【23卒】バーチャル面接はエンジニア採用と相性が良い
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ついに親知らずを抜くことになった広報・採用担当の藤沢です。
2022年3月、23卒採用の「バーチャル面接」なるものを実施いたしました。
学歴・年齢・性別は不問、アバター同士で会話をするという面接です。
詳細は以前書いたブログに書いていますので、気になる方は読んでいただけると嬉しいです。
今回は、実際バーチャル面接をやってみての 気づき について書いていきます。
アバターのクオリティで印象がだいぶ変わる
まずこのバーチャル面接の醍醐味は、アバター同士で会話をするところです。
ビヨンド側は「beyondちゃん」という金髪ショートカットのアバターを準備し、学生さん側にも自由にアバターを準備していただきました。
やはり人によって髪型・目の色・服装・背景・ボイスチェンジャーの有無など、すべてが違っており、アバター作成ツールも人それぞれでした。
このバーチャル面接のためだけにアバターの準備をしてきてくれた方がほとんどだったので、その時点で非常にありがたかったのですが、中でもアバターと背景画像にちゃんと意味が込められていたり、アバター作成のために1からツールの勉強をしてきてくれたりと、準備に多くの時間をかけてくれた方には、とても良い印象を持ちました。
アバターをちゃんと準備してきてくれた方は、このバーチャル面接をちゃんと楽しんで挑もうとしてくれた方だと思います。なのでアバターのクオリティは、その人の創意工夫とビヨンドへの志望度を評価するのに基準となりました。
今までどんな勉強をしてきたか、フィルター無しで聞ける
今までは、その人がどんなことを勉強してきたか学校・学部・学科を見て深掘りしていたのですが、今回のバーチャル面接はアバターとニックネームしか情報がないので、何のフィルターもなくその人の勉強してきたことを聞くことができました。これは学歴不問採用において、1番大事な要素だと思います。
実際バーチャル面接を通過された方には、最終面接前に履歴書を提出いただき初めて本名や学校を知ったので、バーチャル面接で話した情報だけで選考をできたのが、今回の成功に繋がったのだと思います。
面接官も学生さんもリラックスして会話ができた
「普通の面接よりもリラックスして話ができました」という声を数名からいただき、アバター同士で会話することは面接において非常に相性が良いのだとわかりました。
しっかりスーツを着てオンライン通話で自分のことをPRするというのは、結構難易度が高いことなんだと思います。ですが、アバター同士での会話はオンラインでしか成立しないですし、顔も名前も年齢も性別も学歴も晒さないことで、ありのままの自分をさらけ出せることもあるんだなと感じました。
実際、私がbeyondちゃんを担当した回も、最初はちょっと緊張しましたが、15分くらい経つと普通に会話できていました。相手がアバターでも違和感がなくなってきますし、バーチャル面接の「ゾーン」に入ったあとは、普段よりも饒舌になっていた気がします。
今まで「学歴はあまり重視していない」と言いながら
今までビヨンドはあまり学歴重視の選考はしていませんでしたよ、という風に前のブログでは書いていたのですが、実際社内でバーチャル面接の選考をしようとなったとき、この人は文系か理系か、男性か女性か、などパーソナルな情報を探るような場面もありました。(探っても正解はわからないのですが)
その時のことを思い返してみて初めて「あ、学歴とか性別とか気にしてたんだ」と気づきました。
もちろんその人がどんな勉強をしてきたか、どれだけ勉強してきたかを判断する要素として、学歴は必要な情報ではあるのですが、そこはあまり重視していないと思い込んでいたので、今回のバーチャル面接によって無意識にフィルターをかけてしまっていたのだと思い知らされたのでした。
エントリーしてくれた方が優秀な方ばかりだった
バーチャル面接で1番良かったと思うことは「優秀な方ばかりにエントリーしていただけた」という点です。
正直、ひやかしみたいな人も出てくるのではないかと思っていたのですが、そんな人は一人もおらず、しっかりエントリーシートを提出してくれて、アバターを準備して、面接の会話もしっかりできる方しかいなかったです。
こんなに優秀な方ばかりなのであれば、中途採用でもやってみるのもアリかも、と社内で検討しているくらいです。
とにかく今回のバーチャル面接は大成功に終わったと言っても過言ではないです。
バーチャル面接はエンジニア採用と相性が良い
ということで以上、「バーチャル面接をやってみて気づいたこと」まとめでした。
今回の件もテレビ、新聞、Webメディアなど様々なメディアに取り上げていただき、良い学生さんに出会うことができました。
改めて、バーチャル面接という奇抜な選考を受けてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
これからもビヨンドは新しい採用手法に取り組んでいきますので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
それでは、広報・採用担当の藤沢でした。