【使い方も解説】無料の Webサイト監視 ツールで運用が「楽」になった話
(この記事は2022年8月23日に更新しています)
こんにちは。
夏頃に36万円のギターを購入したのですが、最近追加で50万円のノートPCを購入して流石に毎日の食事がもやしと炭水化物になったWebサービス事業部の五島です。
ダイエットと節約の両立は難易度が高いですがリバウンドしないように気をつけています。
そしてこの節約生活の中で再認識したのですが、お茶漬けってめっちゃおいしいですね。
さて、弊社ビヨンドでは予約システムEDISONE(エジソン)、Webサイト監視サービスAppmill(アプミル)という2つのWebサービスを主に展開しています。
そのWebサービスの運用が私を含めたWebサービス事業部の仕事です。
上記のエジソンやアプミルはもちろん、お客様に向けて開発したサービスですが、実は社内でもしっかり活用しています。
そこで今回の記事では、Webサイト監視 サービスアプミルをどのように社内で利用しているか、といった体験談を共有いたします。
また、アプミルの概要についても改めて担当者の視点で紹介します!
Webサイトの運用担当者の方は是非参考にしていただけますと幸いです。
この記事はこんな人におすすめです
- Webサイト / Webサービスの運用担当者
- Web制作会社に勤務している方
- 運用中のWebサイトを効率良く管理する方法を探している方
この記事で分かること
- Webサイト監視 サービスを使うとWebサイトの運用体制はどう変わるのか
- Webサイト監視 サービスアプミルの設定方法
- Webサイト監視 サービスの活用事例
Webサイト監視 サービスAppmill(アプミル)とは?
アプミルとは、URLの登録だけでWebページの状態チェックが自動で可能になるWebサイト監視サービスです。
通信状況やWebページの表示速度に問題が発生した場合、アプミルは予め設定しておいた連絡先に通知を送信します。
これにより、Webサイト運用担当者は常にサイトの状態を見張ることなく、問題発生にいち早く気づき、迅速に対処することが出来ます。
なお、以下動画では1分半で簡潔にアプミルを紹介しています。
ぜひこちらもあわせて御覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=dFDnxAxeh4Y
アプミルがあればWebサイト運用で起きるほとんどの問題を検知可能
アプミルはWebサイトで発生する代表的な問題のほとんどを検知することができます。
具体的には料金プランごとに以下項目の監視が可能です。
フリープランで監視出来る項目
- 通信状態チェック(死活監視)
- レスポンスタイムチェック(表示速度チェック)
- ステータス異常チェック
- SSL有効期限チェック
- ドメイン有効期限チェック
- 最大5URLのシナリオ監視(関連ページの通信状態チェック)
セキュリティプランならフリープランの監視項目+αで以下項目も監視可能
- HTML差分比較
- スナップショット比較
- マルウェア対策
- ソーシャルエンジニアリング対策
- リンク切れチェック
各項目の詳細が知りたい!という方は是非公式サイトからご覧ください。
運用担当者から見た、アプミルのここがすごい【他サービスと比較】
ここまで読み進めていただいた方はもうお気づきかと思いますが、この記事はステマです。
Youtubeだったら「この動画はプロモーションを含みます」というメッセージが表示されるタイプの記事です。
そりゃあ自社のサービスを紹介するので、当然このような内容になりますよね、すみません。
この人はこういう記事を書かないと上司に詰められるんだろうな~仕方ないから見てやるか(とはならないでしょうけど)という気持ちになっていただき、もう少しお付き合いください。
(宣伝記事であることを申告したので、もうステマではないかも?)
実際のところ、Webサイト監視サービスはアプミルの他にもいくつか存在します。
様々なWebサイト監視サービスを比較検討したい!という方はこちらの記事をご覧ください。
ただ、数あるWebサイト監視サービスの中でもアプミルのここは他サービスと比較しても負けないくらいすごいな!と私が感じた特徴が3つあるので、以下に紹介します。
5分間隔での監視が無料で出来る
多くのWebサイト監視サービスもアプミル同様、フリープランが用意されていますが、登録出来るURL登録数が少なかったり、監視の間隔が空きすぎていて(1時間~1日等)、利用用途が限られる場合があります。その点、アプミルでは死活監視、レスポンスタイムチェック、ステータスコードチェックをフリープランでも5分間隔で実施することが出来ます。
100URLの監視登録が無料で出来る
100URLの登録が無料で出来る監視サービスってなかなかないのではないでしょうか。特にWeb制作会社等、複数サイトを並行して運用している環境で便利です。
フリープランで最大5URLのシナリオ監視に対応している
アプミルでは、登録したURLに加えて、設定により最大5URLの任意の関連URL登録に対応しているため、監視登録したURLに異常が発生した際、同時に関連URLにも異常が発生しているかどうかを知ることが出来ます。
問い合わせページやECサイトの購入ページ等で活用すると便利な機能です。
なぜ無料で Webサイト監視 サービスを提供しているのか?
