告出稿を外部へ依頼し、情報発信の仲介を担ってもらうメディアです。
自社のサービスや存在自体を認知されていない状態で、接点を作るのを得意としているメディアなので、
一般層からの認知を獲得することでき、興味や関心を促すことが期待できます。
■ペイドメディアの特徴
■主な仲介メディア
不特定多数の一般層へのアプローチができるので、
「オウンドメディア」や「アーンドメディア」では接点を持ちにくい。
もしくは新しいユーザー層の開拓には有効といえます。
まとめ
「発信・拡散・仲介」のメディアを連携させることで、
コンテンツの発信力がより訴求できるのが「トリプルメディア」です。
個人的には、ニュースアプリのグノシーが興味あるので、機会があれば出稿してみたいと思います。