外国人(インド人)の私が、新卒の頃から日本の企業で、1年間働いてみて感じたこと
目次
*外国人「インド人の私」が日本の企業で新卒の頃から一年間働いてみて、感じたことを共有していきます。
人によって異なるかもしれませんが、こちら私が個人的に感じたことになりますので、ご了承下さいませ。
以前に作成したブログもありますので、良かったらご覧ください!
成長したと実感したこと
私は、ビヨンドに入社する前に、2年間ITの専門学校通っておりましたが、専門学校でインフラの事は全く習ってませんでしたので、ビヨンドで様々な研修を受けて少しずつ仕事ができるようになりました。
インフラは学ぶことが多くあり、その中でも、ビヨンドは「マルチクラウド」を強みに持つ企業であり、様々のクラウドの動きや機能を学ぶ必要があります。良い点としましては、教科書などで勉強したことを業務中にクラウドを実際に触って学ぶことが出来ますので、とても楽しいです。
私はビヨンドで構築チーム配属されており、お客様のサービスなどに合わせたサーバーを作成(構築)する仕事をおこなっています。一番最初の案件で構築する時には、わからないことも多かったですが、先輩方のサポートのおかげで少しずつ構築ができるようになりました。
現在もわからないこともまだまだありますが、前よりはかなり少なくなったと思います。また、構築している時にサービスの動きや特徴などを理解した上で構築ができるようになってきましたので、間違えたらどこを直せば良いかもわかるようになってきていると感じます。
1年前に比べてできることも増えてきたので、これは一年間の成長かなと感じております。
難しいと感じている部分
私にとって下記の2点が難しいと感じています。
① インフラ
ビヨンドはマルチクラウドに対応しているので、難しいと感じることも多くあります。
● 環境管理が複雑
複数のクラウドを扱うため、それぞれの管理コンソールやサービスポータルをキチンと理解して使いこなす必要があります。それぞれの環境で異なる仕組みやベストプラクティスがあるので、その違いを理解してリソース管理や監視変更などを適切におこなえる力、管理ができる力が必要になります。
● セキュリティリスク
複数のクラウドを使用することで、セキュリティとコンプライアンスの要件を管理することが難しくなります。それぞれのクラウドごとに異なるセキュリティポリシーや規制があるので、違いを理解したうえで対応していくために、それぞれのクラウドにおけるセキュリティリスク、対策についてキチンと理解している必要があります。
● コスト意識
コストの異なる複数のクラウドを扱うので、それぞれのサービスコストについて理解している必要があります。エンジニアとしてリソースの最適化を考慮するなど、コストに関する意識を常に持つことが求められます。
● 幅広い知識と技術力
1つのクラウドを扱うだけではないので、様々なクラウドについての幅広い技術力が求められます。クラウドアーキテクチャや時には自動化する技術、もちろんセキュリティの知識も欠かせません。クラウドの細かい機能についても理解を深めながら正しく活用していく力を付けていくことが必要になります。
常に学び続ける必要がありますが、日々の積み重ねをこれからも大切にして知識・技術を磨いていきたいと思います。
② 日本語
日本の会社でお仕事する上で、日本語はとても重要なものになってきますので、日本語の理解が出来ないと仕事進まないのですが、入社した頃は日本語が上手ではありませんでした。
お客様と会話する際には、必ず日本語を使用しますので、敬語の勉強をする必要がありました。まだまだ分からない日本語が沢山ありますが、少しずつ慣れてきましたのでお客様への対応は問題なくおこなっております。
しかし、日本語のニュアンスがまだまだ理解出来てないことがありますので、とても困るときもあります。
例えば、お客様より作業依頼いただく際の話です。
○ お客様:「急ぎではございませんが、来月上旬までにはご対応いただけますと幸いです」と依頼される
○ 私:あ、お客様が急いでないと言っているので、先に優先順位の高い作業をしてから対応しようかな。
○ 先輩:このお客様はとても急いでいるので、先にこのお客様のお問い合わせ対応しないといけないよ。
○ 私:ええ?? どういうこと??
