【24卒】新卒によるAWSクラウドプラクティショナー合格体験記【四国オフィス】
目次
はじめに
こんにちは!
24卒でシステムソリューション部、四国オフィスのおかりんです。
今回は、私が株式会社ビヨンドに入社して初めて取得した資格、
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF) についてお話しします
この記事では、CLF を合格まで、私がどのように勉強したかについて記載しています。
こちらの記事は、時間に余裕があって、毎日継続的に勉強できる人には参考になるものだと思います。
私がこの資格の勉強を始めたときは、AWSについての知識が全くありませんでした。
なので、非エンジニアの方で私と似たような勉強法が合う方にも、役立つ情報になると思います。
株式会社ビヨンドのブログでは、CLF に関する過去の記事もあります。
もし、このブログの勉強法が難しいなと感じた方は、下記のブログも覗いてみてください
今回は私が書いた前回の記事と違って、やや真面目よりなものになっています!
もし、興味があれば、こちらもよろしくお願いします!
Phase1:参考書
資格の取得に向けて、まず、参考書を読むことから始めました。
使用した参考書は『AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版』です。
この参考書は、2023年に開始された「CLF-C02」試験に対応しており、非常に丁寧な説明が特徴です。
私はこの本を以下のようなペースで読むようにしました。
- 本をざっくり一周読み通す
- それぞれの単元をじっくりと読む
- 上記の手順を繰り返す
1-1:本をざっくり一周読み通す
初めの「本をざっくり一周読み通す」では、内容をざっと読む程度で構いません。
ここでは隅から隅まで読んで内容をすべて把握することは求めていません。
求めるのは「自分はこの本を読み終えた」という意識です。
いきなり隅から隅まで読もうとしても、自分の場合は疲れてあきらめてしまいます。
しかし、一度ページをすべて見たという事実があれば、「この本はあとどのくらいページがある」などを把握できます。
つまり、ここで私が行ったのは「本を読むことに対するハードルを下げる」ことです。
何度も言いますが、ここでは内容をすべて覚える必要はありません。
もちろん、意味がわからなくても大丈夫です。
語句をなんとなく聞いたことがある程度で構いません。
勉強に対するハードルをどんどん下げていきましょう。
1-2:それぞれの単元をじっくりと読む
さて、本を読み終えた皆さんの次の行動についてです。
次に行うのは、従来の古風な手段である「ページの内容を覚える」ことです。
今回の参考書は、単元ごとに分かれています。
私が勉強していた時は、一日に一単元を読み切るようにしていました。
一日、たった一単元で構いません。
参考書の一単元は、それほど多くのページではありません。
これまでいろいろな資格の勉強をしてきて、一番つらかったのは継続です。
例えば「昨日できなかったから今日は昨日の分もやろう」や「今日は時間があるからもっとやろう」と思って勉強することがありませんか?
