Kubernetes(K8s)設計・構築・運用サービス

ビヨンドのサービス案内

クラウドネイティブなインフラ開発

Kubernetes(K8s)は、アプリケーションのデプロイやスケーリング・管理を自動化するためのインフラ基盤を提供する、OSS(オープンソースソフトウェア)のコンテナオーケストレーション技術です。

ビヨンドでは、Kubernetes のコンテナ基盤に対応したクラウドサービスと、アプリケーションを開発・実行するための Docker を利用して、アプリケーションのデプロイやスケーリングなどの、 DevOPS・CI/CD の構成を含めたインフラ基盤の設計・構築・運用をサポートいたします。

コンテナの設計・構築・運用まで
インフラ基盤の拡張性と可用性
自動化による開発サイクルの短縮
  

Kubernetes(K8s)設計・構築・運用

◆ Kubernetes のコンテナ環境を活用するメリット ◆

Kubernetes では、ホストOS上に立ち上げた、複数のDockerホストにコンテナクラスタが構成されるため、コンテナを Kubernetes で実行する際に、同じコンテナのレプリカとして展開されます。これにより、インフラ環境のロードバランシングやオートスケーリング・スケジューリングが統合的に管理され、拡張性と可用性のあるシステム運用を実現することができます。

ビヨンドでは DevOPS・CI/CD の技術を用いて、Kubernetes 環境の設計・構築から運用までをサポートいたします。マルチクラウドに対応しているため、AWS Fargate や Amazon EKS など、様々なクラウドプラットフォームを駆使したコンテナ基盤の設計・構築・運用のサポートが可能です。

  • インフラ基盤の拡張性
    インフラ基盤の拡張性
    ホストOSのカーネルを共有するため、最小限のオーバーヘッドでビルドやデプロイを実行します。要求単位で必要なリソースを迅速に展開できるため、アプリケーションごとにサーバーを構築するよりも、コストを抑えることができます。
  • ワークフローの自動化
    ワークフローの自動化
    アプリケーションをマイクロサービス化することで、インフラとアプリケーションの垣根を超えたシステム構成を実現します。システム構成のワークフロー管理を自動化することで、よりスピーディーな開発と拡張性のあるシステムを実現できます。
  • システム運用の効率化
    システム運用の効率化
    従来のハイパーバイザー環境のように、ログやデータの管理、モニタリングの設定などを、サーバー・ゲストOSに適用することなく、アプリケーションのデプロイ・スケーリングを自動化できるため、システム運用の効率アップが期待できます。

◆ ビヨンドの Kubernetes 設計・構築・運用サービス ◆


Kubernetes のコンテナ基盤で稼働する、システム・アプリケーションの仕様や機能を定義させていただき、効果的なインフラの設計・構築・運用の技術サポートをおこないます。また、Terraform や Ansible のコード設計・構築自動化ツールを用いた、Kubernetes コンテナ基盤の設計・構築・運用にも対応しています。

    初期費用
    600,000円(税別)~

    月額費用
    60,000円(税別)~

  • インフラ要件
    ヒアリング・構成整理
  • クラウド
    ネットワーク・インフラ 設計
  • クラウド
    サービス・コンテナ 設計
  • CI/CD
    自動化 設計
  • クラウド
    サービス・コンテナ 構築
  • コードファイル 作成
  • クラウド
    インフラ 構成図 作成
  • パラメータシート 作成
  • コンテナ運用保守 / 監視
    ※ オプション

◆ Kubernetes 設計・構築・運用サービス の流れ ◆

ビヨンドの Kubernetes 設計・構築・運用 のご依頼~作業完了までは、30~60営業日のスケジュールを想定しております。コンテナ設計・構築の計画で定められるインフラ構成に沿って、アプリケーションの稼働に最適なコンテナ環境をご提供いたします。

また、Kubernetes の運用フェーズでは、日々のコンテナ運用保守・監視に必要な対応項目をセットアップします。イレギュラーなシステム障害の復旧対応など、不測の事態に備えた運用保守・監視体制により、コンテナ環境の安定稼働を目指します。

  1. コンテナ設計フェーズ

    1. コンテナ設計フェーズ
    アプリケーションの運用を想定した、適切な Kubernetes のコンポーネント選定やアプリケーション設計、ロギング・バックアップ・セキュリティの定義など、詳細なコンテナ設計をおこないます。
  2. コンテナ構築フェーズ

    2. コンテナ構築フェーズ
    コンポーネントのマニフェスト作成・Dockerファイルの作成など、設計に基づいたコンテナ構築をおこないます。その後、IaC のコードファイル・パラメーターシート・インフラ構成図の一式をご提供いたします。
  3. コンテナ運用フェーズ

    3. コンテナ運用フェーズ
    システム・アプリケーションのモニタリングや、24時間365日の運用保守 / 監視、アプリケーションのアップデートや機能追加に伴う、コンテナ環境の設定・変更・追加などの運用をサポートいたします。

※ 上記の作業内容・作業工程は一例です。システムやアプリケーションの仕様・機能・構成などの諸条件により、Kubernetes 設計・構築・運用の作業内容・工程が変動する場合があります。詳細については別途ご相談ください。

Kubernetes(K8s)設計・構築・運用に関する よくある質問

Kubernetes や Docker のコンテナ設計・構築・運用は可能ですか?

