【まとめ】法人専用 ネットワーク回線「Colt(コルト)」の概要・特徴【ポイント】
目次
技術営業部の大原です。
今回は「Colt テクノロジーサービス株式会社」から提供されている
法人専用ネットワーク回線サービス(インターネット回線・専用線・閉域網 など)の
概要・特徴・ポイントをまとめた記事です。
(2019年5月時点の情報です)
「Colt(コルト)」 の概要
■ 日本国内で唯一の外資系通信事業者。
■ アジア・アメリカ・ヨーロッパ間での国際ネットワーク回線サービス。
■ 世界3大陸29ヶ国をネットワークで結び、総距離 187,000km におよぶ
長距離ネットワーク・メトロファイバー・海底 / 地上専用線。
■ 200以上の都市を27,450棟を超える直収ビルでネットワーク接続。
■ NTTの局舎を介さない自社の光ファイバーネットワーク網を所有。
(ただし一部のラストワンマイル箇所ではNTTダークファイバーを利用)
■ 1Gbps ~ 100Gbpsまでの低遅延・広域帯のネットワーク回線を選択できる。
■ イーサネット・専用線・閉域網のサービス。
(ベストエフォート・インターネットVPNの提供は無く、帯域専用型のみのサービス提供。)
■ ネットワークのバックボーンはすべて標準で冗長化されている。
■ 年間99.99%の稼働率と1時間未満のダウンタイムでSLAを保証。
■ クラウドPBXの音声サービスもある。
■ 24時間365日のネットワーク監視。
■ Amazon Web Service(AWS)や GoogleCloudplatform(GCP)・
Microsoft Azure などの 各パブリッククラウドの環境へダイレクト接続。
■ 日本国内の提供エリア ※ 2019年5月時点
(未提供のエリアは NTT・KDDI・ソフトバンク のアクセス回線を利用し接続できる)
◇ 関東
・東京23区
・多摩 / 三鷹 エリア
・横浜 / 川崎 エリア
・厚木 / 相模原 エリア
・千葉 / 幕張 / 印西 エリア
・さいたま市
◇ 中部
・名古屋市
・春日井市
・上記の周辺エリア
◇ 関西
・大阪市
・堺市(一部エリア)
・京都市
・京阪奈エリア
Google Cloud Platform(GCP)との ネットワーク相互接続
今回は Colt(コルト)の「専用タイプ(Dedicated Interconnect)」と、
「Google Cloud Platform(GCP)」とのネットワーク相互接続を例に挙げていきます。
オンプレミス環境 ⇔ パブリッククラウド環境との間で
大量データの送受信・複数部門でネットワーク帯域をシェアするときは、
ネットワークの遅延を回避するために専用線の導入・構築が適しています。
また Colt(コルト)では、ほとんどのGCPのPOPリージョンと接続されています。
(東京・香港・シンガポール・ロンドン・パリ・フランクフルト・アムステルダム)
2パターンのネットワーク相互接続
パブリッククラウドとネットワークを相互接続する方法は、
「専用タイプ(Dedicated Interconnect)」と「共有タイプ(Partner Interconnect)」の
2パターンの接続方式から選択することができます。
■ 専用タイプ(Dedicated Interconnect)
・Google Cloud Platform(GCP)のみの専用10Gポートタイプ
・Colt(コルト)の専用ポートとのクロスコネクトを提供
・Colt(コルト)帯域:1-2-5-10Gbps
・同一ポートで複数のBGPセッション、VLAN、複数のVPC
■ 共有タイプ(Partner Interconnect)
・シングルBGPピアリング / VLANベース
・共有DCA-NNI
・最小のコストで専用線との接続が可能
Google Cloud Platform(GCP)とのネットワーク相互接続
以下の GCP のコンソールで 今回は「専用の相互接続」を選択します。
※ なお ネットワーク接続する際は、
「Colt(コルト)からの回線料金」・「GCPからのポート / データ利用料」 の
毎月2社(2個)の請求が徴収されます。
Colt(コルト)とネットワーク相互接続をおこなうには、
日本であれば 以下の「Equinix TY2」「ComSpace 1」のいずれかのデータセンターを選択します。
まとめ
Colt(コルト)のネットワーク回線はイーサネット・専用線のサービスがメインになるので、
ベストエフォート型の安価なネットワーク回線と比べてコストがアップする印象がありますが、
以下のような要求がある法人様には最適なサービスとなっています。
■ クラウドの活用が増加しており ベストエフォート型の回線では通信遅延が気になってきた。
■ 国内 ⇔ 海外拠点 とのネットワーク接続を 一つの通信キャリアで一元管理・統合したい。
■ ミッションクリティカルなワークロードを要するシステムを稼働させたい。
「Colt(コルト)」のネットワーク回線の導入なら、
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