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【断捨離の夏】末永く使える USB-C ケーブルの選び方 2021年9月版【日本の夏】

USB

こんにちは。
開発チームのワイルド担当、まんだいです。

いきなりですが、ビヨンド社内、9月は断捨離月間でした。
というわけで、私も部屋に大量にある充電用 USB ケーブルを断捨離しました。

ただ捨てました、というだけなら Twitter でやってくれ、という感じですので断捨離にあたって仕分けるにもどうやって分けるか考えるためにケーブルについて知っている必要があります。
ですが USB の規格って最近色々あって分かりにくくなったなという印象だったので、今回はそれらの規格をそこまで詳しく解説せず、でも自分の環境に合った適切なケーブルが自分で選べるために必要な情報をまとめてみようと思います。

USB-C ってなんだ?

USB という規格については皆さんもご存知だと思いますが、USB-C という規格についてと問われると、なかなか答えに困ったり、勘違いして理解している可能性もあるのでかんたんに整理しておきましょう。

USB-C は USB接続するコネクタ形状の規格のことで、USB 3.0 や USB 2.0 とは関係がありません。
形状としてはこのような感じ。

USB 3.0 はデータ転送の規格のことで、 USB-C だからといってすべてのケーブルが爆速で充電できるケーブルではなく、実はコネクタが USB-C なだけで充電速度が遅く、データ転送規格は USB 2.0 だというケーブルもたくさんあります。

そしてこういうケーブルを選んでしまって、データ転送が遅い!とレビューで星1付ける人がたくさんいるわけです。
そりゃそうですね。そういうケーブルの説明欄にはだいたいちゃんと書いてあります。USB-C で USB 2.0 だと。

 

ケーブル仕分けのポイント

 

コネクタの形状

USB-C の登場でコネクタ形状のパターンが増えましたので、両端のコネクタをしっかり確認しないと困るケースがあります。

 

USB-C と USB-A のパターン

一番多いのがこのパターンかなと思います。
スマートフォンで利用する場合、スマートフォン側は USB-C ですが給電側が USB-A になっているパターンです。
この場合、今までの環境でも使えることが多いので1本持っていると便利です。

 

USB-C と USB-C のパターン

このパターンが少ないかと言われると少なくはないですが、両端のコネクタが共に USB-C になっているパターンです。
充電側・給電側ともに USB-C なのでケーブルの向きを気にする必要がないですが、給電側も USB-C である必要があるためマイクロ USB 時代の充電器はほぼ使えないため買い替えが必要になります。

最近の PC なら USB-C のコネクタがほぼ搭載されていて、充電もできるノート PC も多いので対応しているなら完全移行してもいいですね。

 

データ転送速度

これも重要です。
ただし、昨今 USB ケーブルをデータ転送用途で使うことが少なくなってきたので、あまり考えなくてもよいかも知れません。

 

充電速度

これは非常に重要です。
なので、次のセクションで詳しくご紹介したいと思います。

 

充電が遅い問題

USB-C のケーブルが浸透し始めてそれなりに経つので、私の手元にも USB-C ケーブルが大量にありますが、ケーブルによっては充電速度が遅いものもあれば、速いものもあります。
また、充電が遅いのはケーブルだけの問題ではありません。給電する充電器も高い電力が送れるものでなければいけません。

最近のスマートフォンなら、充電器とケーブルが急速充電に対応している場合、ロック画面やステータスバーに急速充電中と表示される機種もあるため、これで簡易的にチェックすることが可能です。

しかし、ケーブル性能を的確に把握するには至らないため、もやもやした気持ちが残ります(私だけ?)
そこで USB ケーブルの通電性能を計測するアイテムが登場します。

単三電池とほぼ同じサイズのこのテスターを使うと、充電時の電圧、電流、電力量がひと目で分かるため、ケーブルの性能(もしくは充電器の性能)が正確に把握できます。

 