お客様は全然急いでないと言っているけど →私の頭の中(????????????????????)
○ 先輩:お客様が言う「急ぎじゃないですが」は、「できるだけ早めに」と読み替えると良いと思いますー。
○ 私: ??????????????? どういうこと????????
日本語のニュアンスで、実は急いで作業やって欲しいけど「急ぎじゃない」と言ったりしている(必ずしてもそうではないが)経験がありました。
日本語は教科書に書いてある意味と実際に使われている意味が違うことが多々ありますので、私が教科書で勉強した意味で使っている言葉の意味は実際には少し違うときもあります。
このように、難しい部分もまだありますが、社会人になってからより日本語が上達できていると感じる部分も多く、いつも先輩方や同期メンバーに教えていただけることも、とてもありがたいです。
実際にエンジニアとして働いてみて
新しいことを学ぶのが大好きで、ビヨンドではマルチクラウドに対応している企業のため、様々なクラウドを活用することができます。
これは非常に勉強になります。クラウドごとにサービス名や機能が異なるため、覚えるのが少し難しいですが、学んだことをすぐに社内でアウトプットできるので、楽しく勉強と仕事を進めることができています。
また、ビヨンドはチームで仕事することが多いので、仕事する際に困ることがあったらチーム内で相談ができたり、他の先輩方と相談して仕事進められるので、安心して業務ができています。
未経験でエンジニアになってみて
*会社や人によって変わるかもしれませんが、これはあくまでも私の経験なので、ご了承くださいませ。
私は、システム開発系の勉強はした事がありましたが、元々はインフラエンジニアの仕事内容について全く知りませんでした。
ゼロの状態からでも、実際ビヨンドでインフラエンジニアとして働けています。毎日少しずつ学んで技術力をつけながら、日々楽しく仕事しております。最初の方は少し大変な事もありましたが、未経験でインフラエンジニアになるのはもちろん可能だと実際にインフラエンジニアになって感じます。
インフラの仕事内容は凄く幅広く、これからも勉強し続ける必要はありますが、さらに成長できるように今後も学びを継続していきたいです。
入社前にやっておけばよかったこと
2点やりたかったと感じています。
1点目:インフラの勉強
入社前にやっていたらよかったと感じることは、もう少しインフラの仕事内容について勉強しておけばよかったと思います。
入社してから研修で様々な事を勉強したのですが、入社前に勉強をしていたら研修はもっとスムーズに理解できたと思います。インフラエンジニアとしてお仕事をしたい方がいましたら、Linux や AWS の勉強などをおすすめします。
2点目:旅
私は旅行が大好きなのですが、約5年前に日本へ来た時にコロナが流行してしまい、どこにも行くことが出来ませんでしたので、大好きな日本を学生時代に旅行したかったです。
社会人になってから、週2回の休みでも旅行は可能ですが、勉強や他の用事がある中、旅行に行くのは大変なので、学生の頃に日本をもっと観光できたら良かったと思いました。旅行以外でも、せっかくの学生時代を自分の好きなことをして有効活用して欲しいと思います!
1-2年後に社会人になる皆様に私からののアドバイスは、少し勉強する事と沢山旅行するです。
旅することで色んなことを勉強になりますので、とてもおすすめします。
まとめ
インフラエンジニアの仕事はとても幅広く、様々なクラウドを学ぶ必要がありますので大変なこともあります。諦めずに学び続けることで、1年目の自分と今の自分を比べるとかなり成長したと感じます。
もちろん、サポートして下さった先輩方のおかげです。ビヨンドでは優しい方々がとても多く、いつも周りの方にサポートしてくださる方のおかげで仕事ができるようになってきましたので、周りの環境にも感謝したいです。
ビヨンドで仕事したい方がいましたら、是非是非安心して志望してほしいです。
就活生の皆様へ伝えたいことは、大変なことも沢山あるかも知れませんが、自分がしたい仕事を見つけて、諦めずに一生懸命継続してほしいです!!!