【システム開発】ビヨンド開発部が大事にしていること【ともつく】
目次
こんにちは。
我が軍の今シーズンは早々に終了し、楽しみにしていたドラフト会議も終わってしまい、
あとはFA動向を見守るくらいしかやることがない状況に置かれている、システム開発部マネージャーの佐藤です。
そんな抜け殻のような私に、ブログを書けとお達しがあり、久々に書くことになりました。
ビヨンドの経営理念は「共に創り支え続ける」という言葉になります。
※ 略して「ともつく」
https://beyondjapan.com/company/philosophy
今回はビヨンドの中では武闘派集団とされる、我々システム開発部における「ともつく」についてのスタンスについて書いてみたいと思います。
※ 内容はあくまで私個人の考えになります。忖度なし。
【大原則】ちゃんと作る
おかげさまで本当に色々な内容のご相談をいただいております。
具体的にやりたいことが固まっているご相談から、ふんわりもふんわり、これは壮大な夢を語られてますか?
という内容まで幅広く、ご相談いただくお客様のリテラシーもバラバラです。
我々はプロですので、やると決まった以上全力を尽くします。
出来上がってから、こんなはずじゃなかった使い勝手の悪いシステムにならないよう、お客様としっかりコミュニケーションを重ね、エンジニアとしてだけではなくシステムを使うユーザーの目線で考え開発に取り組みます。
世の中に溢れるなんちゃって開発会社ではない、「ちゃんと作れる開発部隊」であり続けるため、弊社のエンジニア達は日々研鑽を行っております。
あ。今回の内容は社内のエンジニアに向けても書いています。
そのために大事に考えていることは次の「3つ」です。
一緒に仕事をしたいと思えるか
まず大事に考えていることは、対等な立場でお話しできるか。
我々は下請け会社ではございません。開発の必要があるが、何か自分のところではできない理由があり弊社にご相談いただいていると考えています。
我々はプロとして形にするために必要なことをお客様と対等にお話をさせていただく代わりに、完成させるための責任を負います。当然ながらそのプライドは持っています。
出来ること・出来ないことをハッキリお話しさせてもらいます。そこからお互いどこまで歩み寄ることができて、どこに着地させていくのか、対等にお話しができないとココが固まりません。
どちらかが違和感や無理を抱えたまま進めることになってしまいます。
上手くいかないプロジェクトは、大概このコミュニケーションの不協和音を抱えていることが多いので、しっかりお話ができるお客様なのかを重要視しています。
対等であることはお仕事をいただくお客様側だけにではなく、ときに開発のお手伝いをいただくパートナー企業様に向けても同様に考えています。
良いものを作るのに、どちらが上とかどちらが下とかはないと考えています。
良いものを作るためには、プロジェクトに関わる全員が、対等な立場であることが大切だと考えています。
会社の規模やネームバリューとかではなく、シンプルに一緒に仕事をしたいと思えるか、まずは人と人だと考えています。
近年ではオンラインでの打ち合わせも多いですが、極力一度はお会いしてお互いに見極めできればと考えています。
お金を取りに行くだけの仕事はしない
マネーゲームには参戦しません。
何か特別に理由があったりする場合は別ですが、基本的に我々の技術を安売りすることはしていません。
もちろん必要以上の暴利を乗せたり、実際に開発を行わず紹介料だけを掠め取るようなこともしていません。
金額だけで選ぶならばどうぞ他をお探しいただいて構いません。
我々も責任を持って開発に臨むため、一緒に開発に取り組む企業様にも、必要な金額をお支払いいただく覚悟を求めます。
単純に金額合わせしてまで弊社がやりたいと思う仕事はごく稀です。
我々もプロである以上誇りを持って取り組みたいと考えています。お金をもらえればなんでもやりますという考え方はしていません。
受託開発をメインとしている我々は、お客様からお仕事のご依頼をいただけないと食べていけません。
ですが、エンジニアを採用し育てるのも同じかそれ以上に大変だと考えています。
エンジニアが納得感を持って取り組むことがとても大事だと考えています。
時間、お金、作業工数はトレードオフ
例えば見積もりを作るにも時間が必要です。