Kubernetes や Docker のコンテナ設計・構築・運用は可能ですか?

はい、ビヨンドでは Kubernetes や Docker のコンテナ環境の設計や構築・運用保守に対応しております。

以下のようなコンテナ環境の設計や構築・運用保守の実績がございます。詳細については、別途お問い合わせください。

◇ Amazon Elastic Container Service (ECS) + AWS Fargate
◇ Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) + AWS Fargate
◇ Google Kubernetes Engine(GKE)
◇ Alibaba Cloud Container Service for Kubernetes(ACK)
◇ Oracle Cloud Infrastructure Container Engine for Kubernetes(OKE)

● AWS クラウド インテグレーション
● Kubernetes(k8s)設計・構築・運用

運用保守・監視の月額費用で、ボリュームディスカウントはありますか?

運用保守・監視の月額費用で、ボリュームディスカウントはありますか?

クラウド / サーバー運用保守・監視の対象となる、サーバー台数(ホスト数)またはロール数が多い場合、ボリュームディスカウントを適応できる場合があります。

お問い合わせフォーム からご連絡の上、担当者へご相談ください。

● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 
● AWS 運用監視サービス(24時間365日)

自社 or 他社から運用保守・監視を引き継ぐ場合でも、初期費用は必要ですか?

自社 or 他社から運用保守・監視を引き継ぐ場合でも、初期費用は必要ですか?

はい、ビヨンドからの初期費用は必要です。

自社 or 他社からのサーバー環境を引き継ぐ場合でも、下記のような初期作業が伴います。

◇ 監視対象となるサーバー環境へ、ビヨンドが所有する監視サーバー(Zabbix)のエージェントのインストール
◇ 監視サーバーのアラート閾値の設定
◇ 既存のサーバー環境の設定調査

● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 
● AWS 運用監視サービス(24時間365日)

CI/CD・DevOPS のパイプライン設計・構築は可能ですか?

CI/CD・DevOPS のパイプライン設計・構築は可能ですか?

はい、Jenkins や CircleCI・Ansible・Terraform などのツールを使用した、CI/CD・DevOPS のパイプラインの設計・構築・技術サポートもお受けしております。

● AWS クラウド インテグレーション
● Kubernetes(k8s)設計・構築・運用

サーバーデータ移行の作業工程を教えてください

サーバーデータ移行の作業工程を教えてください

現行のサーバーからクラウドへの移行の際に、新しく導入するクラウド / サーバーの選定や、ボトルネック部分やデータ移行時のリスクをしっかり洗い出し、データベースやコンテンツのデータ同期方法・システムの停止時間・DNS切替作業・動作確認までの作業工程・スケジュールを確定します。

サーバーデータ移行の作業工程(一例)
ビヨンドの作業 1. ヒアリング・定義
2. 現サーバー環境の調査 ※ 現サーバーへの接続情報が必要です
3. データ移行のスケジュール調整
4. データ移行先の新サーバー環境の設計・構築(マシンセットアップ・OS / ミドルウェア インストール など)
5. 現サーバーから新サーバーへのデータ移行 1回目(フルデータのインポート)
6. サービス・システムの動作確認(1回目)
7. 現サーバーから新サーバーへのデータ移行 2回目(差分データのインポート) ※ システム停止のメンテナンスが伴います
8. サービス・システムの動作確認(2回目)
9. DNSサーバーのレコード切り替え・向き先変更 ※ もしくはお客様にて実施
10. 新サーバーのパラメータシートの作成
お客様の作業 1. データ移行のスケジュール調整
2. 新サーバーのお申し込み
3. 現サービスやシステムのプログラム改修・バージョンアップ作業 ※ 必要に応じてご対応をお願いいたします
4. メンテナンスページ作成 ※ システム停止が伴うため、必要に応じてご準備をお願いいたします
5. DNSサーバーのレコード切り替え・向き先変更 ※ もしくはビヨンドにて実施
6. サービス・システムの動作確認
7. 現サーバーの撤去・ご解約

※ 上記のサーバー移行・マイグレーションの作業工程は一例です。お客様のシステム環境により、サーバー移行の方法が変わりますので、お客様のご要望に応じた方法で対応いたします。
※ 本サービスは、別途 サーバーデータ移行の作業料金が必要となります。詳細は以下よりご確認ください。

