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Sansan・Chatwork・ヤプリCTOが語るエンジニアのコミュニケーション論

広報・採用担当の藤沢海です。

2019年9月6日ヤフー大阪で開催されたCTOnightに参加してきました!

【Sansan・Chatwork・ヤプリCTOが語るコミュニケーション論(MixLeap特別編)】

各社CTOが自社プロダクト+コミュニケーションを語る、CTO Night KANSAI 第3弾!

ということで、非エンジニアの私が社内のエンジニアや勉強会でお会いするエンジニアの方々とどうやってコミュニケーションをとればいいか悩んでいたところに素晴らしいイベントが降臨しました。一般参加枠が満席だったのでブログ枠で申し込み、いざ出陣。

▼会場はグランフロント最上階のヤフー様のオフィス。夜景がすごいです。

CTOnightとは?

▼今回は130名ほどの方が参加し、ベンチャーでCTOをしているという方も熱心に質問されていました。

テクノロジー企業のCTO(最高技術責任者)を迎え、各企業のエンジニアのトップが「個」として、または「組織」として、自社のプロダクトとどう向き合っているか、今回は特に「コミュニケーション」を取り扱う企業のCTOの皆さんに集まっていただき、ディスカッションしていただきます。

引用元:Yahoo! JAPAN Osaka connpass

一晩で3社のCTOのお話が聞けるという大変豪華なイベントです。

コミュニケーションについて3社のCTOが語る

今回のパネリストは、クラウド名刺管理サービス「Sansan」を提供するSansan株式会社の藤倉 様、クラウド型ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatwork株式会社の山本 様、アプリ開発クラウドを提供する株式会社ヤプリの佐野 様が登場し、三者三様のコミュニケーションのあり方が語られました。

▼藤倉 成太 様(Sansan株式会社 執行役員/ CTO)

▼⼭本 正喜 様(Chatwork株式会社 代表取締役CEO 兼 CTO)

▼佐野 将史 様(株式会社ヤプリ CTO)

CTOとしてのコミュニケーションへのこだわり

まず最初は「コミュニケーションについてCTOとしてこだわっていることはありますか?」という質問。

チャットワーク山本さん

僕自身がエンジニア出身なので、エンジニアにはなぜコードを書いているのかということを納得してもらうようにしています。そして社内の意見を深掘りしてユーザーが本当に欲しいものを考える。そうやってエンジニアのモチベーションを引き出すことが大事です。

僕が一番嫌いなのが情報格差でマネジメントすること。これやってあれやってと上から言うだけではなく、経営を透明化するように意識しています。途中経過はクローズしてファクトで議論できるように、マネージャーと同じ判断ができる土俵に立つ。そのうえでやるかやらないか判断してもらいます。

あとは、「いつも心にユーモアを」と思っていますので、チャットでもウケるかウケないかを重視しているところもありますね。ユーモアがあるところに発想が生まれると思います。

社内のコミュニケーションで気を付けていること

ヤプリ佐野さん

思っているより言ったことが影響されやすいので、言葉には気を付けています。周りから話しかけられやすいようにイヤフォンはしないです。普通に社内のメンバーと並んで仕事をしています。

チャットワーク山本さん

「これはいいかも?」とか「個人的にはこう思う」とかはあまり使わないようにしています。「社長が思ってるぞ!」って忖度されがちなので。

全員とのコミュニケーションは難しいので、社内で「雑談チャット」というのをやっています。そこに変なことが日々投げ込まれるので茶々入れたりしています。

これからのコミュニケーションはどう変わっていく?

sansan藤倉さん

いやもう、わかんないですよねぇ。オーラルコミュニケーションのほかにラインスタンプとかも出てきましたけど、僕が1番うぉ~!って思ったのはニコニコ動画です。これは時空を超えたコミュニケーションだなぁと。これから新しいコミュニケーションツールが出てくると思うとワクワクするなぁという感想です。

チャットワーク山本さん

重要で緊急なときのみ同期的コミュニケーションで、これからは非同期コミュニケーションが増えるかなと。同期的は電話で、非同期はチャットやメールで後で見れる。

時間の使い方を自分で決めれるようになったらいいと思っていて、普通にコードを書いてるときに内線が鳴ったりすると自分の時間を自由に使えていない。それをできるだけ集中したいときに集中できるように、コミュニケーションの取り方を自分で分けられる社会を作っていきたい。生産性も上がりますし、そういったところでビジネスチャットは有効かなと思います。

対面のコミュニケーションを重視する人は「ちゃんと目を見て話せ!チャット禁止!」みたいな会社もあったりしますけど、僕はそれは違うと思っていて。対面のコミュニケーションってすごい情報量なんですけど非効率。時間も場所も必要です。なので、アナログで話す時間を増やすためにデジタルでコミュニケーションをとる。アナログで話す時間を作り出すためのデジタルなんです。メールとかチャットとか冷たいコミュニケーションが増えてきたなぁと思う人もいるんですけど、そうじゃなくて逆にアナログが活かされる時代なんじゃないかなぁと思います。