たまに明日までにとか、今週中に見積もりが欲しい。と相談してくる方がいますが、ハッキリ言って無理です。精度は担保できかねます。
お客様が考えていることを実現するために、エンジニアはあれこれ考えて機能を積み上げて工数、見積もりを出していきます。(適当なことはできませんので)
私も長年営業をやっているのでおおよそ理解はしているつもりですが、通常、今日の明日で見積もりが必要という状況にはならないと考えています。
少なくとも1週間前に見積もりが必要なことくらいはわかっているのではないかと。
なぜその時点で相談してこないのかが理解できません。逆の立場で考えてみてください。と自分はいつも思います。
どうしてもという場合は概算で出します。
概算で見積もる場合には、その時点で詰まりきっていない部分を要件定義ですり合わせていきます。
作るべき機能がはっきり見えた時点でやりたいことにズレがないか、お互いに確認・納得、その上で再度見積もりを作成させていただいております。
この時に納期、ご予算内に入りきれば問題ないですが、想定を超えてしまう場合には機能を削るか、次フェーズに持ち越すなどの検討が必要です。
こちらもどれかを譲る代わりにお客様にも何かを譲っていただく必要があります。
「お値段据え置きで全部乗せ!キャンペーン」は弊社の場合、常時おこなっているサービスではございません。
もちろん、戦略的にお受けさせていただく案件やお得意様については、多少無理をしてでもご協力させていただく場合もございますが、基本的には何を優先するかで、できることとできないことのトレードオフが出てくると考えています。
” がんばります、なんでもやります。” と言うのは簡単ですが、
始まってからフタを開けてみて、” やっぱり無理でした ”って方が、お互い最悪だと思いますので。
エンジニアが目指すこと
ここまで偉そうに書いてきましたが自分はエンジニアではございません。実際にお客様の要望を形にするのはエンジニア達になります。
今回に書いた内容はどちらかと言うと、社内のエンジニア達を守る営業としての私のスタンスのお話しになります。
エンジニア達が前向きな仕事ができれば、それがきっとお客様にとって、良い開発になると考えているからです。
エンジニアでない自分から見ると、彼らはこの世にまだない仕組みを生み出せる魔法使いのように感じられます。
お客様のご要望をちゃんと形にできるようには、正しい魔法の使い方を身につけるため必要があります。
まず、ベースになる技術力と、それを正しく伝えられるコミュニケーション力+相手の立場を想像できる思いやりが大事です。
時にはお客様の言いなりではなくプロとしてはっきり意見を言える。
そのためには、裏付けとなる知識、経験を自分でも身につけていく必要があると考えます。
そのための取り組みを惜しみ、楽な方ばかりを選択している際には、今後も時に厳しく指導をおこないます。
守られるだけではなく、プロのエンジニアとして、しっかりお客様に向き合える力をつけてほしいと考えています。
これも一つのトレードオフですね。
弊社で働くエンジニア達には、どこに出ても通用するエンジニアを目指すよう指導しています。
やらされる仕事ではなく、自分が関わるサービスに責任を持ちお客様と一緒に創り育てていく。
それがビヨンド開発部のエンジニアが目指す方向、どこに出ても通用するエンジニアだと考えています。
私はその魔法使い達が、自由に伸び伸びと、自分の力を発揮できる環境を作っていきたいと考えています。
【まとめ】つまり、こういうこと
いろいろと筆圧強めに書いてきましたが、ビヨンド開発部はプロとして、しっかりお客様に寄り添って「モノづくり」をしていこうと考えてます。
● 出来上がってみて実際に使えるシステムを開発する。
開発して終わりではなく、リリース後にはブラッシュアップも含め一緒に育てていく。
● エンジニアが前向きに働ける環境で、やらされる仕事ではなく
自分たちが開発するサービスに、お客様と同じレベルで誇りを持つ。
ここまでしっかりお付き合いできれば、サービスがしっかり回り始めます。
結果、
● お互い納得できる対価を得る。
私が考える「共に創り支え続ける」というのはこんな感じになります。
今回はかなりハッキリとした表現で書かせていただきました。
こんなスタンスでやってる会社ですが、「イイね」と思っていただける方は、システム開発のご相談をお待ちしております(笑)