【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【格安】Webサイト セキュリティ自動診断「クイックスキャナー」

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【予約システム開発】EDISONE カスタマイズ開発サービス

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【100URLの登録が0円】Webサイト監視サービス『Appmill』

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【200ヶ国以上に対応】グローバル eSIM「ビヨンドSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【中国への旅行・出張・駐在なら】中国SIMサービス「チョコSIM」

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【グローバル専用サービス】北米・中国でも、ビヨンドのMSP

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

【YouTube】ビヨンド公式チャンネル「びよまるチャンネル」

今回最大のアップデートはマルチルートワークスペースじゃなかった! Visual Studio Code1.18リリース!

こんにちは。
開発チームのワイルド担当、まんだいです。

Visual Studio Code(以下、VSCode)の最新版、1.18がリリースされました!
今回の目玉は、全人類が待ちわびた、マルチルートワークスペース!
と思ったんですが、とんでもない隠し玉がありました。

待望のマルチルートワークスペース

マルチルートワークスペースがようやくリリースされました。
簡単に説明すると、今までのVSCodeが定義していたワークスペースの概念を大きく変えるもので、今までは、「ディレクトリ(フォルダ) = ワークスペース」だったものが「ディレクトリ ∈ ワークスペース」という構図に変わります。

今までは1つのウィンドウに1つのディレクトリしか開けなかったので、別のディレクトリを開く時は、もう1つウィンドウを立ち上げる必要がありました。
この2つ、全く関わり合いのない情報が入ったディレクトリなら、それでも良いかも知れませんが、恒久的に使うのであれば、毎回新しいウィンドウを立ち上げる手間も考えものです。
そんな時は、サクッとマルチルートワークスペースを作成してしまえば、一発で解決ですね。

同じワークスペースに属している利点はそれだけではありません。
Ctrl + Shift + Fでワークスペース全体の検索を行えますが、もちろんこの検索対象にもなります。

マルチルートワークスペースを作成すると、「test.code-workspace」のようなファイルが作成されます。
この中身はJSONファイルでマルチルートワークスペースに含まれるディレクトリの情報などが保存されています。

マルチルートワークスペースをVSCodeで開きたい場合は、このcode-workspaceファイルをダブルクリックすることで簡単に開くことができます。

マニアックな情報としては、コマンドラインからもマルチルートワークスペースを作成してディレクトリを追加することもできるようです。

 

ターミナル、デバッグコンソールの垂直分割表示

今までのバージョンでは、ターミナルはウィンドウの下に貼り付いて動かせない存在で、非表示・表示・最大表示くらいしか選択肢がなかったのですが、エディタの右側に表示という選択肢が増えました。
更に、最大化ボタンを押せば、左側のエディタ領域をググっと小さくしてターミナルを大きく見ることができます。

 

VScode Blue logo Icon is Back

これは青天の霹靂!
前回のアップデートで酷評に次ぐ酷評で、私の罵り系英語ボキャブラリを一気に増やしてくれたオレンジロゴがまさかの降板……!
OSのアイコンキャッシュの具合にもよるそうなので、再起動でも掛けて待ちましょうかね~(私のWindows10環境では再起動でアイコンが変わりました)

ちょっとMicrosoftのOSSに対する姿勢を見直しました。

 

JS/TSで自動インポートするようになりました

関数周りでundefinedのエラーに出会うことがなくなってしまうんでしょうか。
寂しい限りですね。

 

JS/TSで変数のリファクタリングが簡単になりました

ローカルをより広いスコープへ追いやるリファクタリングが対象です。
関数化して配列で取得という手法ですが、処理の関数化より頻度は低そうな気がしています。

 

エクスプローラーペインで更新ファイルが簡単にわかるようになりました

小さいことですが、どのペインでも更新の状態が分かるのはいいことですね。

 

インラインでソースコードのレビューができるようになりました

変更の受け入れ、Revertがブロック単位でポチポチとできるようになりました。
複数のWindowで同じソースをいじっている(stable版とpreview版など)をするとややこしいことになります。

 

デバッグツールの使い勝手がよくなりました

デバッグツールを使うには、今まではデバッグペインを開いて(もしくはCtrl + Shift + d)、スタートボタンを押すのが基本でしたが、これからはステータスバーにあるボタンから起動することができるようになりました。

nodemonなんかを使っている場合は、あまり重要視されないかも知れませんが、nodemon、私の環境ではブレークするとすぐクラッシュするので使わなくなってしまい、手動で再起動しているのでありがたいです。

さらに、新しいショートカットとして、Ctrl + F5というのが追加されました。
これは、デバッグツールのアタッチなしにプログラムを起動するというものです。

これもショートカット中毒者にはありがたいですね。

 

まとめ

マルチルートワークスペースでルンルン♪(死語)な気持ちでアップデートしたらロゴが変わるというなかなかにくい内容のアップデートでしたね。
正直、他のアップデートのことはどうでもよくなりました。
オレンジのロゴはレアなので、前回の1.17のバージョンアップの際の記事に使ったのは記念になるかも知れません。

マルチルートワークスペース以外の機能面でも、今回は豊作な方じゃないでしょうか。
そろそろアップデートのネタ切れがこないか心配です。

以上です。

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
0
読み込み中...
0 票, 平均: 0.00 / 10
2,638
X facebook はてなブックマーク pocket
【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

この記事をかいた人

About the author

萬代陽一

ソーシャルゲームのウェブ API などの開発がメイン業務ですが、ありがたいことにマーケティングなどいろんな仕事をさせてもらえています。
なおビヨンド内での私の肖像権は CC0 扱いになっています。