CPUの負荷確認に必須で使うtopコマンドでソート順を変えよう!

インフラエンジニアの伊藤です。

CPUの負荷が高いときにtopコマンドはよく使いますよね。
ボケーっと見てるとCPUの高いプロセスが一番上に来ます。

といっても、場合によってはプロセスの並び順をCPU以外にしたいときもあります。

今回は、topコマンドでソートの順番を変える方法です!

※topコマンドの使い方をおさらいしたい方はコチラ

ソート順番を変える手順

並び替えの種類

今回ご紹介する並び替えの方法は3種類です。

shiftキー+m
shiftキー+p
shiftキー+o

shiftキーを使う

sfiftキーと「m」か「p」と組み合わせることで並び替えをすることが出来ます。

shift+m メモリ使用率順にソート
shift+p CPU使用率順にソート(デフォルト)

こんな感じになります

・shift+m
shift-m_

・shift+p(デフォルト)
shift-p_

更に細かくソートしたい場合

もちろんメモリやCPU以外にもソートしたい項目は出てくるでしょう。
そんなときは「shift+o(オー)」です。

こんな画面になります。

k

この画面にて、ソートしたい項目のアルファベットを選択してEnterキーを押すだけ。簡単!

デフォルトではCPU使用率順になっているので、「K」のところが選択されています。(アスタリスクがついているところ)
では、PIDごとにしてみます。

「a」を打つと、PIDが選択され、小文字の「a」が大文字の「A」に変更されていることがわかると思います。

a_

これでEnterを押下すると。。。

sort-pid_

PIDごとに並び替え出来ました!
実際に使われることが多いのはRES(q)とかStatus(w)とかですかね。

おまけ

ちなみに、topコマンドで「f」を押すと、shift+oのような画面で、更に必要なフィールドを増やすことが可能です!

f

SWAPの容量を出してみました。

swap_

サーバに何かあったときに真っ先に使うといってもいいコマンドであるtop。
CPU以外にも気になるときはこの記事を思い出して頂けると幸いです!

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