▲画像はビヨンドの代表、原岡(右)と取締役の森田(左)です。
上記のように、アプミルは無料で十分実用的に使うことが出来るサービスです。
(有料のセキュリテイプランをご利用いただくことで更に高度な監視の自動化も可能です。)
しかし、アプミルのような無料のサービスに対しては、裏で何を考えてるんだ…?とつい怪しんでしまいませんか?
※初期費用ももちろん無料ですし、決して後から高額な請求をしたりすることはありませんのでご安心ください。
そこで、担当者の立場で無料提供の理由をお話しようと思います。
①多くの人に監視体制構築の便利さを知っていただきたい
現在コンテンツやサーバーの自動監視や運用保守委託等を行わずにWebサイトを運用している方に、アプミルを通して監視体制を構築するとどれだけ安心してWebサイト運用が出来るようになるのかをまずは実感していただきたいという想いがあります。
②アプミルを通してビヨンドのことを知っていただきたい
アプミルを開発・提供している会社ビヨンドはWebサービスの提供の他、ゲームAPIやECサイトの開発やクラウド/サーバーの構築・移行・運用保守等の事業を行っているため、アプミルを通してそんな弊社の事業に興味を持っていただきたいと考えています。
と、上記のような狙いがあります。
もちろん全ての機能を無料開放しているわけではありませんが、主には広告塔としての役割をアプミルに果たしてもらいたいという狙いから、ほとんどの機能は無料でご利用いただける内容で展開しています。
Webサイト監視 サービスアプミルを実際に使ってみる
さて、一応アプミルから設定方法について、以下に説明いたします。
導入方法等の説明は以下の動画でも解説されているため、よろしければ御覧ください。
導入
導入は非常にシンプルでメールアドレスと任意のパスワードを登録するだけです。(1分もかかりません)
監視URL登録~基本設定
会員登録が完了したら、監視したいURLを登録します。
なお、初期設定は特別何も行わなくても利用開始が可能ですが、監視URLごとの監視ルール設定に進むと各種設定が可能になります。
他ユーザーとの共同監視が可能に!ユーザー招待
メールアドレスでユーザーの招待を行うと、自分以外のユーザーと監視状況を共有することが出来ます。
例えばクライアントのサイトを運用している場合はクライアントにスムーズに情報共有出来るため、特に活用しやすいですね。
アプミルの基本設定画面では以下項目の設定が可能です。
アラート発生の通知先
アラートの通知先をメール、SMS、電話から選択することが出来ます。
2021年12月~ChatWork連携も可能に!
更に、現在は無料でChatwork連携が可能になっています。連絡手段がチャットツールの会社様も多いかと思いますので、これにより更に実用性の髙い運用が可能になりそうですね。
アラートの自動クローズ
アプミルは、アラートが発生した場合、「Open」のステータスでアラート一覧に表示されます。
アラートの自動クローズを「する」にした場合、アラート内容が改善された場合、自動で「Close」になり、アラート一覧では現在も解決していないアラートであるかどうかを区別して表示させることが出来ます。
タイムアウト(秒)
タイムアウトでは、レスポンスタイム(Webページの表示速度)がどれだけの秒数遅延した場合、アラート通知するかを設定します。
こちらを厳しめの値に設定しておけば、SEO改善に活かす事ができますね。
ステータスコードの監視ルール
デフォルトでは通常系のステータスコードとして「200」が登録されており、実際にページで「404」、「500」等が確認された場合にアラート通知を発生させる仕様となっていますが、設定により正常系のステータスコードを変更させる事ができます。ほとんどの場合、この項目は初期設定のままで問題ありません。
アラート発生時の巡回監視
ここではシナリオ監視対象となるURLを1つのURLに対して最大5つ登録出来ます。
なお、ここで登録出来るURLは会員登録時に予め付与されている100URL分のクレジットは消費しません。
Webサイト監視 サービスアプミルの活用例
続いて、私の体験談をもとに特にこういうところが便利!と感じたアプミルの活用例をご紹介します。
こういうときに便利①ドメイン・SSL有効期限のリマインド
大量のWebサイトを管理している場合、これは本当に重宝します。
頻発しない作業なので本当に忘れやすいんですよね。アプミルにURL登録しておけば、管理画面から随時ドメインとSSL証明書の有効期限を確認出来ますし、なおかつ有効期限90日前にアラート通知を飛ばすことも可能です。
こちらの詳細は以下記事でも紹介しています。
こういうときに便利②SEO改善
通信異常、レスポンスタイムの遅延、リンク切れ等、ユーザーの利便性を下げる状況を放置するとSEOに悪影響を及ぼすと言われています。
コンテンツ運用担当者としては運用しているWebページに上記のような問題が発生している状態はいち早く改善したいため、とても重宝します。
【まとめ】アプミルはWebサイト運用を「楽」にする便利ツール
今回はアプミルの概要から使い方までざっくばらんに紹介しました。
ご興味を持っていただけましたら、是非使ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。