私の場合、そういった考えで、無理に勉強して空回りすることが何度もありました。
ここで言いたいのは、しつこいようですが勉強に対するハードルを低く設定することです。
もちろん、一単元だけで満足できない時もあるでしょう。
もう一単元やっておこうと思う時もあります。 私はそれを止めはしません。
しかし、それは何度も参考書を読み返して、内容を暗記できるようになった時に限ります。
初めのうちから無理をしても後に響くだけです。
ですので、一単元だけをしっかり勉強し、あとは趣味に費やすなり、寝るなりしましょう。
そういえば、勉強する時間帯について説明していませんでしたね。
人によって余裕のある時間帯は異なると思います。
私は夜寝る前に勉強していました。
参考書の一単元を読み終えた後、未練を残しつつもすぐに夢の国へ出発する。
私の場合、無理をしてしまいがちなので、無理やりシャットダウンする形で継続していました。
1-3:繰り返し
あとは、上記の二つを気が済むまで繰り返すだけです。
いつしか参考書を読むことが日課になり、参考書がなくてもその内容について話すことができるようになる日が来ると思います。
参考までに、自分は参考書の内容を暗記するまでに約ひと月を費やしました。
そうして参考書を読み切ったと感じたら、次のフェーズに移行する準備が整った証拠です。
次のフェーズに進んでも、序盤はフェーズ1の参考書を読むことを続けるようにしてください。
Phase2:模擬試験に挑戦
模擬試験と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要は Udemy のコースを使って学習を進めるということです。
私が受講したのは、以下のコースです:
【CLF-C02版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題300問付き)
Udemy は多くの人が知っていると思いますが、頻繁にセールを行っています。
このフェーズに進む前に、セールの日にコースを購入しておくことをお勧めします。
購入してしまえば否が応でも学習せざるを得なくなり、怠けることが少なくなるでしょう。
2-1:なんとなくの答えを覚える
ここでも、フェーズ1で行ったことと本質的には同じです。
購入した Udemy のコースには、模擬問題集が全部で六回分あります。
初めにお伝えしておきますが、このフェーズが最終段階に進んでも、一日に行う模擬問題は一つだけです。
はじめにやるべきことは、問題を何となく解くことです。
当然、わからないことの方が多いと思います。
「あれだけ参考書を読んだのに、30点しか取れなかった!」
「まじでわからなさ過ぎて、心折れそう!」
と思ってしまうのも無理はありません。
しかし、それも当然です。
この Udemy のコースは、超が付くほど難易度が高いのです。
値段はお得(セール時に購入したとして)なのに、難易度は高い。
まるで Steam のセールみたいですね!
それはさておき、今回は正解の数は重要ではありません。
大切なのは、問題の後にある回答と解説です。
ここであなたが行うべきことは、「正解」を覚えることです。
解説も流し読みで構いません。
読む場合は、不正解の解説ではなく、正解の解説を読むようにしてください。
不正解については今回は見なくていいです。
...後でちゃんと不正解にも焦点を当てますので、今回は正解のパターンに集中してください。
「勉強はどうしてその答えになったかの過程が大事だ!」とよく言いますが、まだその領域に足を踏み入れるにはレベルが足りません。
メタルスライムのような存在は勉強にはいませんので、地道にレベルを上げていきましょう。
倒せもしない敵に挑むのにも、レベルは必要です。
まずは基礎をじっくりと作っていきましょう!
2-1:本気 de 勉強
このコースを何周も回して正解を覚えたら、次のステップに進みます。
Udemy のこのコースでは、一定の得点以上を獲得すると合格と表示されます。
正解のみを覚えたあなたの点数は、この時点で合格点に一歩及ばないか、ぎりぎり合格する程度のものでしょう。
次にやるべきことは、問題の意味をじっくり考えながら、再度コースに挑戦することです。
「この場合の答えはこれだが、なぜこれが正解なのか?」
この考えを持って、時間をかけて進めてください。
また、答えを確認する際には、解説もじっくり読んでください。
今回は、正解だけでなく、不正解の解説も読みましょう。
残念ながら、ここで日課となっていた参考書とお別れする時が来ました。
参考書を読む時間をすべて、Udemy の解説を読む時間に充ててください。
これはネテロ会長と違って祈る時間ではなく、解説を読む時間が増えるだけですが。
この方法でじっくりと解説を読み、コースの結果ページで「合格」の文字が見当たり、点数も100点に近い、あるいは100点になるまで練習を重ねてください。
勉強的な意味で調子が悪い日でも、ぎりぎりで問題ないので、合格点を取れる状態になるまで続けましょう。
ここまで来たら、次のフェーズに進みます。
Phase3:試験を受けてみよう
いよいよ、最後のフェーズです!!!