ケーブルを仕分ける

部屋中の USB-C ケーブルを集めてテスターにかけてみましょう。

このテスターにケーブルを差して充電してみると簡単に性能がわかるので、できるだけ多くの電力を要求する機器(ノート PC などだとベター)を充電してみます。
なければ最低限スマートフォンが急速充電できるレベルなどを目安にすると良いと思います。

充電用としては、もはや存在価値もありませんね。

及第点でしょう。

そんなこんなで楽しく計測しつつ、ケーブルを仕分けていきました。

私の場合は、ある程度高い電力が通電するケーブルがそこそこありました。
こんなケーブルで充電してもストレスが溜まるだけだと思っているので、性能の低いケーブルはまとめて廃棄しました。

余談ですが、マイクロ USB のケーブルも大量にあったので、これも廃棄。色んな長さのケーブルがあったので短いもの・中くらい・長いものと分けて 1、2本残す感じです。
また、マジックテープで巻いてあるのは完全に撮影を意識したもので、普段はやってません。

 

急速充電対応のものでも更に色々種類がある

USB 充電の規格として USB Power Delivary(以下、 USB-PD)という規格があります。
ケーブル仕分けを経て残ったケーブルについては、この USB-PD に対応していると考えて良いですが、 USB-PD にもいくつかバージョンがあるのです……。

個人的には規格を覚えるより、対応するワット数(w)を見て判断するのが一番かなと思います。
私の場合は、ノート PC が 45W での充電に対応しているため、60W に対応している USB-PD 対応ケーブルなら大丈夫かな、という感じです。
スマートフォンが 18W の急速充電に対応しているので我が家に残留するためには最低 18W での給電ができる必要があります。

話がややこしくなりますが USB-PD は USB 3.0 などのデータ転送規格とは関係ありません。
USB-PD 対応している USB 2.0 なケーブルも存在します(某○○ BASIC の USB-C TO USB-C ケーブルがまさにこれみたいです。充電は速いがデータ転送は遅い)。

ただし、 USB-PD のコネクタ形状は最新の USB-PD 規格では USB-C と決まっているようなので USB-PD に対応しているケーブルを探す場合は USB-C から探すことになります。

 

まとめ

充電が速い USB ケーブルの選び方をまとめてみましたが、選ぶためにはいくつかの USB 規格について知る必要がありました。

  • コネクタ形状規格とデータ転送規格は別物だということ
  • 高速充電したい場合は USB-PD という記載があるとある程度安心
  • 充電以外にも使いたい場合はデータ転送規格にも気を配る

2021年9月現在、高電力対応のものだと 60W と 100W の2種類が目立ちます。
この辺りから選んでおくとある程度長く使えそうです。

本文中では触れませんでしたが、確実な方法として Thunderbolt 4 規格のケーブルを選ぶという方法があります。
Thunderbold 4 は USB の最新規格である USB4 でも一番スペックの良いものだけが名乗れる規格なので間違いなく充電速度は速いですし、データ転送に使う場合も高速なのが保証されています。
ただ、その分お値段も高いですが、末永く使えるので大事に使っていきたいですね。

あとはケーブル表面の素材や端子形状(L字のものを1本持っていると使い勝手がいいです)などで好みのものをお選びいただき、快適な充電ライフを満喫してください。

最後に

私が所属するシステム開発のサービスサイト「SEKARAKU Lab(セカラク ラボ)」を開設しました。
ビヨンドは、サーバーの設計・構築から運用までをワンストップでお任せいただけますので、サーバーサイド開発でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
SEKARAKU Lab:[https://sekarakulab.beyondjapan.com/](https://sekarakulab.beyondjapan.com/)

以上です。

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About the author

萬代陽一

ソーシャルゲームのウェブ API などの開発がメイン業務ですが、ありがたいことにマーケティングなどいろんな仕事をさせてもらえています。
なおビヨンド内での私の肖像権は CC0 扱いになっています。