情報共有と感情共有を使い分けてコミュニケーションをとることも大事で、情報共有は効率的に、クリエイティブなことはアナログでいいかなと思います。

ヤプリ佐野さん

今後想像もしないような新しいコミュニケーションが生まれてくると思います。そのときに「何に使ええるかわかんないけどなんかおもしろそう」とかっていうものに触れてみて、失敗したとしてもどこがだめだったのかというのを体験してみたり、自分で新しい技術を遊んでみて情報を蓄えるというのが新しいコミュニケーションに役立つんじゃないかなと思います。

思いやりが大切っていうのも思っていて、エンジニアに対して非エンジニアの人が「あれやって」「これやって」とか頼むことが多いと思います。非エンジニアの人が効率の悪いやり方でやっているのに対して、エンジニアがサクッと便利なものを作ってしまえばいいので、「めんどくさいこと言ってきたなぁ、あの人」じゃなくて、相手の困っていることに寄り添うことは、エンジニアのコミュニケーションとして大事なことなんじゃないかなぁと思います。

感情を共有するためのツール

チャットワーク山本さん

チャットで会議ってすると結構すると思うんですけど、できない会議というものありまして。例えば、朝会、キックオフ、ブレスト、振り返り、この辺りをチャットでやると非常によろしくないなと思います。

クリエイティブな作業をするときは相互の情報の伝達量が多いので、ブレストをチャットでやるとしんどいんですけど、会話をしながら「それおもしろいね!」ってテンションが上がったり下がったりするのを共有できるので、それが対面のいいところだと思います。1on1もチャットでやるのはしんどいですよね(笑)

sansan藤倉さん

僕もエンジニアなので、今のテクノロジーはリアルなコミュニケーションに追いつけていないなぁと思います。「感情が伝わってくる」みたいなことをどうテクノロジーで再現するかが論点だと思うんです。対面で会話していたって感情のすれ違いはあるじゃないですか。夫婦喧嘩だってしますし。なのでゆくゆくはテクノロジーがリアルなコミュニケーションをさらに良くして、「そういうものがなかった時代の夫婦ってすれ違ってたらしいっすよ」って言わすぐらいのところまで行きたいっていう想いはあります。

チャットワーク山本さん

それってどんなテクノロジーなんだろうなぁって考えたときにね、一般的なアメリカの夫婦って喧嘩したときにカウンセラーに相談するらしいんですよ。夫婦だと売り言葉に買い言葉になっちゃって「キ~!」ってなっちゃうんですけど、第三者に相談すると客観的になれるんです。そういうスマートスピーカーとかを使ってお互いの話を聞くみたいな、そういうテクノロジーなのかなって思いました(笑)

エンジニアにしかできないコミュニケーション

ヤプリ佐野さん

技術者にしかできないコミュニケーションもあると思っていて、細かい気づかいとか、言われなくてもやってあげるだとか、作るもので示すことができると思います。チャットとかで誰かが困っているのを見つけたらこっそり何か作ってあげたよ~みたいなのはエンジニアならではなのかぁと。

チャットワーク山本さん

僕の個人的な意見なんですけど、エンジニアは経営者に向いていると思います。エンジニアって抽象志向が得意じゃないですか。それって普段のコミュニケーションでも見つけることができると思うんですね。組織の無駄なところを共通化して部署作ったり、これとこれってループしてるぞ、みたいな抽象と具象を切り替えながらコミュニケーションとれるのは非常に良いなぁと思います。

sansan藤倉さん

僕もそう思っていて、エンジニアって日々使うものが、手触り感のない物理的に存在しないものばかりなんですね。結果のアウトプットするものも手触り感ないわけですよ。なのでエンジニア同士の議論って常にフワフワしている。それをいかに構造として捉えて、相手にそれを伝えて共通認識を作ってディスカッションするっていうのを毎日やっているんですよ。エンジニアでどんどん成長していく人ってそういうのが得意な人なんだと思います。

営業であろうとマーケティングであろうと、目の前にある業務における問題ってほぼ手触り感ないんです。だいたい社会人で成果を出せる人ってそういうのが得意な人だと思います。エンジニアはそれを社会人1年目から強制的にやらされている。だから有利だろうなと思います。

▼パネルディスカッションのあとは懇親会。Mix leapの懇親会はいつもにぎわっています!

まとめ

懇親会でsansanの藤倉さんに「非エンジニアの私がどうやってエンジニアとコミュニケーションを取っていけばよいか」ということを聞いたところ、「エンジニアだからということは考えずに、その人のことをとことん信用して好きになればいい」という格言をいただきました。本当にその通りだなと。社内でも社外でもコミュニケーションの基礎は「相手を信用する」ことなんだなと気づかされた次第です。

IT企業の最高技術責任者がコミュニケーションについて語った今回のCTO Night。一晩でこんなにも濃い内容が聞けたのは贅沢でしたし、なんだか3名とも語ってる姿がかっこいいなと、小並感な感想ですがシンプルにそう思いました。いつも面白いイベントを企画してくださるヤフー様、ありがとうございました!これからもMix leapお邪魔させていただきます!!

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About the author

藤沢海

2017年11月にビヨンドに中途入社。
お笑い業界の裏方から未経験でIT業界に飛び込む。
広報・採用・マーケティングを担当し、YouTube動画の制作にもハマっている。
AWSプラクティショナー と AZ-900(Azure) の資格をなんとか取得したことがある。
プリキュアと筋トレが好き。