「しくじりティーチャー」~俺の屍を越えていけ~ マーケティング編を開催しました
こんにちは。
開発チームのワイルド担当、まんだいです。
先日、ゲストスピーカーに株式会社ロックオンの梶原様をお迎えし、株式会社ビヨンド主催のWebマーケティング勉強会を開催しました。
今回は、その勉強会の模様を写真を交えてご紹介します。
第一セッション「明日やろうはバカヤロー」
まず、第一セッションは、弊社の技術営業部、中内によるビヨンドWebマーケティングチームの失敗談を交えた「明日やろうはバカヤロー」です。
このセッションでは、ビヨンドが実施したWebマーケティングを時系列に紹介し、しくじり具合を分析しました。
ざっと紹介しますと
- リスティング広告
- キャンペーン施策
- ブログ
- 広報活動
- スポンサー
- フリーダイヤル導入
- 勉強会
など、色々やってきましたが、これは成功した!と言えるのはブログと広報活動くらいで、後はだいたい失敗談がついて回るという感じでした。
キャンペーンを打って、値段を下げたりする場合は、既存顧客への影響を考慮せず実施したため、気まずくなったなど、リアルな失敗談の乱れ打ちといった感じで赤裸々な内容でしたが、ご来場いただいた方々の反応は、もはやウケ狙いの失敗談に笑っていただいたり、中には頷きながら聞いている方もいるなど、それぞれ苦労されている様子が伺えました。
赤裸々すぎて恥ずかしすぎますので、ここでは詳しく内容を書くことはできませんが、Webマーケティングチームは色々な施策で失敗してネタを溜めておきますので、次回開催の際は足を運んでいただければと思います。
第二セッション「EC-CUBEでクローズしたサービスの話」
第二セッションは、株式会社ロックオンの梶原様による、「EC-CUBEでクローズしたサービスの話」というセッションです。
梶原様は、EC-CUBE戦略企画課 EC-CUBEマーケティングマネージャーという肩書で日本全国を飛び回って、様々なEC-CUBEをはじめとする勉強会などでご活躍されており、お忙しい中、時間を割いて登壇していただきました。
2007年4月に作られた事業戦略企画書なども、一部ですが資料として見せていただいたり、EC-CUBEがどのような戦略で成長してきたかをギュッと約45分間に濃縮してお話しいただきました。
EC-CUBEに関する開発者は社内にはほとんどおらず、ほとんどの開発は開発コミュニティで進められているそうです。
コミュニティの活動が円滑に進むよう、コミュニティを支えたり、コミュニティを拡大するために、日本中で開催されている勉強会を支援するというスタンスで関わっておられるようで、ロックオンとして、EC-CUBEに関して「やらないこと」というのを明確に設定することで、社内に過剰な開発リソースを抱えることもなくやっていけているというお話が印象的でした。
また、「やらないこと」をやってしまった結果、クローズしてしまった「EC-CUBE ASP」というサービスや、世に出るタイミングが早すぎた、動画制作サービス、英語版EC-CUBE(こちらは現在も公開されていますが、バージョンアップはされていません)など、閉じてしまったサービスもご紹介いただきました。
こういったクローズしたサービスの経験も踏まえて、ビジネスプラットフォームとして、EC-CUBEをより競争力のあるものにしていく事に今後も注力されていくとのことです。
まとめ
成功したやり方を真似すれば、同じ結果が得られる訳ではないのがマーケティングの難しいところかなと思うのですが、失敗したやり方は、真似すれば同じく失敗する可能性が高いんじゃないかと思います。
こういった失敗したやり方を共有して、自分たちにあったマーケティング手法を、勉強会を通じて見つかればいいなということで始めた勉強会です。
次回開催は未定ですが、ビヨンド勉強会 | Doorkeeper、ビヨンド勉強会 - connpassでメンバー登録していただくと、いち早く開催情報がキャッチできます。ぜひご登録ください!
以上です。