社会人も青春したい!部活動制度を開始してみた話
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こんにちは。
収入より支出が多い月が3回連続しており、長い目で考えたときに流石に生命の危機を感じ始めている、
Webサービス事業部の五島です。
貯金は無難にできるほうだと自負していたのですが、どこでネジが外れてしまったのでしょうね。
とはいえ、こんな無茶なことをしてもある意味誰にも迷惑をかけないのは今だけなのかもしれません。
さて、「今だけ」といえば「青春」を連想する方が多いのではないでしょうか?
青春は一般的には10代の時期限定であったりと、儚かさの象徴のように認識されがちですが、
この度そんな考えを覆したくなり、部活動制度の立ち上げを社内で提案しました。
今回はそんなお話でございます。
第5期 組織文化委員会に任命されたので部活動制度を考案してみました
なぜブログ冒頭でこんな話をしているのかということですが、私、株式会社ビヨンドの社内委員会である「組織文化委員会」の委員長にこの度任命していただいたのです。
そこで、この度新しい社内制度として「部活動制度」を考案しました。ここから先は部活動制度を提案した経緯や制度内容についてお伝えしていきます!
まず「組織文化委員会って何やねん」となりますよね。
以下にて説明いたします。
組織文化委員会とは
組織文化委員会(通称「ソシブン」)とは、部署や世代を超えた社内メンバーの交流を活発にするためのイベントや制度を企画・実行する社内委員会です。
ざっくりいうと組織内の盛り上げ役です。
組織文化委員会はこれまでも他部署や多拠点のリーダーとランチを通してコミュニケーションを取れる「リーダーランチ制度」や、社内メンバーの紹介が専用サイトからいつでも閲覧できる「ビヨンド図鑑」の公開等を通して様々な形で組織活性化に貢献していました。
ちなみに私は学生時代でいえば教室の隅っこでひっそり過ごしていたし、今でも多人数の飲み会では隅っこの席で静かに人の話を聞くのが好きだし、合コンに行けばギャルに「自分、今日何も喋らんかったな」とキレられるタイプの人柄なので、なぜ自分が組織の盛り上げ役という使命を課されたのか分かりかねていますが、任命していただいたからには力になれればと日々試行錯誤しています。
今期の目標:濃い人間関係が生まれるきっかけを作りたい
こんな内気な私ですが、よりいい人間関係を築くための施策はないものか…といろいろ考えてみました。
ビヨンドは現段階でもかなりみんな仲がいい方ではないかと私は感じていますが、ここからさらなる高みを目指していこうとしています。
そこで、さらなる高みを目指すために必要だなと感じたのが、濃い人間関係の構築です。
もう少し具体的に言えば、誰もが社内に気軽に何でも話せるような友人がいる状態でしょうか。
広く人間関係を持つことはもちろん大切だと思いますが、いざという時に心の支えになったり、より人生を豊かにするのはやはりたとえ狭くても深い(濃い)人間関係だと私は実感しています。
また、「休日に気兼ねなく遊びに行けるくらいに親密な人が社内にいる」というのは、外向的な性格の人などにとっては当たり前かもしれませんが、そうでない人もいるのではないかと思います。
そのため今期は、強制こそしないものの、各人が快適に感じる距離感で仲のいい人を社内でつくるきっかけづくりができればと考えています。
濃い人間関係はどうすれば生まれる?
濃い人間関係ってどうやって生まれるのでしょうか?
私自身、1人の時間を過ごすことをあまり苦に感じない性格で意図的に友達をつくったことが基本的になかったため、どうすればいいか正直最初はわかりませんでした。
(そのため、在学している大学ではいわゆるぼっちでした。今思えばもったいないことをしました。)
仲良くなるには、やはりコミュニケーションでしょうか?