● クラウド / サーバー移行・マイグレーション

対応可能なクラウド / サーバーのラインナップを教えてください

対応可能なクラウド / サーバーのラインナップを教えてください

AWS や Google Cloud(GCP)・Microsoft Azure・Oracle Cloud(OCI)・IDCF Cloud など、クラウド / サーバーのプラットフォームを問わず、お客様のニーズに応じて、最適なクラウド / サーバー環境をご提供いたします。マルチクラウド構成による構築・運用もお任せください。

対応可能なクラウド / サーバーの詳細は以下よりご確認ください。

● クラウドパートナー・クラウド対応 一覧
● サイバーセキュリティ 対応一覧

クラウド / サーバー運用保守・監視のセキュリティ体制を教えてください

クラウド / サーバー運用保守・監視のセキュリティ体制を教えてください

第三者認証の国際規格である「ISMS(ISO/IEC 27001:2013) 」の情報セキュリティ基本方針に基づいた、クラウド / サーバー運用保守・監視の対応をおこなっております。

◇ 情報セキュリティマネジメントシステム
第三者認証の国際規格「ISMS(ISO/IEC 27001:2013)」認証を取得

◇ 運用保守・監視の拠点
大阪・四国・カナダの3拠点で対応

◇ 運用保守・監視の社内ネットワーク環境
運用保守・監視業務用の専用ネットワーク回線および固定IPアドレスから接続
全社員のPC端末はアンチウイルスソフトをインストール済み

◇ 運用保守・監視の業務体制
3交代制(夜間時間帯・土日祝も含む)

◇  OS / ミドルウェアの脆弱性への対応
JPCERT/CC が提供する、OS / ミドルウェアの脆弱性情報の収集および展開

◇ 執務室への入室
関係者以外は入室不可(セキュリティカード認証による入退室管理)

● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 

既存サーバーからのサーバーデータの移行作業をお願いできますか?

既存サーバーからのサーバーデータの移行作業をお願いできますか?

はい、オンプレミスや物理サーバー・レガシーなシステム環境から、クラウド環境へのサーバーデータの移行作業をお受けしております。

また、新しいクラウド環境へのデータ移行作業だけでなく、データベースのデータが問題なく反映されているかどうか、サービスやコンテンツの動作に問題がないかどうか、しっかりとチェックをおこないます。

※ なお、サーバーデータの移行作業には、別途サーバーデータの移行作業料金が必要となります。

● クラウド / サーバー移行・マイグレーション

運用保守 / 監視のモニタリングツールを教えてください

運用保守 / 監視のモニタリングツールを教えてください

クラウド・サーバーの運用保守 / 監視で利用するモニタリングツールは、ビヨンドが所有する 「Zabbix」の監視サーバーを標準で利用いたしますので、お客様でZabbix用のサーバー環境を、追加で用意する必要はありません。

※ お客様のご要望にあわせて「Amazon CloudWatch」もご利用いただけます。

● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 
● 北米クラウド / サーバー構築・運用保守

ビヨンドが提供するサービスは、どのような用途に適していますか?

ビヨンドが提供するサービスは、どのような用途に適していますか?

ゲームやアプリ・ECサイト・メディアサイト・デジタルコンテンツなどのWebサービスで、特に「スピード」と「柔軟性」が求められ、売上に直結するサービスを運営している企業様や、コンテンツ開発と運営に集中したい企業様、そもそもサーバー管理者が不在などのケースに当てはまる企業様が適しているかと思われます。

また、そういった課題を抱える企業様が、ビヨンドのようなクラウド / サーバーの構築、運用保守 / 監視に特化した、MSP(マネージドサービスプロバイダー)へアウトソースされるケースが多い傾向にあります。

● クラウド / サーバー設計・構築
● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 
● AWS クラウド インテグレーション
● AWS 運用監視サービス(24時間365日)
● クラウド / サーバー移行・マイグレーション
● 北米クラウド / サーバー構築・運用保守

大規模なインフラの構築・運用にも対応していますか?

大規模なインフラの構築・運用にも対応していますか?

はい、大規模なWebサービス・システムの用途で利用される、インフラ環境の構築、運用保守 / 監視を得意としております。

何十台・何百台以上のサーバー台数(ホスト台数)が伴う、インフラ環境の設計や構築、24時間365日の運用保守 / 監視に対応しています。もちろん、最小構成のサーバー台数である場合は、1台のサーバーからでもお受けしております。

● クラウド / サーバー設計・構築
● クラウド / サーバー運用保守・監視(24時間365日)
● クラウド / サーバー運用監視サービス(24時間365日) 
● AWS クラウド インテグレーション
● AWS 運用監視サービス(24時間365日)
● クラウド / サーバー移行・マイグレーション
● 北米クラウド / サーバー構築・運用保守

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