【簡単】無料 で ドメイン ・ SSL 証明書 の 有効期限 管理を実施する方法【Webサイト運用】
最終更新日:2021年10月29日
本記事の内容は以下の動画でもわかりやすく紹介しています。
ぜひあわせて御覧ください!
こんにちは。
Webサービス事業部の五島です。
早くも2021年の夏が来ました。皆様はどう過ごされるご予定ですか?
今夏は僕にとっては特別な夏ではありませんが、
いや、特別な夏ではなかったのですが、
最近ある社内のエンジニアがよく私にささやきかけてくるのです。
「五島さんて、今年が20代最後の夏ですよね?」
何これ。特に意識してなかったのに「最後」というパワーワードのせいですごく大切なひと夏にしなければならない気がしてきました。
ということで20代最後の夏は特に遊んだりせず、貯金で何かいいギターでも買おうと思います。
では本題に入り、20代最後の夏にWebサイト運用を「楽」にするドメイン・SSL証明書の有効期限管理方法についてお話させてください。
ドメイン・SSLには 有効期限 がある。更新を忘れると…
Webサイトを公開するにあたり、ドメインとSSLの取得は今では欠かせないものですが、これらには有効期限があり、通常1年程度で更新手続きが必要です。
しかし、1年や数ヶ月に1回程度の頻度だと意外と更新手続きを忘れがちになりがちです。運用しているサイトが複数ある場合は特に管理が煩雑になりやすく、Web担当者の方であれば「いつの間にか更新期限間近に…??」となったことが一度はあるのではないでしょうか?
有効期限 を忘れるとどうなる?
実際にドメインとSSLの有効期限が切れた場合、以下のような状況になります。
ドメイン
- 期限日から45日間"hold"として設定
その間ドメインは利用できないが、所有権限が他社に行き渡ることはない
また、更新作業で復旧可能 - 45日後、レジストラのデータベースから削除。30日間レジストリのデータベースで保存
この間、復旧は可能だが、通常より高額料金が必要 - 30日後、所有権限を失い、誰でも登録可能なドメインになる
SSL
SSLの有効期限が切れた場合、ブラウザ側が、SSLの有効期限切れを検知し、サイトの表示を停止します。その際ブラウザには「安全ではありません」、「プライバシーが保護されません」等のエラー画面が表示されます。また、URLは「https」が「https」のように表示されます。ヤバそうな雰囲気が出てしまいますね。ちなみに、この表示はブラウザが自動で処理しているため、通常の通信エラーとは異なり、エラー発生時の画面を予め設定することは出来ません。
そのため、SSL有効期限を過ぎてしまうと、サイト上のビジネスの機会損失だけでなく、Webサイトで取り扱うサービスのイメージ低下に直結してしまいます。
有効期限 を切らさないために出来ること
ドメイン・SSLの有効期限を切らさないために、どんな工夫ができるでしょうか?
以下にまとめてみました。
カレンダーなど、スケジューラーに登録
Googleカレンダー等に各種有効期限日を登録しておくことで、カレンダーを毎日見る習慣がある場合は見逃しを防止することが出来ます。
また、更新手続きは時間がかかる場合もあるため、余裕を持って作業日の予定を設定することが大切です。例えば、DV証明書と比べると、OV・EV証明書は発行までに時間がかかります。
詳しいSSLの種類などについては弊社エンジニアが執筆した以下記事をご覧ください。
作業予定日をカレンダーに登録し、通知設定をしておくとリマインダーとしても使えて安心です。
スプレッドシートで期限を一括管理
カレンダーに有効期限日、作業予定日を登録することで更新作業を忘れにくくすることが出来ますが、「各種サイトのドメイン期限を一覧で確認したい」という場合、カレンダーでの管理は不向きとなります。
一覧表示で管理ができないと、カレンダーに登録漏れが発生していても気が付きにくいのがカレンダーで管理する方法の難点です。
これを解決するのが、MicrosoftのExcelやGoogleのスプレッドシートで各種期限を一括管理する方法です。表計算シートで管理すれば、更新作業の「対応、未対応」等ステータス管理が可能となるため、わかりやすく管理出来ますね。
Webサイト監視ツールを導入する
最後におすすめしたい方法が、Webサイト監視ツールを導入する方法です。
Webサイト監視ツールはドメインやSSLの有効期限管理に利用しやすく、URLの登録など簡単な作業のみで有効期限が近づいた場合の通知、URLごとのドメインとSSLに有効期限の一覧表示が可能です。
Webサイト監視ツールは、Webサイトの通信異常や表示速度異常を検知し、ユーザーに通知が可能であったりと、
Webサイト運用に役立つ便利な機能を多数展開しています。
Webサイト監視ツールについて詳しく知りたい!という方は以下の記事を御覧ください。
無料で使える!おすすめのWebサイト監視ツールを紹介
先ほど紹介した通り、ドメインとSSLの有効期限の一元管理ではWeb監視ツールの導入が最もおすすめです。
サーバーの運用保守を行っている弊社ビヨンドは、技術的な知識不要で誰でも利用できるWebサイト監視ツール「Appmill(アプミル)」を提供しています。
Webサイト監視ツール「Appmill」とは?
Webサイト監視ツール「Appmill」は以下の特徴があります。
- 100URLの監視登録可能(フリープラン)
- ドメイン・SSLの有効期限を一覧で管理可能
- その他、死活監視や表示速度チェックが可能
- 有料プランではWebサイト改ざん等の攻撃チェックが可能
- メールアドレスと監視したいサイトURLのみで登録完了(1分程度)
最大の特徴として100URLの監視登録が無料のため、複数サイトのドメイン・SSLの有効期限管理には最適です。
Appmillの導入手順
Appmillの登録手順は非常にシンプルです。
登録~利用開始まで1分を宣伝文句として掲げていますが、本当に早いです。
1,メールアドレスと任意のパスワードを登録
2,監視したいURLを登録
ユーザー登録が完了したら、次はURLの登録です。
3,監視開始!異常時はメール通知が来る!
URLを登録したら完了!今後、ドメイン・SSLの有効期限が管理できるだけでなく、登録したURLで発生した異常の検知が可能になります。
フリープランでは追加で99URL(合計100URL)まで登録可能です。
まとめ
弊社ビヨンドのミッションは世界を少し「楽」にするなのですが、このツールはまさにそんなミッションを体現したツールだと思っています。
無料なので、是非試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アプミルの機能&操作手順紹介動画
アプミルの機能&操作手順紹介動画を以下にてYoutubeで公開しています。
ご検討の際は是非御覧ください。