ここまで来たら、後は自分の力を出し切るだけです。
3-1:試験を申し込む
とにもかくにも、試験を申し込まないとこれ以上先には進めません。
「AWS クラウドプラクティショナー」と検索して、試験に申し込みましょう。
ここで、試験の受け方について、二つの選択肢が提示されます。
- テストセンター
- リモート
この二つの選択肢で悩むかもしれませんが、参考までに自分の選択をお伝えします。
私は「テストセンター」での受験を選びました。
リモート受験にも魅力を感じましたが、環境設定などに時間を要するため、テストセンターの方が楽に感じました。
個人的には、テストセンターでの受験が圧倒的に楽です。
特に強いこだわりがなければ、テストセンターでの受験をお勧めします。
また、次の試験への心の準備がしやすいという点でも、テストセンターでの受験を強くお勧めします。
合格体験記で書くことではないかもしれませんが、うまくいかなかった場合、テストセンターなら帰り道に気持ちを切り替えることができます。
3-2:最後のあがき
実際の試験は、受験申込日から3日から7日程度の間をあけておくことをお勧めします。
短すぎると最終準備ができませんし、長すぎると気が抜けてしまいます。
長すぎず、短すぎず、ちょうどよい長さを選択してください。
中学校や高校でこんな人を見かけたことがあるでしょう?
「俺、勉強全くしてなかったわ~」
「昨日なんて寝てなかったもんね」
この資格は受験費用がかかりますので、できれば一回で合格したいのは私だけではないはずです。
この最後のあがきとして設定した期間には、最後の詰め込みも行いますが、何より体調を整えることが重要です。
当日に寝不足などが原因で試験がうまくいかなかったなんて、笑い話にもなりません。
勉強面の詰め込みは、Udemy の解説ページを暗記するほど読み込むのをお勧めします。
これまで詰め込んできた知識が正しいか確認し、間違っていた部分は修正して記憶することで、文字通り「最後のあがき」を行いましょう。
体調を整える方法は個人の感覚に任せます。
私の場合、数日前から睡眠をしっかりとり、試験時間には頭が冴えているように調整を行っていました。
調整方法は人それぞれだと思いますが、すべての人に共通するのは、「試験時間に自分の実力を発揮できるようにする」ことです。
3-1:試験当日
今までのすべてを、この日に発揮しましょう。
当日の持ち物として、下記の中から二種類のものを提示する必要があります。
① Aグループ(顔写真付き政府発行)
② Bグループ(要件を満たした社員証、学生証)
③ Cグループ
① Aグループ(顔写真付き政府発行)
日本国政府発行の運転免許証、パスポート、写真付住民基本、台帳カード、在留カード特別永住者証明書障がい者各種手帳マイナンバーカード
② Bグループ(要件を満たした社員証、学生証)
- 顔写真が貼付されている
- a. プラスチックカードに印刷されている、b. ラミネート加工が施されている、c. 顔写真に割り印またはエンボス加工がされている(紙製可)、のいずれかに該当する
- 姓・名ともに記載されている
- 企業・団体・教育機関名またはロゴや校章が記載されている
③ Cグループ
年金手帳、健康保険証、クレジットカード、各種公共施設利用者カード (署名付)
当日、これらを提示しやすいようまとめて、取り出しやすいように保管しておくことをお勧めします。
本人確認書類提出時に、写真を撮影されます。
なので、かっこよく決めたい人は髪の毛を切るなどして、整えておくのも良いと思います。
基本的に荷物はロッカーに片付けます。
その際に、ポケットの中は空になるように・腕時計などは外すように指示されます。
職員の方は片づけを待ってくれます。しかし、受験日当日ということも考えれば、焦ってしまうのも考えられます。
諸々の対応が面倒な人は、受験の際の荷物は極力少なくする方がいいと思います。
試験を終えて、自分が合格したか不合格したかは、私の場合はテスト終了後のPCの画面に表示されました。
どのような結果であれ、受験部屋にはほかにも受験者がいます。
不合格だった場合は、台パンしそうになるのを堪えて、速やかに退出を行ってください。物に当たるのはよくないことですが、悔しい思いを発散したいのであれば自宅でお願いいたします。
合格だった場合、その場でうれしさで叫びそうになるのを堪えて、退出を行ってください。嬉しさで笑顔になるのは仕方ないと思います。私も合格したときには、嬉しさで受験センターから自宅へ帰るまでスキップ気味でした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、AWS のクラウドプラクティショナーの合格体験記と題して、ブログを作成してみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。