確かにたくさん雑談をすることで気軽にいろんな人と仲良くなることができるかと思いますので、雑談ベースによるコミュニケーションが重要なのは間違いありません。
しかし、雑談だけだと往々にして表面的な会話で終始することが多いように私は感じています。(大人数の場合特にその傾向が強いですね。)あと、私は内向的で話に入れないことが多いので大人数の雑談ではあまり仲良くなれません、個人的に。
なお、雑談の機会を作るというところはこれまでのソシブンによって既に構築していただいていたので、こちらは今期も継続予定ですが、今期ではさらに別の確度からも組織活性化に向けてアプローチできればと考えています。
なぜ部活動なのか?社内で部活動をやるメリット
そこでひらめいたのが「社内で部活動をやってみればいいのでは?」ということです。
社内に部活動があれば、自然と共通の趣味を持った人が集まり何かを一緒に頑張り、そして楽しむ時間が作れるのではないでしょうか。
箇条書きでまとめますと、部活動には以下の効果があると私は考えています。
- 共通の趣味で気が合う人が集まる
- 業務をベースにしない会話が生まれる
- 会社の外で会う時間が自然と生まれる
- 「好きなこと」を楽しく真剣に追求する時間を共有できる
⇛仲が深まる
濃い人間関係を構築するには上記のどれも大切な要素だと感じていますが、その第一歩として退社後や休日に「会社の外で会う時間」がまずは大切だと私は考えています。
会社の外で会えば、自然と業務に関係ない会話内容になり、仲良くなるきっかけが増えやすいのではないでしょうか。
また、ただ楽しいだけでなく「真剣に頑張る体験」を共有することも同様に人の関係が深まるために大切だと考えています。なぜなら、コンクールや大会といった目標に向けて、助け合ったり、結果について喜んだり悲しんだりする体験というのは人の心を大きく動かすイベントかと思いますが、そんな時間を共に過ごした人との絆は自然と深まっていくのではないかと思うからです。
上記の理由から、今期ソシブンでは部活動制度を提案することにしました。
会社から活動を補助してもらえる!部活動制度の概要
上記の背景を含めた上で、今期ソシブンのメンバーと代表の原岡に「部活動制度」を提案したところ、「やってみたらいいんんじゃない?」と快諾してもらうことができました。
まずはやってみようの精神で新しい制度を取り入れてもらえるこの会社の風通しのよさはありがたいなと改めて感じつつ、以下に部活動制度の概要を簡単にご紹介いたします。
部活動制度の概要
- 社内で共通の趣味を持つメンバーで集い、休日等に活動を行う
- 活動時には規定上限以内での経費精算が可能
- 真剣になったり、夢中になれる体験を共有し、親睦を深めることが目的
部活動成立の条件
- 3人以上の入部希望者がいる
- 明確な活動目標がある(ただ楽しむだけでなく、何かしらの目的意識がある)
上記の通り、代表の原岡と組織文化委員会に認定された部活動は月に1回まで個人単位で活動補助を経費精算することができます。
こういった会社からの補助があれば「やってみよう!」という人が増えていきやすいかもしれませんね。
成立した部活をいくつか紹介します
ビヨンドでは既にいくつか部活動が誕生しているため、以下に紹介します。
①サウナ部
所属人数:12人
取締役の森田が納会の数時間の間に勧誘し、最速にして最大勢力となった部活動です。
一発目でいきなり部活動っぽくない部活動が誕生しました。
しかし、森田はサウナへの情熱がめちゃくちゃ高いです。
熱意で考えるともはやどの部活動よりも部活動しているかもしれません(?)
ちなみに私もサウナ好きのため、所属しています。
以下は森田がサウナについて熱波のごとく熱く語っている記事となります。
②岩盤浴部
所属人数:4名
サウナ部に後続するかのように誕生した部活動です。
岩盤浴部はサウナほどストイックな感じではなく、穏やかに汗を流したいという趣向の人たちが集っています。
(部長曰く、サウナ部に対抗して立ち上げた訳ではないそうです。笑)
また、岩盤浴部には女性も所属しているのが特徴ですね。(サウナ部も一応女性歓迎ではありますが…)
これまた部活動らしくはない部活(サークルっぽい?)ですが、申請時に部活動らしい目標を考えていただき、無事成立が認められました。
いずれにしても部を立ち上げてくれたこと自体が制度をつくった側からするととても嬉しいです。
是非岩盤浴を通して関係を深めていただきたいですね。
③ボードゲーム部
所属人数:10人
ビヨンドの事業に関係が深いゲームというコンテンツをこれでもかというほどに堪能する部活動です。
ボードゲーム好きの社員が立ち上げたこちらの部活は、ボードゲームに全く詳しくなかった社員からも「おもしろい」という声が多くあり、とても人気です。
たくさん活動してくれてありがたいですね。
④番外偏:山登り部(不成立)
代表の原岡とシステムリューション部マネージャーによって立ち上げようとしていた山登り部ですが、こちらは人数が足りず、現状部活動として認められずにいます。(設立時には入部希望者が3名必要)
大変ありがたいことに私もお声掛けいただいたことがありますが、山にいるであろう虫が怖いので丁重にお断りいたしました。。
いつか山登り好きの人が入社してくれたらいいですね。
⑤音楽部(設立予定)
こちらは私が立ち上げを企画している部活動です。
ビヨンドは何故か楽器経験者が多いため、なかなか盛り上がりそうな予感です。
社内パーティの余興担当や、社歌の制作なんかがこの部活でできたらおもしろいだろうなと企んでいます。
部活動があれば社会人でも青春できる!
部活動についてあれこれと述べてまいりましたが、結局のところ10代の学生時代にしか得られない「青春」という体験を社会人になってもやっぱり謳歌したい!というおじさんの悪あがきを実現させたいというところが一番の目的です。
まず、そもそも青春とはどういうものか?というところですが、私は青春を「あの頃はよかった…と名残惜しくなるような思い出」だと考えています。
学生生活と比較して、ついついネガティブに捉えがちな社会人生活ですが、業務と趣味に没頭しながらもいい人間関係に恵まれたとすれば、社会人でも十分青春できるのではないかと思います!
こんなことをブログという場で声を大にしていうのは若干恥ずかしいですが、部活動を通して1人でも多くの人が前向きな時間を増やせるように今後も組織文化委員会一同で試行錯誤していきます。
【まとめ】部活動制度の今後
ざっくばらんにご紹介した本制度ですが、今後は何かしらの大会に出るような部活も誕生するようになったらいいな考えています。大会で優勝等の目標があればよりいっそう部活動に熱が入りますよね。そんな部活動の風土を社内で定着させるにはまだまだたくさん課題があります。
私たちの任期は残されるところおよそ半年ですが、できる限りのことをして任期を終えたいなと考えています。
ちなみにビヨンドに興味を持ってくださった方は是非一度採用サイトもご覧ください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!