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【入門】はじめての Amazon EC2 リザーブドインスタンス

初めまして。
システムソリューション部のインフラわっしょいマンです。

9月にビヨンドに入社してから様々な業務に関わらせていただき、日々充実しています。

さて、今回は AWS のインスタンス「Amazon EC2」についてです。

はじめに

初めて書くブログのテーマですが、皆様が AWS の EC2インスタンスを利用する際に必ず考えるコストに関わるお話を、サラサラっと書かせていただきます。

EC2インスタンスを作成する際、一般的には従量課金制のオンデマンドインスタンスを利用することが多いのではないでしょうか。

しかし、AWSインスタンスの料金体系について調べていると、こういった文章が目に飛び込んで来ます。

Amazon EC2 リザーブドインスタンス(RI)では、オンデマンド料金に比べて大幅な割引価格(最大 72%)が適用され、特定のアベイラビリティーゾーンで使用するキャパシティーを予約できます。

出典:AWS https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/reserved-instances/

最大72%割引!? マジで!?

AWS で用意されているリザーブドインスタンスという料金システムは、条件が合えば上記のように
かなりお得なシステムとなっております。

とはいえ、ドキュメントを読み解くのは面倒だし、読んだけど結局よくわからん!となりがちですよね。(はじめに私はそうなりました)

そのように少しとっつきにくいリザーブドインスタンスですが、偶然に業務で触れる機会がありましたので、自分と同様に今まで触ったことない!という初心者の方への説明を想定して、まとめてみようと思います。

なお、Amazon RDS などの他サービスでもリザーブドインスタンスが利用できますが、本記事では入門編として、EC2 のリザーブドインスタンスを中心に説明しますので、その点だけご留意ください。

リザーブドインスタンスとは?

まず、リザーブドインスタンスとはなんぞや。というところですが、一言でいうと、インスタンスの定期券です。

要するに1年分(もしくは3年分)を、まとめて買ってくれるなら安くしてあげるよ!というシステムです。

注意点として、インスタンスをずっと立ち上げている場合はお得なのですが、頻繁にインスタンスを停止させる場合は適用するのがもったいないです。

電車も たまにしか乗らないのに定期を買うのはもったいないですよね?

なので導入前にどのようにインスタンスを運用するか、しっかりと確認しましょう!

また、利用にあたって知っておきたい特徴が多く存在していますので、以下に特筆すべき事柄を記載していきます。

提供クラス

リザーブドインスタンスには「2つ」のクラスタイプがあり、状況により適している方を選択します。

スタンダード

  • めっちゃ安い(オンデマンドと比べて最大72%OFFなのはコッチ)
  • 途中でインスタンスタイプの変更ができない
  • マーケットプレイスで販売できる

コンバーティブル

  • スタンダードよりは高い(オンデマンドと比べて最大54%OFF)
  • 購入したタイプより価格が上のインスタンスタイプになら変更可能
  • マーケットプレイスで売れない

サービスに係る負荷や利用シーンを考慮して、使用するインスタンスのタイプ変更がないと予測される場合、スタンダードを選択する方がお得です!(最悪ミスっても売れるので安心感もあります)

購入と適用方法

リザーブドインスタンスは、購入時に以下のような項目を決定する必要がありますので購入前に決めておきましょう。

  • プラットフォーム(Linux / Unix、Windows、Red Hat Enterprise Linux など)
  • リージョンもしくはアベイラビリティゾーン
  • テナンシー(サーバーをどう借りるか。default なら他の人と共有、dedicated なら占有する)
  • インスタンスタイプ(t2.micro、m4.large など)
  • 契約期間(1年 or 3年)
  • 支払い方法(全前払い、一部前払い、前払い無しから選択。全前払い以外は毎月残りの額を支払う)

また、インスタンスの適用方法に一癖あるので、こちらも注意が必要です。
リザーブドインスタンスは特定のインスタンスに紐付けて購入するのではなく購入した後、条件に合致するインスタンスが存在している場合に自動で適用されるという形式になっています。

例えば、m4.large・Windows OS・デフォルトテナンシー・アベイラビリティーゾーンが ap-northeast-3 というリザーブドインスタンスを購入した場合、条件が全て一致するEC2インスタンスがあれば自動で適用されるということです。

※ ただし購入してしまうと条件に一致するインスタンスが無い場合や、インスタンスが起動していない場合でも料金が発生してしまうため、注意が必要です。リージョンが違うと適用されないのでそちらもご注意ください。

まとめ

本記事では ごく基本的な部分の説明にとどめましたが、リザーブドインスタンスの概要は掴めましたでしょうか。

考える必要があることはそれほど多くなく、購入方法が難しいということもありません。

長期的に同じインスタンスを続けて稼働させ運用するには、とてもお得なシステムなので、躊躇せずうまく活用してコストを削減しましょう!

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【2025.6.30 Amazon Linux 2 サポート終了】Amazon Linux サーバー移行ソリューション

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About the author

インフラわっしょいマン

システムソリューション部所属。
好きで毎日勉強していたところ、運よくビヨンドに拾っていただいた。
眼鏡からコンタクトに変えるか悩み始めてから9年経過している。