業界未経験者がLPIC-1を取得した話
初めまして、3月に入社したシステムソリューション部のしめじと申します。
自分の前職はまったく畑違いの業種でして……。
日々戸惑いつつもビヨンドの皆さんに様々なことを教えていただいています。
さて、皆さんはLinuxというOSをご存知でしょうか?
サーバーに関わる業務では必ず触らなければいけないLinux。
本日はそのLinux OS の試験 LPIC 101と102 を受験したレポを記載したいと思います。
学習に使ったもの
- Linux教科書 LPICレベル1 Version4.0対応 (いわゆる小豆本)[4000円]
- Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集 Version4.0対応 [2700円]
- Ping-t (学習サイト) URL→https://ping-t.com
自分は主に上記3つを使って学習していました!!
初めは小豆本をひたすら読んでノートに書き写していましたね。
理解できない所はとばしてどんどん先に進めていきました。
次にスピードマスターを2周して、そのあとはPing-tでひたすら問題を解いていました。
まとめると
- 小豆本3周(1周はノート書き写し)
- スピードマスター 2周
- Ping-t 約6時間
といった感じになります。
自分のオススメは筋トレしながらの学習ですね!
*101試験に関しては2種の本で対応可能ですが、102試験に関してはPing-tでの学習が必須です!!
*Ping-tは101試験の範囲に関しては無料ですが、102試験の範囲は有料です。
受験申込みの手順
正直かなりメンドくさいです。
- LPI-IDの取得 URL→https://lpicj.org/exam/
- ピアソンVUEアカウントの作成
- ピアソンVUEのサイトで試験予約 or 電話で予約
LPICの試験は受験日前日でも会場があれば申込みが可能ですが、申込みの手続きにわりかし時間を取られるので前日までにアカウントを作成しておくことをオススメします。
それと月末の土日はなぜだか試験会場が少なくなるようです。
地方在住の方は会場が少なくて受験日が限られるかもしれません。
お気を付けください。
受験する際の注意点
会場に行く前に以下のものを用意してください。
- 顔写真付きの証明書(免許証やパスポート)
- 本人署名付きの証明書(クレジットカードや社員証)
自分はクレジットカードを普段使わないので受験日前日にかなり焦りました。
その他、パスポートや健康保険証なんかも使えるようです!!!
当日までに上記条件をみたす証明書を1種類ずつ合計2枚ご用意ください。
試験会場で
会場に着くと何やら怪しい書類に署名を求められますが、気にせずに係員さんの指示に従ってください。
そのあとは顔写真を撮ってロッカーのカギをもらいます。
このロッカーに記載されている番号がテストを受ける席になるようです。
自分は緊張でおなかが痛かったです。
落ちたらどうしよう、っていう思いで心が死んでましたね。(笑)
体中が緊張のあまり痙攣しておりました。
ちなみにポケットティッシュと水を使わないタイプの下痢止め薬の持ち込みは許可されました!!
全国のお腹が弱くて花粉症の皆さん、安心してください!!!持ち込めますよ!!!!
席に着くと係員さんがパソコンの設定をしてくれてSTARTです。
結果は……、
101試験(3/18受験) 670点/800点 合格
102試験(4/1受験) 600点/800点 合格
安堵のあまり泣きそうになりました。
試験が終わったら試験中にメモ用紙として使っていたホワイトボードとペンを持って退出します。
その後試験レポートを受け取り、怪しい書類に署名して終了です!!!
まとめ
実際にLPICを受験した感想は「範囲が広いな~」です。
暗記しなければいけない事柄ばかりでした。
自分の場合は以前ITパスポートを取得していたので少し楽できた感がありますが……。
なんども言いますが、102試験に関しては小豆本とスピードマスターだけでの合格は難しいんじゃないかと思います。
体感的には本に書いてあることが5割 それ以外が5割って感じです。
LPICを受験される方には是非ともPing-tサイトを利用されるのをオススメします!!!
あと筋トレも。