【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【大阪 / 横浜 / 徳島】インフラ / サーバーサイドエンジニア募集中!

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【導入実績 500社以上】AWS 構築・運用保守・監視サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【CentOS 後継】AlmaLinux OS サーバー構築・移行サービス

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

【WordPress 専用】クラウドサーバー『ウェブスピード』

教育担当1年目がGoogleClassroomでリモート新人研修を行ってみた

こんにちは。
システムソリューション部のますたにです。

昨年末から教育改善のプロジェクトに参加しており、今年度からは教育チームとして新人教育の研修資料の整備・研修の実施・管理等を行っています。

コロナ禍に加え、横浜・四国といった別拠点に配属となったメンバーへの研修もあり、弊社は昨年度から新人研修はリモートで行う機会が増えました。

今年度からいざ教育チームとなり、研修を管理する側となって感じたのは…

管理・指示出しが大変!

研修毎に資料を作成し、ドライブ上の特定のフォルダに置いて共有をしていても、
どの資料を使えばいいのか」「資料はどこに置いてあるのか」という質問が飛んできたり…。
また、リモートで行う場合、人によって利用するGoogleMeetが違うので、新人メンバーが困惑していたり…。こちらの不手際もありますが、研修の管理・指示出しってこんなにも大変なのかとひしひしと感じました。

そんな時、カナダオフィスの代表から「カナダの学校では、『GoogleClassroom』で授業や課題を管理している」という話を聞き、調べてゆくうちに「これは現状抱えている課題が解消されるのではないか」と思い立ち、使い方を調べた上で研修で導入してみました。

GoogleClassroomとは?

Google Classroom は、指導と学習を 1 か所で管理できるツールです。使いやすくて安全で、教師が学習体験を管理、測定、充実化できるように支援します。
引用:https://edu.google.com/intl/ALL_jp/products/classroom/

Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用することができ、操作も簡単なため容易に導入することができますが、学校で利用する際には「Google Workspace for Education」の利用が必須となっています。

GoogleClassroomは「クラス」単位で管理が行え、クラスごとに教師、生徒を追加して、利用します。
※学校のクラスと同じ感じと思ってもらえれば

以降は公式の記載に合わせ、GoogleClassroomを「Classroom」、研修実施者の事を「教師」、研修者の事を「生徒」と記載します。

GoogleClassroomの特徴

Classroomの特徴は下記のとおりです。

  • すべて1か所で対応可能
    →課題管理、資料の共有、テストの実施・回答などすべてClassroom上で対応することができます
  • 操作が簡単
    →クラスの作成も、クラスへの参加も簡単も数クリックで行え、パソコンの操作にあまり詳しくない方でも簡単に行えます
  • クラス全員での共同通話が可能
    →クラス専用のGoogleMeetを使って画面通話を行うことが可能です
  • 様々なデバイスからアクセスができる
    →Classroomのアプリをインストールすることで、パソコンのみでなくスマートフォンやタブレットからもアクセス可能です

Classroomの機能

次に、Classroomの機能を、「教師側」「生徒側」それぞれで紹介します。

教師側

  • 課題、テスト、資料、質問の作成
  • 課題、テストの採点、フィードバック
  • 生徒の課題・テストの点数管理
  • クラス全体及び、特定の生徒への共有事項の記入及び送信
  • クラス用の共有GoogleMeetへの参加
  • Googleカレンダーにクラスのスケジュールを表示
  • Googleドライブのマイドライブ以下に、クラス用の専用フォルダを作成

生徒側

  • 課題、資料、テストの実施、提出
  • 教師への質問
  • クラス全体への共有事項の記入及び送信
  • クラス用の共有GoogleMeetへの参加
  • Googleカレンダーにクラスのスケジュールを表示
  • Googleドライブのマイドライブ以下に、クラス用の専用フォルダを作成

教師側に比べ、生徒は提出・質問等の限られた操作しか行うことはできません。
質問は、教師側だけが見れるように送信することもできるため、「質問したいけど周りの目が気になる…」という生徒でも、周りを気にせずに質問することができます。

Google Classroomを使ってみて良かった事

実際に研修にClassroomを導入してみて、良かった!と感じた事を紹介します。

研修前に慌てて準備しなくて良い

資料をClassroomにアップロードできるため、Classroomから確認することができます。
研修のコマ毎にまとめて資料をアップロードしておくことで、その研修で必要な資料をすぐに確認することができるので、研修前に「資料どこに保存したっけ!?」と慌てて探す必要はありません!

また、Classroomを使って研修を受けた新人メンバーからも「研修資料をいつでもすぐに見返せるのはありがたい」という声を頂きました!

 

Classroom 1つで完結するので、研修担当や研修者への指示が楽になった

研修をお願いする際に「研修資料はこのパスにあって~」「研修はこのMeetを使って~」と複数の指示を出していましたが、Classroomに入れば全て用意されているので、研修担当者にとっても用意が少なく済みます。
また、生徒も時間になればClassroomに用意されているMeetに入れば良いので、「次の研修はどのMeetで行うの?」という不安は抱かずに済みます。

 

課題の一元管理が行える

課題の作成から提出まですべてClassroomで行えるため、確認漏れが発生しないと感じました。
また、Googleフォームと連携しているため、完全一致回答やマーク式のテストなら、作成から解答、採点まで全てGoogleClassroom上で行えます。
今回の研修では課題は出していませんが、次の新卒向けの研修からはこの機能も使っていきたいと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
ClassroomはGoogleアカウントさえあれば無料で利用できるので、一度お試しで触ってみるというのもおススメです!
また、会社での新人研修の他に、塾やサークル活動等で使用するもの良いと思います。

研修をよりスムーズに、より良いものにするために、今後も様々なツールを検証していきます。使ってみた感想等は、またブログで紹介できればと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事がお役に立てば【 いいね 】のご協力をお願いいたします!
3
読み込み中...
3 票, 平均: 1.00 / 13
2,084
X facebook はてなブックマーク pocket
【2026.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

【2026.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

この記事をかいた人

About the author

増谷怜奈

システムソリューション部所属。
文系の大学を卒業後、2019年に新卒入社。

現在は、24時間365日でのサーバの運用保守業務、クラウド上でのインフラ環境の構築、また、新入社員に対しての教育・研修管理を行っています。

所有資格:AWS SAA